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公開番号
2024055807
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-04-18
出願番号
2023171602
出願日
2023-10-02
発明の名称
鉢植え用キット
出願人
長煬科技有限公司
代理人
アクシス国際弁理士法人
主分類
A01G
9/02 20180101AFI20240411BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】二つ又は二つ以上の植栽鉢を重ね合わせる場合に、複数の前記植栽鉢を重ね合わせる強度を向上することができる、鉢植え用キットを提供する。
【解決手段】鉢植え用キットは、第一植栽鉢、第二植栽鉢、及び少なくとも一つの係合具を有しており、前記第一植栽鉢は、少なくとも一つの第一係合部を有し、前記第一係合部は、前記第一植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における底部部分に位置し、前記第二植栽鉢は、少なくとも一つの第二係合部を有し、前記第二係合部は、前記第二植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における先端部分に位置し、前記第一植栽鉢と共に前記第二植栽鉢に重ね合わせられた場合には、前記係合具が前記第一植栽鉢における第一係合部と前記第二植栽鉢における第二係合部とを結合していることにより、前記植栽鉢らを重ね合わせる時に重ね合わせ強度を強めることができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つの第一係合部を含み、前記第一係合部が前記第一植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における底部部分に位置する、第一植栽鉢、
少なくとも一つの第二係合部を含み、前記第二係合部が前記第二植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における先端部分に位置する、第二植栽鉢、及び
前記第一植栽鉢が前記第二植栽鉢に重ね合わせられた場合には、前記第一植栽鉢における第一係合部と前記第二植栽鉢における第二係合部との両方を結合している、少なくとも一つの係合具を含む、ことを特徴とする鉢植え用キット。
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【請求項2】
前記第一植栽鉢は、前記第一係合部に溝口が上方に向かう上方結合溝を有し、
前記第二植栽鉢は、前記第二係合部に溝口が下方に向かう下方結合溝を有し、
前記係合具は、対になる囲いを有しており、前記第一係合部と前記第二係合部に結合する場合に、前記対になる囲いの一つが前記上方結合溝に位置する一方、前記囲いにおける他方の前記下方結合溝に位置する、ことを特徴とする請求項1に記載の鉢植え用キット。
【請求項3】
前記係合具は、結合穴を有しており、
前記対になる囲いは、それぞれ、前記結合穴における穴壁の二つ対向する位置より突出しており、
前記係合具が前記第一係合部と前記第二係合部に結合された場合には、前記第一係合部と前記第二係合部との両者が前記結合穴に位置している、ことを特徴とする請求項2に記載の鉢植え用キット。
【請求項4】
前記係合具は、二つの受容溝を有しており、
前記二つの受容溝は、前記結合穴の穴壁より凹んだものであり、各前記受容溝は、それぞれ、前記対になる囲い下方に位置しており、
前記結合穴における前記対になる囲い間の最大距離が前記結合穴の穴径よりも小さい、ことを特徴とする請求項3に記載の鉢植え用キット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉢植えの植物に関し、特に、鉢植え用キットに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
植栽鉢は、鉢植え用媒体(例えばスポンジや土壌など)を内部に置いて植栽物を植栽媒体に植えることがよく知られている。従来の植栽鉢は、その構成によって多くても一種類又は単一だけの植栽物を植えるようにしか提供できず、植えた植栽物が少なくなり、鉢植えによる美しさに変化が多彩になされ難しい。また、従来の植栽鉢は、底部に排水口が設けられていることから、植栽鉢の底部に溜まった水が多すぎ、植栽物に根腐れが招致されてしまうのを避けることができるものの、排水口から排出された水も失ってしまうことから、鉢植えをする従業者は、常に植栽鉢毎に水をやることが必要になり、時間がかかるし水資源も無駄になる。鉢植えをする従業者は、植栽鉢の底部において、水を溜める皿を置いて排水口より排出された水を溜めることがあるが、水を溜める皿により溜められてきた水を、前記植栽鉢における植栽媒体に吸收されるように供することが依然としてできず、逆に、蚊や虫を生ませやすいことになってしまう。
【0003】
従来の植栽鉢により、一種類又は単一だけの植栽物を植えるようにしか提供できず、水が直接的に排水口から排出され易く、植栽物に効果よく供されなく、必要に応じて植栽鉢に水をやる頻度が高くなるなどの問題を解決するために、以下の特許に基づく技術がなされる。
【0004】
我が国に公開番号が第M528588号であって発明名称が「根に水を灌ぐ植栽鉢」である実用新案に、本体と少なくとも一つの受容部を含み、前記本体は、底面、側壁、複数の排水手段、溢流手段及び支持手段を有し、前記少なくとも一つの受容部は、前記側壁の外側に設けられると共に前記側壁の外部へ突出することが開示されている。ただし、前記溢流手段は、前記底面の中央に設けられ、少なくとも一つの突出リブ及び少なくとも一つの溢流穴を含み、複数の前記突出リブは、前記底面の上方と下方より突出しており、前記支持手段は、接続部及び少なくとも一つの結合部を含み、前記接続部は、複数の前記結合件と前記溢流手段における突出リブとを結合することにより、複数の前記受容部分を、上層に位置している根に水を灌ぐ植栽鉢における排水手段の直下に置くことが確保され得る。しかしながら、依然として以下の欠点が存在している。
【0005】
1、前記支持手段に基づく位置付けにより、重ね合わせられる植栽鉢を支持することができるものの、前記本体中心に位置する支持手段だけにより接続されていることから、この接続箇所に、接触している面積が小さくなり、支持力も不十分になる。従って、植栽鉢は、重ね合わせられる状態に、十分な安定性を維持することができず、大き過ぎる外部からの力を受けられている場合(例えば、風が強い場合)に、前記支持手段が前記些植栽鉢の本体に対して激しく揺れやすく、ひいては、それにより前記支持手段が破壊されてしまう。
【0006】
2、また、植栽鉢に水をやった後には、植栽媒体に止めて吸収されてきた水量が限られる。底面にうねうねの設計を有すると、水を前記本体に溜める時間を延ばすことが可能である。しかしながら、成長が異なる状態にある植栽物によって、その根が、必ず、時間を延ばして溜められてきた水を吸収するように、前記本体の底面まで伸びることができるわけではない。
【0007】
3、受容部に位置する植栽物を取りやすいという目的を図るために、植栽用籠を用いて前記少なくとも一つの受容部に当接して固定することにより、植栽用籠が倒れた現象を避けることができる。しかしながら、植栽物が勢いよく伸びている場合に、植栽用籠を前記受容部から取り除くことが必要となるが、植栽物の根が前記受容部を這い登っていることにより、植栽物を取り出す際に根が折って破壊されてしまうことが易い。
【0008】
4、二つ以上の植栽鉢が重ね合わせられている場合には、植栽鉢の一つを取り外したり洗浄したりしようとすると、最先端に位置する植栽鉢から順次に、対応する前記支持手段による接続を順次に解除しなければ、そのうちの植栽鉢の一つを円滑に取り外すことができず、不便のみならず、時間も工夫もかかる。
【0009】
要するに、上記の記載からみればわかるように、従来の植栽鉢に係る設計は、まだ完璧なものでなく、改良すべきところも存在している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、このことに鑑み、二つ又は二つ以上の植栽鉢を重ね合わせる場合に、複数の前記植栽鉢を重ね合わせる強度を向上することができる、鉢植え用キットを提供する、ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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