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公開番号2024042433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022147144
出願日2022-09-15
発明の名称乗用型苗移植機
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240321BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】予備苗載台の外側に空の苗箱を回収する空箱回収レールを設けた乗用型苗移植機がある。予備苗載台の外側に空の苗箱を回収する空箱回収レールを設けると空の苗箱を回収する作業が容易に行えて作業性が向上するが、機体左右幅が広くなり路上走行する際に他物と接当したりして安全性に課題があった。そこで、路上走行する際に他物と接当したりすることを防止し安全性を向上した苗箱回収装置を設けた予備苗載台を装備した乗用型苗移植機を提供する。
【解決手段】予備苗載装置38の外側に空の苗箱をスライド移動させる苗箱回収装置71a,71b,71cを設け、苗箱回収装置71a,71b,71cを予備苗載装置38の外側に位置して空の苗箱が移動自在な苗箱案内作用状態(イ)と予備苗載装置38の内方に収納した収納状態に切り換え自在に構成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(2)の前部側方に予備苗載装置(38)を装備し、後部に苗植付部(4)を装着した乗用型苗移植機において、予備苗載装置(38)の外側に空の苗箱(N)をスライド移動させる苗箱回収装置(71a,71b,71c)を設け、該苗箱回収装置(71a,71b,71c)を予備苗載装置(38)の外側に位置して空の苗箱(N)が移動自在な苗箱案内作用状態(イ)と予備苗載装置(38)の内方に収納した収納状態(ロ)に切り換え自在に構成したことを特徴とする乗用型苗移植機。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
予備苗載装置(38)の複数の予備苗載台(38a,38b,38c)を上下に配置した状態から複数の予備苗載台(38a,38b,38c)を機体前後方向に平面上に配置した状態に切り換えた時に、苗箱回収装置(71a,71b,71c)を複数の予備苗載台(38a,38b,38c)の各々の外側に位置させて空の苗箱(N)が移動自在な苗箱案内作用状態(イ)にすると前後方向に連通して空の苗箱(N)を後部から前部に向けてスライド移動可能となることを特徴とする請求項1に記載の乗用型苗移植機。
【請求項3】
苗箱回収装置(71a,71b,71c)を予備苗載装置(38)の外側に位置して空の苗箱(N)が移動自在な苗箱案内作用状態(イ)にした時、苗箱回収装置(71a,71b,71c)が空の苗箱(N)を機体外側方に向けて傾斜した姿勢で支持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗用型苗移植機。
【請求項4】
苗箱回収装置(71a,71b,71c)が収納状態(ロ)で予備苗載装置(38)の苗箱載置面(73)に形成した切り欠き部(74)に嵌まり込んで苗箱載置面(73)と面一状に収納されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗用型苗移植機。
【請求項5】
苗箱回収装置(71a,71b,71c)が収納状態(ロ)で予備苗載装置(38)の苗箱載置面(73)に形成した切り欠き部(74)に嵌まり込んで苗箱載置面(73)と面一状に収納されることを特徴とする請求項3に記載の乗用型苗移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、予備苗載台を装備した走行車体に苗植付部を装着した乗用型苗移植機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
予備苗載台の外側に空の苗箱を回収する空箱回収レールを設けた乗用型苗移植機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-069140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
予備苗載台の外側に空の苗箱を回収する空箱回収レールを設けると空の苗箱を回収する作業が容易に行えて作業性が向上するが、機体左右幅が広くなり路上走行する際に他物と接当したりして安全性に課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、路上走行する際に他物と接当したりすることを防止し安全性を向上した苗箱回収装置を設けた予備苗載台を装備した乗用型苗移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行車体2の前部側方に予備苗載装置38を装備し、後部に苗植付部4を装着した乗用型苗移植機において、予備苗載装置38の外側に空の苗箱Nをスライド移動させる苗箱回収装置71a,71b,71cを設け、該苗箱回収装置71a,71b,71cを予備苗載装置38の外側に位置して空の苗箱Nが移動自在な苗箱案内作用状態(イ)と予備苗載装置38の内方に収納した収納状態(ロ)に切り換え自在に構成した乗用型苗移植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、予備苗載装置38の外側に空の苗箱Nをスライド移動させる苗箱回収装置71a,71b,71cを設け、該苗箱回収装置71a,71b,71cを予備苗載装置38の外側に位置して空の苗箱Nが移動自在な苗箱案内作用状態(イ)と予備苗載装置38の内方に収納した収納状態(ロ)に切り換え自在に構成したので、圃場での田植作業時には、苗箱回収装置71a,71b,71cを予備苗載装置38の外側に位置して空の苗箱Nが移動自在な苗箱案内作用状態(イ)として空の苗箱Nを機外に向けて移動させて空の苗箱Nの回収作業か作業性良く行え、路上走行時には、苗箱回収装置71a,71b,71cを予備苗載装置38の内方に収納された収納状態(ロ)にして苗箱回収装置71a,71b,71cが他物と接当したりすることを防止して路上走行が安全に行える。
【0008】
請求項2記載の発明は、予備苗載装置38の複数の予備苗載台38a,38b,38cを上下に配置した状態から複数の予備苗載台38a,38b,38cを機体前後方向に平面上に配置した状態に切り換えた時に、苗箱回収装置71a,71b,71cを複数の予備苗載台38a,38b,38cの各々の外側に位置させて空の苗箱Nが移動自在な苗箱案内作用状態(イ)にすると前後方向に連通して空の苗箱Nを後部から前部に向けてスライド移動可能となる請求項1に記載の乗用型苗移植機である。
【0009】
請求項3記載の発明は、苗箱回収装置71a,71b,71cを予備苗載装置38の外側に位置して空の苗箱Nが移動自在な苗箱案内作用状態(イ)にした時、苗箱回収装置71a,71b,71cが空の苗箱Nを機体外側方に向けて傾斜した姿勢で支持する請求項1または請求項2に記載の乗用型苗移植機である。
【0010】
請求項4記載の発明は、苗箱回収装置71a,71b,71cが収納状態(ロ)で予備苗載装置38の苗箱載置面73に形成した切り欠き部74に嵌まり込んで苗箱載置面73と面一状に収納される請求項1または請求項2に記載の乗用型苗移植機である。
(【0011】以降は省略されています)

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