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公開番号2024046331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151650
出願日2022-09-22
発明の名称エンジンの吸排気システム
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類F02D 9/02 20060101AFI20240327BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】温室効果ガスの排出を抑制する。
【解決手段】エンジン100の吸排気システム1は、エンジン100と、エンジン100の燃焼室108と連通する吸気流路200と、吸気流路200または燃焼室108に設けられるアンモニア噴射弁と、吸気流路200に設けられるスロットル弁V1と、スロットル弁V1の開度を、エンジン100の出力に基づいて制御する制御装置600と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンの燃焼室と連通する吸気流路と、
前記吸気流路または前記燃焼室に設けられるアンモニア噴射弁と、
前記吸気流路に設けられるスロットル弁と、
前記スロットル弁の開度を、前記エンジンの出力に基づいて制御する制御装置と、
を備える、
エンジンの吸排気システム。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記出力が基準出力より高い場合に、前記スロットル弁を全開にし、
前記出力が前記基準出力より低い場合に、前記スロットル弁の開度を全開時よりも小さくする、
請求項1に記載のエンジンの吸排気システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記出力が前記基準出力より低い場合に、前記スロットル弁の開度を前記出力が低くなるにつれて小さくする、
請求項2に記載のエンジンの吸排気システム。
【請求項4】
前記燃焼室と連通する排気流路と、
前記吸気流路に設けられるコンプレッサと、前記排気流路に設けられるタービンとを有する過給機と、
前記吸気流路のうち前記コンプレッサより上流側と下流側とを接続するバイパス流路と、
前記バイパス流路に設けられるバイパス弁と、
を備え、
前記制御装置は、
前記出力が前記基準出力より低い場合に、前記バイパス弁を全開にし、
前記出力が前記基準出力より高い場合に、前記バイパス弁の開度を全開時よりも小さくする、
請求項2または3に記載のエンジンの吸排気システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記出力が前記基準出力より高い場合に、前記バイパス弁の開度を前記出力が高くなるにつれて小さくする、
請求項4に記載のエンジンの吸排気システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、エンジンの吸排気システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エンジンに関する種々の提案がなされている。エンジンに関する提案として、例えば、特許文献1に開示されているように、エンジンの燃料としてアンモニアを用いる技術が提案されている。エンジンの燃料としてアンモニアを用いることによって、二酸化炭素の排出が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-148198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、エンジンの燃料としてアンモニアを用いる場合、エンジンの燃焼室への空気の供給量に対するアンモニアの供給量の比であるアンモニア濃度が低いと、温室効果ガスである亜酸化窒素(N

O)が多く排出されてしまう。そこで、アンモニア濃度を適正化し、温室効果ガスの排出を抑制することが望ましい。
【0005】
本開示の目的は、温室効果ガスの排出を抑制することが可能なエンジンの吸排気システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のエンジンの吸排気システムは、エンジンと、エンジンの燃焼室と連通する吸気流路と、吸気流路または燃焼室に設けられるアンモニア噴射弁と、吸気流路に設けられるスロットル弁と、スロットル弁の開度を、エンジンの出力に基づいて制御する制御装置と、を備える。
【0007】
制御装置は、出力が基準出力より高い場合に、スロットル弁を全開にし、出力が基準出力より低い場合に、スロットル弁の開度を全開時よりも小さくしてもよい。
【0008】
制御装置は、出力が基準出力より低い場合に、スロットル弁の開度を出力が低くなるにつれて小さくしてもよい。
【0009】
燃焼室と連通する排気流路と、吸気流路に設けられるコンプレッサと、排気流路に設けられるタービンとを有する過給機と、吸気流路のうちコンプレッサより上流側と下流側とを接続するバイパス流路と、バイパス流路に設けられるバイパス弁と、を備え、制御装置は、出力が基準出力より低い場合に、バイパス弁を全開にし、出力が基準出力より高い場合に、バイパス弁の開度を全開時よりも小さくしてもよい。
【0010】
制御装置は、出力が基準出力より高い場合に、バイパス弁の開度を出力が高くなるにつれて小さくしてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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