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公開番号2024030068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022132624
出願日2022-08-23
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類G05G 7/10 20060101AFI20240229BHJP(制御;調整)
要約【課題】長手状部材を好適に案内することが可能な作業車を提供する。
【解決手段】移動可能なローダレバーと、可撓性を有する長手状に形成され、ローダレバーに連結されると共に、ローダレバーの移動に伴って移動するケーブル40・50と、ケーブル40・50が挿通される挿通孔71aを有し、車体に対して相対移動可能に設けられる可動部材70と、を具備し、車体に固定され、切欠部62を有する板状部材60をさらに具備し、可動部材70は、挿通孔71aが切欠部62の内側の範囲内で移動するように板状部材60に相対移動可能に設けられる。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
移動可能な移動部材と、
可撓性を有する長手状に形成され、前記移動部材に連結されると共に、前記移動部材の移動に伴って移動する長手状部材と、
前記長手状部材が挿通される挿通部を有し、車体に対して相対移動可能に設けられる可動部材と、
を具備する作業車。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記車体に固定され、切欠部を有する固定部材をさらに具備し、
前記可動部材は、
前記挿通部が前記切欠部の内側の範囲内で移動するように前記固定部材に相対移動可能に設けられる、
請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記固定部材は、
前記切欠部が形成される第一板状部を具備し、
前記可動部材は、
前記挿通部が形成されると共に、前記第一板状部の前記切欠部を塞ぐように形成される第二板状部を具備する、
請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記可動部材の移動を案内する案内機構をさらに具備する、
請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記案内機構は、
前記可動部材又は前記固定部材のいずれか一方に回転可能に設けられるローラと、
前記可動部材又は前記固定部材のいずれか他方に設けられ、前記ローラを案内する案内部と、
を具備する、
請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記案内機構は、
前記第一板状部の一側面側及び他側面側のそれぞれに設けられる、
請求項4に記載の作業車。
【請求項7】
前記移動部材は、
フロントローダを操作する操作具を含み、
前記長手状部材は、
前記操作具の操作を伝達するケーブルを含む、
請求項2から請求項6までのいずれか一項に記載の作業車。
【請求項8】
作業者が搭乗する搭乗部に設けられ、位置を調整可能な座席をさらに具備し、
前記固定部材は、
前記搭乗部の底部を成すものであり、
前記操作具は、
前記座席と一体的に移動するように構成される、
請求項7に記載の作業車。
【請求項9】
前記長手状部材は、
前記操作具から前記座席の移動方向に沿う一方向に向かって延出するように設けられると共に、前記挿通部を介して前記底部の下方へと案内され、前記底部の下方において前記一方向とは反対方向に向かって延出される、
請求項8に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車の技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ケーブル等の長手状部材を具備する作業車の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載の作業車(トラクタ)は、移動可能な座席、フロントローダを操作するためのジョイスティック装置、及びジョイスティック装置とバルブとを接続するケーブル等を具備する。ジョイスティック装置は、座席に固定され、当該座席と一体的に移動する。ケーブルは、プレートに形成された長孔を介して、キャビンの内部から外部へと案内される。このように長孔を介してケーブルを配置することで、座席の移動に伴うケーブルの移動や変形を許容することができる。
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、ケーブルの移動を許容するために比較的大きな長孔を形成する必要があるため、当該長孔を介して塵挨がキャビン内へと流入するおそれや、美観が低下するおそれ等がある。このため、当該長孔を塞ぐような大型のシール部材が別途必要になるなど、改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第9745719号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、長手状部材を好適に案内することが可能な作業車を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様においては、移動可能な移動部材と、可撓性を有する長手状に形成され、前記移動部材に連結されると共に、前記移動部材の移動に伴って移動する長手状部材と、前記長手状部材が挿通される挿通部を有し、車体に対して相対移動可能に設けられる可動部材と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、長手状部材を好適に案内することができる。
【0009】
本開示の一態様においては、前記車体に固定され、切欠部を有する固定部材をさらに具備し、前記可動部材は、前記挿通部が前記切欠部の内側の範囲内で移動するように前記固定部材に相対移動可能に設けられるものである。
本開示の一態様によれば、固定部材を貫通するように配置されるケーブルの無理な変形を抑制することができる。
【0010】
本開示の一態様においては、前記固定部材は、前記切欠部が形成される第一板状部を具備し、前記可動部材は、前記挿通部が形成されると共に、前記第一板状部の前記切欠部を塞ぐように形成される第二板状部を具備するものである。
本開示の一態様によれば、塵挨の流通の防止や美観の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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