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公開番号2024039321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-22
出願番号2022143780
出願日2022-09-09
発明の名称加工装置
出願人株式会社ディスコ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G05B 19/409 20060101AFI20240314BHJP(制御;調整)
要約【課題】オペレータが移動ユニットによる現在の移動速度及び速度変更を把握しやすく操作性が良好となる加工装置を提供する事。
【解決手段】加工装置1は、任意の方向に移動可能なユニット(保持テーブル、加工ユニット及び撮像ユニット)と、ユニットの操作画面70を表示するタッチパネル50と、タッチパネル50に対する操作に応じてユニットの移動を制御する制御ユニットと、を少なくとも備えた加工装置であって、タッチパネル50にはユニットに対する移動指示を受け付ける移動ボタン72が表示され、制御ユニットは、移動ボタン72への所定の操作により、ユニットの移動速度を設定する速度設定部と、速度設定部によって設定されたユニットの移動速度に応じて移動ボタン72の表示を変更する表示変更部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
任意の方向に移動可能なユニットと、
該ユニットの操作画面を表示するタッチパネルと、
該タッチパネルに対する操作に応じてユニットの移動を制御する制御ユニットと、
を少なくとも備えた加工装置であって、
該タッチパネルには該ユニットに対する移動指示を受け付ける移動ボタンが表示され、
該制御ユニットは、
該移動ボタンへの所定の操作により、該ユニットの移動速度を設定する速度設定部と、
該速度設定部によって設定された該ユニットの移動速度に応じて該移動ボタンの表示を変更する表示変更部と、
を備えることを特徴とする加工装置。
続きを表示(約 88 文字)【請求項2】
該速度設定部は、該移動ボタンが所定時間以内にクリックされた回数に応じて、該ユニットの移動速度を設定することを特徴とする請求項1に記載の加工装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加工装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
加工装置は、加工ユニットや被加工物を保持する保持テーブル、保持テーブルに保持された被加工物などを撮像する撮像ユニット、被加工物を搬送する搬送ユニット、などの各ユニットを水平方向や上下方向に移動させる複数の移動ユニットを有することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-176320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タッチパネルに各移動ユニットの移動指示を受け付ける移動ボタンが表示されており、ボタンをクリック、タップなどの動作により選択することで、制御ユニットが各ユニットを移動ユニットによって移動させ、例えば移動ボタンの所定時間以上押し続けると、低速移動から高速移動に切り替わる制御がされている。しかし、オペレータは、現在の移動速度がどの段階の速度に該当するのか把握できず操作性が悪いという問題があった。また、長押しにより移動速度が切り替わる仕様では意図せず速度変更が行われ操作性が悪いという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、オペレータが移動ユニットによる現在の移動速度及び速度変更を把握しやすく操作性が良好となる加工装置を提供する事である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加工装置は、任意の方向に移動可能なユニットと、該ユニットの操作画面を表示するタッチパネルと、該タッチパネルに対する操作に応じてユニットの移動を制御する制御ユニットと、を少なくとも備えた加工装置であって、該タッチパネルには該ユニットに対する移動指示を受け付ける移動ボタンが表示され、該制御ユニットは、該移動ボタンへの所定の操作により、該ユニットの移動速度を設定する速度設定部と、該速度設定部によって設定された該ユニットの移動速度に応じて該移動ボタンの表示を変更する表示変更部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
該速度設定部は、該移動ボタンが所定時間以内にクリックされた回数に応じて、該ユニットの移動速度を設定してもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、現在のユニットの移動速度により移動ボタンの表示を変更するため、現在の移動速度が所望する速度かどうかを移動ボタンの表示で目視で確認することができるので、オペレータが移動ユニットによる現在の移動速度及び速度変更を把握しやすく操作性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。
図2は、図1の加工装置のタッチパネルを示す図である。
図3は、図2のタッチパネルに表示される移動指示ボタンの例を示す図である。
図4は、図1の加工装置1の動作処理の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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