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公開番号2024030067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022132623
出願日2022-08-23
発明の名称操作機構及び作業車
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人
主分類G05G 1/00 20080401AFI20240229BHJP(制御;調整)
要約【課題】操作具の操作を伝達する際に、簡素な構成で揺動の方向を変換することが可能な操作機構を提供する。
【解決手段】下側第一揺動軸32bを中心として揺動可能な第一揺動部材32と、下側第一揺動軸32bと垂直な向きに配置された下側第二揺動軸38を中心として揺動可能な第二揺動部材37と、第一揺動部材32に固定されるロッドエンド36と、第二揺動部材37に固定され、軸線方向を下側第二揺動軸38に対して傾斜した方向に向けて配置された軸状部39bを具備し、軸状部39bがロッドエンド36に対してスライド可能に連結される連結ロッド39と、第一揺動部材32又は第二揺動部材37のいずれか一方に連結されるローダレバー20と、を具備する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第一揺動軸を中心として揺動可能な第一揺動部材と、
前記第一揺動軸と垂直な向きに配置された第二揺動軸を中心として揺動可能な第二揺動部材と、
前記第一揺動部材に固定される第一連結部材と、
前記第二揺動部材に固定され、軸線方向を前記第二揺動軸に対して傾斜した方向に向けて配置された軸状部を具備し、前記軸状部が前記第一連結部材に対してスライド可能に連結される第二連結部材と、
前記第一揺動部材又は前記第二揺動部材のいずれか一方に連結される操作具と、
を具備する、
操作機構。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第一揺動軸は車体前後方向に沿って延びるように配置され、
前記第二揺動軸は車体左右方向に沿って延びるように配置される、
請求項1に記載の操作機構。
【請求項3】
前記操作具の操作を伝達するケーブルを、車体前後方向に沿って延びるように支持する支持部をさらに具備する、
請求項2に記載の操作機構。
【請求項4】
前記第一揺動軸及び前記第二揺動軸は、
前記第一揺動軸及び前記第二揺動軸に対して直交する方向において同一の位置に配置される、
請求項1に記載の操作機構。
【請求項5】
前記第一揺動軸を介して前記第一揺動部材を支持すると共に、前記第二揺動軸を介して前記第二揺動部材を支持する支持部材をさらに具備する、
請求項1に記載の操作機構。
【請求項6】
前記支持部材には、
前記第一揺動部材又は前記第二揺動部材のいずれか他方に連結されて前記操作具の操作を伝達するケーブルを支持する支持部が形成される、
請求項5に記載の操作機構。
【請求項7】
前記支持部材に設けられ、前記第一揺動部材又は前記第二揺動部材の少なくともいずれか一方の揺動を所定の位置で規制する規制部材をさらに具備する、
請求項5に記載の操作機構。
【請求項8】
位置を調整可能な座席と、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の操作機構と、
を具備し、
前記操作機構は、
前記座席と一体的に移動するように構成される、
作業車。
【請求項9】
前記座席は、
車体前後方向の位置を調整可能であり、
前記操作機構は、
前記座席に設けられたアームレストよりも前方に配置され、
前記操作機構には、
前記操作具の操作を伝達するケーブルが連結され、
前記ケーブルは、
前記操作機構から後方に延出するように設けられると共に、中途部において前方に向かって屈曲するように配置される、
請求項8に記載の作業車。
【請求項10】
前記操作機構に対する相対的な位置を調整可能なアームレストをさらに具備する、
請求項8に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作機構、及び操作機構を具備する作業車の技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業車を操作するための操作機構の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、フロントローダを操作するための操作機構が開示されている。特許文献1に記載の操作機構は、ローダレバーの操作力をプッシュプルワイヤーに伝達する。前記操作機構は、複数のリンク(前後傾動用リンク及び左右傾動用リンク)により、ローダレバーの前後方向及び左右方向の揺動操作をプッシュプルワイヤーの上下動作に変換する。
【0004】
ここで、上述したような操作機構においては、ローダレバーの操作方向と、プッシュプルワイヤーの動作方向との関係によっては(例えば、ローダレバーの左右への揺動操作を、プッシュプルワイヤーの前後方向の動作に変換する場合等に)、ローダレバーの操作方向を変換するために複雑なリンク機構が必要となり、構造が複雑化するおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-91061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、操作具の操作を伝達する際に、簡素な構成で揺動の方向を変換することが可能な操作機構及び作業車を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様においては、第一揺動軸を中心として揺動可能な第一揺動部材と、前記第一揺動軸と垂直な向きに配置された第二揺動軸を中心として揺動可能な第二揺動部材と、前記第一揺動部材に固定される第一連結部材と、前記第二揺動部材に固定され、軸線方向を前記第二揺動軸に対して傾斜した方向に向けて配置された軸状部を具備し、前記軸状部が前記第一連結部材に対してスライド可能に連結される第二連結部材と、前記第一揺動部材又は前記第二揺動部材のいずれか一方に連結される操作具と、を具備するものである。
本開示の一態様によれば、操作具の操作を伝達する際に、簡素な構成で揺動の方向を変換することができる。
【0009】
本開示の一態様においては、前記第一揺動軸は車体前後方向に沿って延びるように配置され、前記第二揺動軸は車体左右方向に沿って延びるように配置されるものである。
本開示の一態様によれば、操作具の操作を伝達する際に、簡素な構成で揺動の方向を変換することができる。
【0010】
本開示の一態様においては、前記操作具の操作を伝達するケーブルを、車体前後方向に沿って延びるように支持する支持部をさらに具備するものである。
本開示の一態様によれば、ケーブルを車体前後方向に延びるように配置することができ、例えば操作機構の下方の部材等とケーブルとの干渉を回避しながらケーブルを配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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