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公開番号2024045847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022150885
出願日2022-09-22
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01D 41/12 20060101AFI20240327BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】電装部品を冷却して電装部品の誤作動を防止することができるコンバインを提案する。
【解決手段】操縦部(5)のキャビン(20)の上壁に、キャビン(20)内に冷却空気を送風する空調装置(21)を設け、操縦部(5)に、電装部品(18)を内装した電装ボックス(19)を設け、空調装置(21)と電装ボックス(19)を第1配管(25)で接続し、第1配管(25)の上流部に開閉バルブ(26)を設け、空調装置(21)の駆動時に、電装部品(18)の温度が予め設定した設定温度以上になった場合には、開閉バルブ(26)を開放にして、空調装置(21)から電装ボックス(19)に向けて冷却空気を送風し、電装部品(18)の温度が設定温度未満になった場合には、開閉バルブ(26)を閉塞して、空調装置(21)から電装ボックス(19)への冷却空気の送風を停止する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
機体フレーム(1)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設け、前記刈取前処理装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設けたコンバインにおいて、
前記操縦部(5)のキャビン(20)の上壁に、該キャビン(20)内に冷却空気を送風する空調装置(21)を設け、
前記操縦部(5)に、電装部品(18)を内装した電装ボックス(19)を設け、
前記空調装置(21)と電装ボックス(19)を第1配管(25)で接続し、該第1配管(25)の上流部に開閉バルブ(26)を設け、
前記空調装置(21)の駆動時に、前記電装部品(18)の温度が予め設定した設定温度以上になった場合には、前記開閉バルブ(26)を開放にして、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)に向けて冷却空気を送風し、前記電装部品(18)の温度が設定温度未満になった場合には、前記開閉バルブ(26)を閉塞して、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)への冷却空気の送風を停止することを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記空調装置(21)の停止時に、前記電装部品(18)の温度が設定温度以上になった場合には、前記空調装置(21)の駆動した後に、前記開閉バルブ(26)を開放にして、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)に向けて冷却空気を送風し、前記電装部品(18)の温度が設定温度未満になった場合には、前記開閉バルブ(26)を閉塞した後に、前記空調装置(21)を停止して、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)への冷却空気の送風を停止する請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記電装部品(18)の下部に冷却フィン(18A)を装着した請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記操縦部(5)の操縦席(10)の後側に、前記電装ボックス(19)を配置した請求項3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記操縦部(5)のフロントパネル(11)の下側に、前記電装ボックス(19)を配置した請求項3記載のコンバイン。
【請求項6】
機体フレーム(1)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設け、前記刈取前処理装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の下側にエンジンルーム(6)を設けたコンバインにおいて、
該エンジンルーム(6)に内装されたエンジン(E)とエンジンルームカバー(40)の間に、該エンジン(E)を冷却する水を冷却するラジエータ(41)を設け、前記エンジン(E)とラジエータ(41)の間に、前記エンジンルームカバー(40)の外側の空気を吸引するファン(42)を設け、
前記エンジンルーム(6)におけるエンジン(E)の上方左側に、電装部品(18)を内装した電装ボックス(19)を設けたことを特徴とするコンバイン。
【請求項7】
前記ラジエータ(41)とエンジンルームカバー(40)の間に、前記電装部品(18)を冷却する水を冷却する冷却タンク(45)を設け、
前記電装部品(18)の下部に、冷却フィン(18A)と、該冷却フィン(18A)を水密に覆うフィンカバー(46)を装着し、
前記冷却タンク(45)とフィンカバー(46)を第2配管(47)で接続し、該第2配管(47)の上流部にポンプ(48)を設け、
前記電装部品(18)の温度が予め設定した設定温度以上になった場合には、前記ポンプ(48)を駆動して、前記冷却タンク(45)からフィンカバー(46)に向けて冷却された水を循環し、前記電装部品(18)の温度が設定温度未満になった場合には、前記ポンプ(48)を停止して、前記冷却タンク(45)からフィンカバー(46)への冷却水の循環を停止する請求項6記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインの電装部品を内装する電装ボックスに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
コンバインのフロントパネルの下側に形成された空間に、左右方向に延在する支軸に開閉自在に支持された電装プレートを介して電装部品を配置する技術が知られている。(特許文献1)
【0003】
また、コンバインのエンジンルームにおけるエンジンの上側に形成された空間に、矩形状のプレートを介してエンジン制御ユニット等の電装部品を配置する技術が知られている。(特許文献2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-127659号公報
特開2021-166485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1,2の技術においては、コンバインの使用時に、電装部品が加熱して誤作動を引き起こす恐れがあった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、電装部品を冷却して電装部品の誤作動を防止することができるコンバインを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の前側に刈取前処理装置(3)を設け、該刈取前処理装置(3)の後方左側に脱穀装置(4)を設け、前記刈取前処理装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設けたコンバインにおいて、
前記操縦部(5)のキャビン(20)の上壁に、該キャビン(20)内に冷却空気を送風する空調装置(21)を設け、前記操縦部(5)に、電装部品(18)を内装した電装ボックス(19)を設け、前記空調装置(21)と電装ボックス(19)を第1配管(25)で接続し、該第1配管(25)の上流部に開閉バルブ(26)を設け、前記空調装置(21)の駆動時に、前記電装部品(18)の温度が予め設定した設定温度以上になった場合には、前記開閉バルブ(26)を開放にして、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)に向けて冷却空気を送風し、前記電装部品(18)の温度が設定温度未満になった場合には、前記開閉バルブ(26)を閉塞して、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)への冷却空気の送風を停止することを特徴とするコンバインである。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記空調装置(21)の停止時に、前記電装部品(18)の温度が設定温度以上になった場合には、前記空調装置(21)の駆動した後に、前記開閉バルブ(26)を開放にして、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)に向けて冷却空気を送風し、前記電装部品(18)の温度が設定温度未満になった場合には、前記開閉バルブ(26)を閉塞した後に、前記空調装置(21)を停止して、前記空調装置(21)から電装ボックス(19)への冷却空気の送風を停止する請求項1記載のコンバインである。
【0009】
請求項3記載の発明は、前記電装部品(18)の下部に冷却フィン(18A)を装着した請求項1又は2記載のコンバインである。
【0010】
請求項4記載の発明は、前記操縦部(5)の操縦席(10)の後側に、前記電装ボックス(19)を配置した請求項3記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)

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