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公開番号2024039985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144772
出願日2022-09-12
発明の名称電気自動車
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類G05G 5/03 20080401AFI20240315BHJP(制御;調整)
要約【課題】電気自動車において手動の変速動作を疑似的に再現する際の再現性を高くする。
【解決手段】アクセル装置と、疑似シフト装置と、疑似クラッチ装置と、検出装置と、反力発生装置と、制御部と、を備え、前記制御部は、1つまたは複数のプロセッサと、前記プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリと、を有し、前記プロセッサは、前記検出装置による検出結果の少なくともいずれか基づいて、駆動源がエンジンであると仮定した場合のエンジン回転数を模擬した仮想エンジン回転数と、前記駆動輪の回転数とに少なくとも基づいた仮想差回転数を導出し、前記仮想差回転数に少なくとも基づいて、前記疑似シフト装置に発生させる前記反力を決定する電気自動車。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源としてのモータを備える電気自動車において、
加速要求を入力するためのアクセル装置と、
ドライバによって操作され、変速操作を模擬するための疑似シフト装置と、
ドライバによって操作され、クラッチ操作を模擬するための疑似クラッチ装置と、
ドライバによる前記アクセル装置、前記疑似シフト装置、および、前記疑似クラッチ装置への操作態様、および、駆動輪の回転数を検出する検出装置と、
ドライバによる前記疑似シフト装置への操作に対して、前記疑似シフト装置へ反力を発生させる反力発生装置と、
前記疑似シフト装置に発生させる前記反力を決定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリと、
を有し、
前記プロセッサは、
前記検出装置による検出結果の少なくともいずれか基づいて、駆動源がエンジンであると仮定した場合のエンジン回転数を模擬した仮想エンジン回転数と、前記駆動輪の回転数とに少なくとも基づいた仮想差回転数を導出し、
前記仮想差回転数に少なくとも基づいて、前記疑似シフト装置に発生させる前記反力を決定する電気自動車。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記検出装置は、
ドライバによる前記疑似クラッチ装置への操作量を検出可能であり、
前記プロセッサは、
前記疑似シフト装置に発生させる前記反力の決定において、ドライバによる前記疑似クラッチ装置への操作量の変化に応じて、前記反力を変化させることが可能である請求項1に記載の電気自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータによって駆動する電気自動車において、変速用のシフト装置とクラッチ装置を備えたいわゆるマニュアルトランスミッション車両(以下、MT車両と呼ぶ)におけるドライバによる手動の変速動作を疑似的に再現する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-118569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の技術では、電気自動車において、MT車両での手動の変速動作を疑似的に再現する際の再現性が不十分であり、MT車両を操る楽しさを求めるドライバの感覚に違和感を与えるおそれがある。
【0005】
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、MT車両における手動の変速動作を疑似的に再現する際の再現性を高くすることが可能な電気自動車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の電気自動車は、
駆動源としてのモータを備える電気自動車において、
加速要求を入力するためのアクセル装置と、
ドライバによって操作され、変速操作を模擬するための疑似シフト装置と、
ドライバによって操作され、クラッチ操作を模擬するための疑似クラッチ装置と、
ドライバによる前記アクセル装置、前記疑似シフト装置、および、前記疑似クラッチ装置への操作態様、および、駆動輪の回転数を検出する検出装置と、
ドライバによる前記疑似シフト装置への操作に対して、前記疑似シフト装置へ反力を発生させる反力発生装置と、
前記疑似シフト装置に発生させる前記反力を決定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリと、
を有し、
前記プロセッサは、
前記検出装置による検出結果の少なくともいずれか基づいて、駆動源がエンジンであると仮定した場合のエンジン回転数を模擬した仮想エンジン回転数と、前記駆動輪の回転数とに少なくとも基づいた仮想差回転数を導出し、
前記仮想差回転数に少なくとも基づいて、前記疑似シフト装置に発生させる前記反力を決定する。
【0007】
また、前記検出装置は、
ドライバによる前記疑似クラッチ装置への操作量を検出可能であり、
前記プロセッサは、
前記疑似シフト装置に発生させる前記反力の決定において、ドライバによる前記疑似クラッチ装置への操作量の変化に応じて、前記反力を変化させることが可能であってもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電気自動車において、MT車両における手動の変速動作を疑似的に再現する際の再現性を高くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る電気自動車の構成を示す概略図である。
図2は、本実施形態に係る疑似シフトレバーの一例を示す概略図である。
図3は、本実施形態に係る反力発生装置の一例を示す概略図である。
図4は、本実施形態に係る制御部の構成を示す概略図である。
図5は、本実施形態に係る仮想エンジン回転数マップの一例を示す概略図である。
図6は、本実施形態に係る仮想差回転数を説明するための概略図である。
図7は、本実施形態に係る仮想シンクロ反力マップの一例を示す概略図である。
図8は、本実施形態に係る第1シフト反力マップの一例を示す概略図である。
図9は、本実施形態に係る第2シフト反力を説明するための概略図である。
図10は、本実施形態に係る第2シフト反力マップの一例を示す概略図である。
図11は、本実施形態に係る制御部における割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
図12は、本実施形態に係る制御部における情報取得処理の一例を示すフローチャートである。
図13は、本実施形態に係る制御部におけるシフト反力関連処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す具体的な寸法、材料、数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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