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公開番号2024025256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022128560
出願日2022-08-11
発明の名称弁装置
出願人株式会社ミクニ
代理人個人
主分類F16K 15/16 20060101AFI20240216BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】弁装置を提供する。
【解決手段】流体を通す上流側通路41a及び下流側通路22a,上流側通路と下流側通路の間に介在する弁収容室h1,及び上流側通路の下流端に位置する開口部41bを画定するハウジングHと、弁収容室に配置され,弾性変形可能な片持ち状の支持部32及び支持部の自由端側において開口部を開閉する平板状の弁部31を有する片持ち状弁体30を備えた弁装置において、下流側通路22aは、弁部31が全開した状態において弁部の平面31a,31bに沿う方向に伸長するように形成されている。
【選択図】図12

特許請求の範囲【請求項1】
流体を通す上流側通路及び下流側通路,前記上流側通路と前記下流側通路の間に介在する弁収容室,及び前記上流側通路の下流端に位置する開口部を画定するハウジングと、
前記弁収容室に配置され,弾性変形可能な片持ち状の支持部及び前記支持部の自由端側において前記開口部を開閉する平板状の弁部を有する片持ち状弁体と、を備え、
前記下流側通路は、前記弁部が全開した状態において、前記弁部の平面に沿う方向に伸長するように形成されている、
ことを特徴とする弁装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記開口部は、円形状に形成され、
前記弁部は、円板状に形成され、
前記支持部は、前記弁部から延出する領域が長尺な板状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
【請求項3】
前記ハウジングは、第1軸線上において伸長するように前記上流側通路を画定する円筒部と、前記第1軸線に対して傾斜した第2軸線を中心とすると共に前記第2軸線上において伸長するように前記下流側通路を画定するパイプ部と、前記片持ち状弁体の固定側を収容するべく前記円筒部から径方向に突出して前記弁収容室の一部を画定する突出部を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の弁装置。
【請求項4】
前記弁部は、前記開口部に対向する前面と、前記前面と反対側の背面を含み、
前記ハウジングは、前記弁部が全開した状態において、前記背面側に流れ込んだ流体を前記下流側通路に案内する案内壁を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の弁装置。
【請求項5】
前記案内壁は、前記弁部が全開した状態において、前記弁部の平面に沿う方向に伸長するように形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の弁装置。
【請求項6】
前記パイプ部と前記突出部とは、前記第1軸線周りの周方向において、180度離れて配置されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の弁装置。
【請求項7】
前記ハウジングは、前記弁部が全開した状態において、前記弁部の移動を規制する全開ストッパ部を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の弁装置。
【請求項8】
前記弁部を閉弁させる向きに駆動力を及ぼすソレノイドを含み、
前記片持ち状弁体は、磁性材料により形成された前記弁部と、バネ材料により形成された前記支持部を含む、
ことを特徴とする請求項1ないし7いずれか一つに記載の弁装置。
【請求項9】
前記ハウジングは、前記上流側通路を画定するハウジング本体と、前記下流側通路を画定すると共に前記ハウジング本体に結合されるハウジングカバーを含み、
前記ハウジング本体は、前記円筒部と、前記突出部を部分的に画定する突出収容部を有し、
前記ハウジングカバーは、前記パイプ部と、前記突出部を部分的に画定すると共に前記突出収容部を覆う突出カバー部を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載の弁装置。
【請求項10】
前記弁部は、前記開口部に対向する前面と、前記前面と反対側の背面を含み、
前記ハウジングカバーは、前記弁部が全開した状態において、前記背面側に流れ込んだ流体を前記下流側通路に案内する案内壁を含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の弁装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体の通路を開閉する弁装置に関し、特に、片持ちバネの自由端側に位置する平板状の弁部を有する片持ち状弁体(リードバルブとも称す)により通路を開閉する弁装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の弁装置としては、流体を通す上流側通路及び下流側通路、上流側通路と下流側通路の間に介在する弁収容室、上流側通路の下流端に位置する開口部(弁口)、弁収容室に配置されて自由端側の弁部が開口部を開閉するように配置された片持ち状弁体、片持ち状弁体の弁部が閉弁する向きに駆動力を及ぼすソレノイド等を備えた電磁弁が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
【0003】
上記電磁弁においては、上流側通路及び下流側通路は同一の直線上に並ぶように配列されており、片持ち状弁体の弁部は、開弁状態において、上流側通路及び下流側通路の中領域を占有している。したがって、上流側通路から流れ込んだ流体は、平板状の弁部に正面から衝突し、その後、弁部を回避するように弁部の背面側に周り込んだ後に下流側通路に流れ出る。すなわち、流体は、弁部の前面に衝突した後に背面側に周り込んで、全体の流れとして弁部の面と交差するように流れるため、背面からの流れの剥離や淀み等を生じ、流体の圧力損失が大きくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-12515号公報
特許第5772343号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、流体が片持ち状弁体の周りにおいてスムーズに流れるようにして、流体の圧力損失の低減を図れる弁装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の弁装置は、流体を通す上流側通路及び下流側通路,上流側通路と下流側通路の間に介在する弁収容室,及び上流側通路の下流端に位置する開口部を画定するハウジングと、弁収容室に配置され,弾性変形可能な片持ち状の支持部及び支持部の自由端側において開口部を開閉する平板状の弁部を有する片持ち状弁体と、を備え、下流側通路は、弁部が全開した状態において、弁部の平面に沿う方向に伸長するように形成されている、構成となっている。
【0007】
上記弁装置において、開口部は円形状に形成され、弁部は円板状に形成され、支持部は弁部から延出する領域が長尺な板状に形成されている、構成を採用してもよい。
【0008】
上記弁装置において、ハウジングは、第1軸線上において伸長するように上流側通路を画定する円筒部と、第1軸線に対して傾斜した第2軸線を中心とすると共に第2軸線上において伸長するように下流側通路を画定するパイプ部と、片持ち状弁体の固定側を収容するべく円筒部から径方向に突出して弁収容室の一部を画定する突出部を含む、構成を採用してもよい。
【0009】
上記弁装置において、弁部は、開口部に対向する前面と、前面と反対側の背面を含み、ハウジングは、弁部が全開した状態において、背面側に流れ込んだ流体を下流側通路に案内する案内壁を含む、構成を採用してもよい。
【0010】
上記弁装置において、弁部は、開口部に対向する前面と、前面と反対側の背面を含み、ハウジングは、弁部が全開した状態において、背面側に流れ込んだ流体を下流側通路に案内する案内壁を含み、案内壁は、弁部が全開した状態において、弁部の平面に沿う方向に伸長するように形成されている、構成を採用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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