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公開番号2024044444
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149954
出願日2022-09-21
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 34/64 20060101AFI20240326BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業車両の進行方向を後進から前進に切替えた場合に、エンジンの再起動を要しない刈取作業効率の高い作業車両を提供する。
【解決手段】エンジン(E)と作業機(4)の伝動経路に作業用クラッチ(46)を設け、作業車両が後進している場合には、作業用クラッチ(46)の接続を解除して、作業機(4)の刈刃(48)の回動を停止し、作業車両が後進から前進に切替えられた場合には、作業用クラッチ(46)を接続して、作業機(4)の刈刃(48)を回動させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
機体フレーム(1)の下側に、左右一対の前輪(2)と、左右一対の後輪(3)と、雑草を刈取る作業機(4)を設け、前記機体フレーム(1)の上側に、エンジン(E)を格納するボンネット(5)と、作業者が搭乗する操縦部(6)を設け、該操縦部(6)の後方下側に、前記作業機(4)で刈取られた雑草を集草する集草容器(8)を設けた作業車両において、
前記エンジン(E)と作業機(4)の伝動経路に作業用クラッチ(46)を設け、
前記作業車両が後進している場合には、前記作業用クラッチ(46)の接続を解除して、前記作業機(4)の刈刃(48)の回動を停止し、
前記作業車両が後進から前進に切替えられた場合には、前記作業用クラッチ(46)を接続して、前記作業機(4)の刈刃(48)を回動させることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記操縦部(6)の操縦席(10)の前側に、ステアリングホイール(11)を支持するステアリングコラム(12)を設け、該ステアリングコラム(12)の上部にパネルダッシュ(13)を形成し、該パネルダッシュ(13)に、前記作業用クラッチ(46)の接続の解除を規制する第1スイッチ(21)を設け、
前記作業車両が後進している場合に、前記第1スイッチ(21)が入力された場合には、前記作業用クラッチ(46)を接続して、前記作業機(4)の刈刃(48)を回動させる請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記パネルダッシュ(13)に、前記エンジン(E)を再起動させる第2スイッチ(22)を設け、
該第2スイッチ(22)が入力された場合には、前記第1スイッチ(21)の入力を解除して作業用クラッチ(46)の接続を解除する請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
前記パネルダッシュ(13)に、前記作業用クラッチ(46)の接続と接続解除を切替える第3スイッチ(23)を設け、
該第3スイッチ(23)によって前記作業用クラッチ(46)が接続解除に切替えられている場合には、前記第1スイッチ(21)が入力を解除して作業用クラッチ(46)の接続を解除する請求項2記載の作業車両。
【請求項5】
前記操縦部(6)のフロア(18)におけるステアリングコラム(12)の右側に、前記作業車両を前進させる第1アクセルペダル(31)と、前記作業車両を後進させる第2アクセルペダル(32)を設け、
前記第1アクセルペダル(31)が踏込まれた場合と、前記第1アクセルペダル(31)と第2アクセルペダル(32)が共に踏込まれない場合には、前記第1スイッチ(21)が入力を解除して作業用クラッチ(46)の接続を解除する請求項2記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、公園等を走行させて園内に植立する芝等の刈取りを行う作業機を備える作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
作業車両の前進時には、エンジンの出力回転を作業機に伝動して作業機の刈刃を回動させて刈取作業を行い、作業車両の後進時に、エンジンと作業機の伝動経路に設けられた作業用クラッチの接続解除ができない場合には、エンジンを停止して作業機の刈刃の回動を停止する技術が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-96558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の手段では、作業車両を再び前進させる場合には、エンジンを再び起動する必要があることから刈取作業効率が低下する恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明の主たる課題は、作業車両の進行方向を後進から前進に切替えた場合に、エンジンの再起動を要しない刈取作業効率の高い作業車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の下側に、左右一対の前輪(2)と、左右一対の後輪(3)と、雑草を刈取る作業機(4)を設け、前記機体フレーム(1)の上側に、エンジン(E)を格納するボンネット(5)と、作業者が搭乗する操縦部(6)を設け、該操縦部(6)の後方下側に、前記作業機(4)で刈取られた雑草を集草する集草容器(8)を設けた作業車両において、
前記エンジン(E)と作業機(4)の伝動経路に作業用クラッチ(46)を設け、前記作業車両が後進している場合には、前記作業用クラッチ(46)の接続を解除して、前記作業機(4)の刈刃(48)の回動を停止し、前記作業車両が後進から前進に切替えられた場合には、前記作業用クラッチ(46)を接続して、前記作業機(4)の刈刃(48)を回動させることを特徴とする作業車両である。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記操縦部(6)の操縦席(10)の前側に、ステアリングホイール(11)を支持するステアリングコラム(12)を設け、該ステアリングコラム(12)の上部にパネルダッシュ(13)を形成し、該パネルダッシュ(13)に、前記作業用クラッチ(46)の接続の解除を規制する第1スイッチ(21)を設け、前記作業車両が後進している場合に、前記第1スイッチ(21)が入力された場合には、前記作業用クラッチ(46)を接続して、前記作業機(4)の刈刃(48)を回動させる請求項1記載の作業車両である。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記パネルダッシュ(13)に、前記エンジン(E)を再起動させる第2スイッチ(22)を設け、該第2スイッチ(22)が入力された場合には、前記第1スイッチ(21)の入力を解除して作業用クラッチ(46)の接続を解除する請求項2記載の作業車両である。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記パネルダッシュ(13)に、前記作業用クラッチ(46)の接続と接続解除を切替える第3スイッチ(23)を設け、該第3スイッチ(23)によって前記作業用クラッチ(46)が接続解除に切替えられている場合には、前記第1スイッチ(21)が入力を解除して作業用クラッチ(46)の接続を解除する請求項2記載の作業車両である。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記操縦部(6)のフロア(18)におけるステアリングコラム(12)の右側に、前記作業車両を前進させる第1アクセルペダル(31)と、前記作業車両を後進させる第2アクセルペダル(32)を設け、前記第1アクセルペダル(31)が踏込まれた場合と、前記第1アクセルペダル(31)と第2アクセルペダル(32)が共に踏込まれない場合には、前記第1スイッチ(21)が入力を解除して作業用クラッチ(46)の接続を解除する請求項2記載の作業車両である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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