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公開番号2024046944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152328
出願日2022-09-26
発明の名称乗用苗移植機の安全装置
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240329BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】乗用苗移植機は走行車体に設けた座席に座った作業者が操縦操作を行いながら走行車体の後部に設ける苗移植装置で自動的に苗の移植動作を行うので、作業者に危害を与える虞が少ないが、補助作業者が走行車体の近くで作業をしている場合には注意が必要である。本発明は、乗用苗移植機が移植作業を行っている際に補助作業者が不用意に接近しても危害が及ばないようにすることを課題とする。
【解決手段】走行車体2の後部に設ける苗植付部4で苗の移植作業を行う乗用苗移植機において、苗植付部4の苗植付装置52を囲んでその上部を覆う苗植付部カバー80を設けたことを特徴とする乗用苗移植機の安全装置とする。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(2)の後部に設ける苗植付部(4)で苗の移植作業を行う乗用苗移植機において、苗植付部(4)の苗植付装置(52)を囲んでその上部を覆う苗植付部カバー(80)を設けたことを特徴とする乗用苗移植機の安全装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
走行車体(2)の座席(31)と苗植付部(4)の間に施肥装置(5)を設け、この施肥装置(5)の肥料ホッパ(60)下部に繰出しギヤ(84)の回転で肥料を繰出部(61)に繰出す施肥装置(5)を設けた乗用苗移植機の安全装置において、繰出しギヤ(84)の回転を断続する繰出しクラッチレバー(85)を肥料ホッパ(60)の平面シルエット内で座席(31)に向けて突設したことを特徴とすると乗用苗移植機の安全装置。
【請求項3】
走行車体(2)の座席(31)に作業者が座って操縦操作する乗用苗移植機の安全装置において、座席(31)に作業者が着座したのを検出する着座センサ(89を設け、作業者が座席(31)に着座して着座センサ(89)が着座を検出すると走行変速レバー(39)の変速操作を可能とし、走行中に座席(31)から離れても走行変速レバー(39)の変速位置を維持することを特徴とする乗用苗移植機の安全装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場で苗の移植作業を行う乗用苗移植機の安全装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
乗用苗移植機は、特開2021―132575号公報や特許第5056677号公報に記載の如く、走行車体の後部に苗植付部を設けて、苗植付部に設けた苗植付装置が苗載台に搭載した苗マットから苗株を掻き取って圃場に移植している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021―132575号公報
特許第5056677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乗用苗移植機は走行車体に設けた座席に座った作業者が操縦操作を行いながら走行車体の後部に設ける苗移植装置で自動的に苗の移植動作を行うので、作業者に危害を与える虞が少ないが、補助作業者が走行車体の近くで作業をしている場合には注意が必要である。
【0005】
本発明は、乗用苗移植機が移植作業を行っている際に補助作業者が不用意に接近しても危害が及ばないようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0007】
請求項1の発明は、走行車体2の後部に設ける苗植付部4で苗の移植作業を行う乗用苗移植機において、苗植付部4の苗植付装置52を囲んでその上部を覆う苗植付部カバー80を設けたことを特徴とする乗用苗移植機の安全装置とする。
【0008】
請求項2の発明は、走行車体2の座席31と苗植付部4の間に施肥装置5を設け、この施肥装置5の肥料ホッパ60下部に繰出しギヤ84の回転で肥料を繰出部61に繰出す施肥装置5を設けた乗用苗移植機おいて、繰出しギヤ84の回転を断続する繰出しクラッチレバー85を肥料ホッパ60の平面シルエット内で座席31に向けて突設したことを特徴とすると乗用苗移植機の安全装置とする。
【0009】
請求項3の発明は、走行車体2の座席31に作業者が座って操縦操作する乗用苗移植機において、座席31に作業者が着座したのを検出する着座センサ89を設け、作業者が座席31に着座して着座センサ89が着座を検出すると走行変速レバー39の変速操作を可能とし、走行中に座席31から離れても走行変速レバー39の変速位置を維持することを特徴とする乗用苗移植機の安全装置とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明で、乗用苗移植機で作業する作業者は前方に向かって圃場面を見ながら走行車体2を前進させて操縦操作を行うことで、走行車体の後部に設けた苗植付部4の苗植付装置52が自動的に苗を圃場へ移植するが、圃場で作業する補助作業者が不用意に近づくことがあっても苗植付装置52が苗植付装置カバー80で覆われているために、補助作業者の手や足が苗植付装置52に巻き込まれて危険な状態なることがない。また、苗植付装置カバー80を強固にすることで、苗を補給する作業を作業者が苗植付部カバー80に乗って安全に行うことも出来る。
(【0011】以降は省略されています)

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