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公開番号2024042441
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022147163
出願日2022-09-15
発明の名称乗用型苗植機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240321BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】予備苗載台は左右方向に長い前レールと後レールを左右方向に間隔のあいた連結杆で連結した構成であり、前レールと後レール間には広い空間があったので、予備苗載台に載置した苗箱を左右方向に移動させる際に、苗箱が広い間隔部から落下したり、円滑に左右移動しないような事態が発生する恐れがあった。そこで、苗箱が前レールと後レール間の広い間隔部から落下することを防止し、円滑に左右移動することができる予備苗載台を装備した乗用型苗植機を提供する。
【解決手段】走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4を昇降可能に装着し、走行車体2の後部に機体左右方向に長い予備苗載台6を設けた乗用型苗植機において、予備苗載台6が左右方向に長い前レール23と後レール23を連結体24で連結して構成され、該前レール23と後レール23の中間に中間レール25が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(2)の後側に昇降リンク装置(3)を介して苗植付部(4)を昇降可能に装着し、走行車体(2)の後部に機体左右方向に長い予備苗載台(6)を設けた乗用型苗植機において、予備苗載台(6)が左右方向に長い前レール(23)と後レール(23)を連結体24で連結して構成され、該前レール(23)と後レール(23)の中間に中間レール(25)が設けられていることを特徴とする乗用型苗植機。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
中間レール(25)が左右方向に複数の回転ローラ(25a)を装備していることを特徴とする請求項1に記載の乗用型苗植機。
【請求項3】
予備苗載台(6)を中央予備苗載台(6a)と該中央予備苗載台(6a)に対して機体左右方向に展開した苗載せ作用状態と中央予備苗載台(6a)上に収納した収納状態に切り換え自在の延長予備苗載台(6b)で構成し、中央予備苗載台(6a)の前レール(23)と後レール(23)間に作業者が足を入れることができるように、中央予備苗載台(6a)の中間レール(25)を前レール(23)と後レール(23)間の中央位置から前レール(23)と後レール(23)間の前端または後端位置にスライド移動自在または中間レール(25)を回動自在に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗用型苗植機
【請求項4】
予備苗載台(6)を中央予備苗載台(6a)と該中央予備苗載台(6a)に対して機体左右方向に展開した苗載せ作用状態と中央予備苗載台(6a)上に収納した収納状態に切り換え自在の延長予備苗載台(6b)で構成し、延長予備苗載台(6b)にのみ中間レール(25)を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗用型苗植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行車体の後側に苗植付部を装備した乗用型苗植機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
走行車体の後側に苗植付部を装備した乗用型苗植機において、走行車体の後部に機体左右方向に長い予備苗載台を設けている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-120756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
予備苗載台は左右方向に長い前レールと後レールを左右方向に間隔のあいた連結杆で連結した構成であり、前レールと後レール間には広い空間があったので、予備苗載台に載置した苗箱を左右方向に移動させる際に、苗箱が広い間隔部から落下したり、円滑に左右移動しないような事態が発生する恐れがあった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、苗箱が前レールと後レール間の広い間隔部から落下することを防止し、円滑に左右移動することができる予備苗載台を装備した乗用型苗植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4を昇降可能に装着し、走行車体2の後部に機体左右方向に長い予備苗載台6を設けた乗用型苗植機において、予備苗載台6が左右方向に長い前レール23と後レール23を連結体24で連結して構成され、該前レール23と後レール23の中間に中間レール25が設けられている乗用型苗植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、予備苗載台6が左右方向に長い前レール23と後レール23を連結体24で連結して構成され、該前レール23と後レール23の中間に中間レール25が設けられているので、予備苗載台6に載置した苗箱Nが前レール23と後レール23と中間レール25上を円滑に移動し、中間レール25があるので苗箱Nが予備苗載台6から落下することも防止できる。
【0008】
請求項2記載の発明は、中間レール25が左右方向に複数の回転ローラ25aを装備している請求項1に記載の乗用型苗植機である。
【0009】
請求項3記載の発明は、予備苗載台6を中央予備苗載台6aと該中央予備苗載台6aに対して機体左右方向に展開した苗載せ作用状態と中央予備苗載台6a上に収納した収納状態に切り換え自在の延長予備苗載台6bで構成し、中央予備苗載台6aの前レール23と後レール23間に作業者が足を入れることができるように、中央予備苗載台6aの中間レール25を前レール23と後レール23間の中央位置から前レール23と後レール23間の前端または後端位置にスライド移動自在または中間レール25を回動自在に設けた請求項1または請求項2に記載の乗用型苗植機である。
【0010】
請求項4記載の発明は、予備苗載台6を中央予備苗載台6aと該中央予備苗載台6aに対して機体左右方向に展開した苗載せ作用状態と中央予備苗載台6a上に収納した収納状態に切り換え自在の延長予備苗載台6bで構成し、延長予備苗載台6bにのみ中間レール25を設けた請求項1または請求項2に記載の乗用型苗植機である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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