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公開番号2024041329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146076
出願日2022-09-14
発明の名称編集装置及び編集方法
出願人THK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G05B 19/042 20060101AFI20240319BHJP(制御;調整)
要約【課題】プログラミング言語の知識がない者であっても、容易にプログラムを編集する。
【解決手段】編集装置は、ユーザの操作に基づき、プログラムを構成するタスクの始点又は終点を示す2つの母線間に複数の要素を配置し、前記要素を介して前記母線間を接続することにより、コンピュータに実行させる処理を記載する編集装置であって、前記ユーザにより選択された前記要素を識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、前記ユーザにより操作されるカーソルの位置を取得するカーソル位置取得部と、選択された前記要素に対する前記ユーザの操作を取得する操作取得部と、取得した前記カーソルの位置と、取得した前記ユーザの操作とに基づき、前記要素を前記カーソルの位置に配置可能であるか否かを判定する判定部と、判定された結果に応じた表示を行う制御をする表示制御部とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの操作に基づき、プログラムを構成するタスクの始点又は終点を示す2つの母線間に複数の要素を配置し、前記要素を介して前記母線間を接続することにより、コンピュータに実行させる処理を記載する編集装置であって、
前記ユーザにより選択された前記要素を識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、
前記ユーザにより操作されるカーソルの位置を取得するカーソル位置取得部と、
選択された前記要素に対する前記ユーザの操作を取得する操作取得部と、
取得した前記カーソルの位置と、取得した前記ユーザの操作とに基づき、前記要素を前記カーソルの位置に配置可能であるか否かを判定する判定部と、
判定された結果に応じた表示を行う制御をする表示制御部と
を備える編集装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記カーソルの位置が、前記要素の種類ごとに設定された領域情報に応じた位置にある場合に前記要素を前記カーソルの位置に配置可能であると判定する
請求項1に記載の編集装置。
【請求項3】
前記領域情報には、前記要素の種類ごとに複数の領域が設定され
前記表示制御部は、前記要素の種類ごとに設定された複数の領域それぞれに応じて異なる表示をする
請求項2に記載の編集装置。
【請求項4】
前記領域情報は、更に前記要素の集合ごとに設定され、
前記判定部は、更に前記要素の集合が、取得した前記カーソルの位置に配置可能であるか否かを判定する
請求項2に記載の編集装置。
【請求項5】
前記操作取得部により前記要素の配置操作を取得した場合であっても、前記判定部により、前記要素を前記カーソルの位置に配置可能でないと判定された場合は、前記要素を配置せず、前記要素の選択をキャンセルする
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の編集装置。
【請求項6】
ユーザの操作に基づき、プログラムを構成するタスクの始点又は終点を示す2つの母線間に複数の要素を配置し、前記要素を介して前記母線間を接続することにより、コンピュータに実行させる処理を記載する編集方法であって、
前記ユーザにより選択された前記要素を識別する識別情報を取得する識別情報取得工程と、
前記ユーザにより操作されるカーソルの位置を取得するカーソル位置取得工程と、
選択された前記要素に対する前記ユーザの操作を取得する操作取得工程と、
取得した前記カーソルの位置と、取得した前記ユーザの操作とに基づき、前記要素を前記カーソルの位置に配置可能であるか否かを判定する判定工程と、
判定された結果に応じた表示を行う制御をする表示制御工程と
を有する編集方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、編集装置及び編集方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プログラマブルロジックコントローラ(PLC:Programmable Logic Controller)を制御するための制御プログラムとして、ラダー言語、SFC(シーケンシャル・ファンクション・チャート)言語、ST(ストラクチャード・テキスト)言語、FB(ファンクション・ブロック)言語等が知られている。一例として、ラダー言語の規則に則って作成された図面(以下、ラダープログラム等と記載する場合がある。)を編集するソフトウェアが知られている。ラダープログラムの編集ソフトウェアによれば、ユーザの操作によりラダープログラムを構成する要素や接続線等が入力される。しかしながら、要素の入力や各要素間の接続は手間であり、ラダープログラムの作成に時間を要する場合がある。したがって、ラダープログラムの編集を支援するための技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014―006789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような技術によれば、既に入力された要素間に接点を挿入する等の操作が容易になるかもしれない。しかしながら、当該操作はラダー図の入力規則を熟知している者でなければ容易でない。また、間違えた接続をしてしまった場合にエラー表示されるのは、ラダー図の入力時ではなく、実行時(コンパイル時)であるため、ユーザはエラーが存在するか否かについて実行時まで気が付かないといった問題があった。
【0005】
そこで本発明は、プログラミング言語の知識がない者であっても、容易にプログラムを編集可能な技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明の一態様は、ユーザの操作に基づき、プログラムを構成するタスクの始点又は終点を示す2つの母線間に複数の要素を配置し、前記要素を介して前記母線間を接続することにより、コンピュータに実行させる処理を記載する編集装置であって、前記ユーザにより選択された前記要素を識別する識別情報を取得する識別情報取得部と、前記ユーザにより操作されるカーソルの位置を取得するカーソル位置取得部と、選択された前記要素に対する前記ユーザの操作を取得する操作取得部と、取得した前記カーソルの位置と、取得した前記ユーザの操作とに基づき、前記要素を前記カーソルの位置に配置可能であるか否かを判定する判定部と、判定された結果に応じた表示を行う制御をする表示制御部とを備える編集装置である。
【0007】
また、上記の課題を解決するため、本発明の一態様は、ユーザの操作に基づき、プログラムを構成するタスクの始点又は終点を示す2つの母線間に複数の要素を配置し、前記要素を介して前記母線間を接続することにより、コンピュータに実行させる処理を記載する編集方法であって、前記ユーザにより選択された前記要素を識別する識別情報を取得する識別情報取得工程と、前記ユーザにより操作されるカーソルの位置を取得するカーソル位置取得工程と、選択された前記要素に対する前記ユーザの操作を取得する操作取得工程と、取得した前記カーソルの位置と、取得した前記ユーザの操作とに基づき、前記要素を前記カーソルの位置に配置可能であるか否かを判定する判定工程と、判定された結果に応じた表示を行う制御をする表示制御工程とを有する編集方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、プログラミング言語の知識がない者であっても、容易にプログラムを編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るロボットシステムの概要について説明するための図である。
第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係るロボットの機能構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る編集ソフト操作画面の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る編集装置の機能構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る編集装置の一連の動作の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る各要素の周辺に定義された領域について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第1領域にドラッグアンドドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第2領域にドラッグアンドドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第3領域にドラッグアンドドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第4領域にドラッグアンドドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第5領域にドラッグアンドドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第6領域にドラッグアンドドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第7領域にドラッグアンドドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第1の実施形態に係る各要素の集合に対し定義された領域について説明するための図である。
第1の実施形態に係る要素が第8領域又は第9領域のいずれかにドロップされた場合の挙動について説明するための図である。
第2の実施形態に係る要素であって、特定の領域にのみドロップすることが許可された要素について説明するための図である。
第2の実施形態に係る編集装置により要素を配置しない方がよいと判断される場合の第1の例である。
第2の実施形態に係る編集装置により要素を配置しない方がよいと判断される場合の第2の例である。
第2の実施形態に係る編集装置の一連の動作の一例を示すフローチャートである。
第3の実施形態に係る把持領域について説明するための図である。
第3の実施形態に係る編集装置の一連の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下に示す実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために、例を挙げて説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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