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公開番号2024052870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-12
出願番号2024028246,2022101151
出願日2024-02-28,2008-03-04
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01D 67/00 20060101AFI20240405BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】エンジンボンネットを開放することができるようにする。
【解決手段】作業機に、開き状態と閉じ状態とに移動可能に支持されたエンジンボンネット13と、エンジンボンネット13に一体揺動自在に連結された運転部構造体26と、摺接支持機構68,71と、転動支持機構60と、を備えている。摺接支持機構68,71は、エンジンボンネット13の移動途中において、エンジンボンネット13側の摺接部材71と機体フレーム2側の摺接部材68とを摺接させてエンジンボンネット13と運転部構造体26との荷重を支持する。転動支持機構60は、エンジンボンネット13の移動途中において、エンジンボンネット13側および機体フレーム2側の何れか一方の転動部材62を転動させながら他方の被転動部材61に当接させてエンジンボンネット13と運転部構造体26との荷重を支持する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
運転座席と、
前記運転座席が支持されると共に機体上下向きの開閉軸芯まわりで開き状態と閉じ状態とに移動可能に機体フレームに支持されたエンジンボンネットと、
前記エンジンボンネットに一体揺動自在に連結され、運転部を構成する運転部構造体と、
摺接支持機構と、
転動支持機構と、を備え、
前記摺接支持機構は、前記エンジンボンネットの前記閉じ状態と前記開き状態との間の移動途中において、前記エンジンボンネット側の摺接部材と前記機体フレーム側の摺接部材とを摺接させて前記エンジンボンネットと前記運転部構造体との荷重を支持し、
前記転動支持機構は、前記エンジンボンネットの前記閉じ状態と前記開き状態との間の移動途中において、前記エンジンボンネット側および前記機体フレーム側の何れか一方の転動部材を転動させながら他方の被転動部材に当接させて前記エンジンボンネットと前記運転部構造体との荷重を支持する作業機。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記転動部材は、ローラである請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記ローラは、水平軸心周りに転動する請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記被転動部材は、円弧状に形成されている請求項1に記載の作業機。
【請求項5】
前記被転動部材は、ガイドレールである請求項1に記載の作業機。
【請求項6】
前記転動部材は、前記機体フレームに転動自在に支持され、
前記被転動部材は、前記エンジンボンネットに固定されている請求項1~5の何れか一項に記載の作業機。
【請求項7】
前記摺接支持機構における前記機体フレーム側の摺接部材は、前記エンジンボンネットが前記閉じ状態にあるときに、平面視で、前記エンジンボンネットから突出しない請求項1~5の何れか一項に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、揺動開閉自在なエンジンボンネットと、前記エンジンボンネットに支持されたエンジン用エアクリーナとを備えた作業機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
揺動開閉自在なエンジンボンネットを備えた作業機として、従来、例えば特許文献1に記載されたものがあった。
特許文献1には、コンバインが記載されている。このコンバインでは、エンジンボンネットが、運転部開放軸芯まわりに揺動自在に支持されており、自走機体の機体フレームの上側に位置した閉じ状態と、自走機体外に位置した開き状態とに切り換わる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-37460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンボンネットの揺動開閉を可能にしたものにおいて、エンジン用エアクリーナ(以下、エアクリーナと略称する。)をエンジンボンネットの外部に配置するなどにより、エアクリーナをエンジンボンネットに支持させることがある。
この場合、エアクリーナとエンジンとを連通させる吸気管をエアクリーナ側やエンジン側で取り外すことによってエンジンボンネットの開放を可能にすると、エンジンボンネト内の点検や修理作業を行う際、吸気管を脱着する煩わしい手間が必要になる。
これに対し、吸気管をエンジンとエアクリーナとに接続したままでエンジンボンネットを開放することができるよう、蛇腹などの伸縮機構を備えた吸気管を採用すると、吸気管支持の面で構造が複雑になる。
すなわち、吸気管が伸縮機構を備えるがために屈曲や揺れ動きやすい性状を備える。このため、吸気管が振動に起因した屈曲や揺れ動きによってエンジンボンネット内のエンジンなどの装置に接触することを防止するよう、吸気管の支持を精度よく行わせるとともに数多くの箇所で行わせる必要がある。
【0005】
本発明の目的は、吸気管の取り外しを必要としないでエンジンボンネットを開放することができながら吸気管支持などの面から構造簡単に得ることができる作業機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本第1発明は、揺動開閉自在なエンジンボンネットと、前記エンジンボンネットに支持されたエンジン用エアクリーナとを備えた作業機において、
前記エンジンボンネットを揺動自在に支持するよう機体に設けた筒形支柱と、前記エンジンボンネットを前記筒形支柱に揺動自在に取り付けるよう前記筒形支柱に相対回転自在に連結されるとともに前記エンジンボンネットに連結された筒形取り付け体とを、連通し合った状態で備え、
前記エンジン用エアクリーナの出口を前記筒形取り付け体に連通させるエアクリーナ側吸気管と、前記筒形支柱をエンジンの吸気部に連通させるエンジン側吸気管とを備えてある。
【0007】
本第1発明の構成によると、エンジンによるエンジン用エアクリーナからの燃焼用空気の取り入れは、エアクリーナ側吸気管と筒形取り付け体と筒形支柱とエンジン側吸気管とを介して行われる。そして、エンジンボンネットを開閉すれば、エアクリーナ側吸気管と筒形取り付け体とがエンジンボンネットと共に筒形支柱に対して回転するから、エアクリーナ側吸気管やエンジン側吸気管の取り外しを行わずにエンジンボンネットを開放することができるとともに、筒形取り付け体と筒形支柱とを回転継ぎ手に利用してエアクリーナ側吸気管とエンジン側吸気管とを回転自在に接続することができる。また、エアクリーナ側吸気管及びエンジン側吸気管を容易に屈曲や揺れ動かないように比較的硬い管で構成しても、エアクリーナ側吸気管やエンジン側吸気管を取り付けたままでエンジンボンネットの開放が可能になる。
【0008】
これにより、エンジンボンネット内の点検や修理作業を行うのに、吸気管の脱着手間を掛けないで能率よくを行うことができる便利な作業機を得ることができる。しかも、エンジン側吸気管やエアクリーナ側吸気管に作用させる支持手段の省略や簡素化を図ることができるとともに筒形取り付け体と筒形支柱とを回転継ぎ手に利用して構造簡単に得ることができる。
【0009】
本第2発明は、前記筒形支柱が、前記エンジンボンネットの閉じ状態において、前記エンジンボンネットの機体横外側縁よりも機体横方向での内側に位置している。
【0010】
本第2発明の構成によると、エンジンボンネットを比較的小回転角度で揺動操作すれば、エンジン付近を広く開放することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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