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公開番号2024056308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163099
出願日2022-10-11
発明の名称管路の耐震構造
出願人株式会社クボタケミックス,株式会社大阪防水建設社,株式会社クボタ建設
代理人個人,個人
主分類E02D 29/12 20060101AFI20240416BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】管路における耐震性を向上させることが可能な耐震構造を提供する。
【解決手段】マンホールに接続された管路1の耐震構造10であって、管路1の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の誘導溝20と、可撓性を有し、前記誘導溝20を前記管路1の内側から覆う止水体31と、前記止水体31を前記管路1の内側から拡張させて、前記管路1の内周面に押し付ける拡張部32と、を具備した。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
マンホールに接続された管路の耐震構造であって、
管路の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の破損誘導部と、
可撓性を有し、前記破損誘導部を前記管路の内側から覆う被覆部材と、
前記被覆部材を前記管路の内側から拡張させて、前記管路の内周面に押し付ける拡張部材と、
を具備する管路の耐震構造。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記破損誘導部は、
前記管路の内周面において周方向に並ぶように形成された複数の凹部を含む、
請求項1に記載の管路の耐震構造。
【請求項3】
前記破損誘導部は、
前記管路断面の中心を挟んで形成される一対の凹部を含む、
請求項1に記載の管路の耐震構造。
【請求項4】
前記破損誘導部は、
前記管路断面の中心を挟んで形成される上下に一対の凹部を含む、
請求項1に記載の管路の耐震構造。
【請求項5】
一対の前記凹部は、
前記管路断面の中心を挟んで非対称となるように形成されている、
請求項4に記載の管路の耐震構造。
【請求項6】
一対の前記凹部のうち、
下側の前記凹部の周方向長さは、
上側の前記凹部の周方向長さよりも長くなるように形成されている、
請求項5に記載の管路の耐震構造。
【請求項7】
前記破損誘導部は、
前記管路の内周面において、当該内周面の半周以上に亘って周方向に延びるように形成された凹部を含む、
請求項1に記載の管路の耐震構造。
【請求項8】
前記管路の内周面に設けられるライニング材をさらに具備し、
前記破損誘導部は、
前記ライニング材を貫通するように形成されている、
請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の管路の耐震構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マンホールに接続された管路の耐震構造の技術に関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マンホールに接続された管路の耐震構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載の技術では、マンホールの側壁に接合された下水道本管の基部(接合部分)に耐震継手を取り付けることで、マンホールと下水道本管との接合部分における耐震性を向上させることができる。
【0004】
しかしながら、地震等が発生した場合、マンホールと下水道本管との接合部分だけでなく、下水道本管のような管路の中途部においても破損(クラック等)が生じ、管路からの漏水や、管路内への土砂の浸入等が発生する可能性がある。従って、管路における耐震性を向上させることが可能な技術が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-241617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の一態様は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、管路における耐震性を向上させることが可能な耐震構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
本開示の一態様においては、マンホールに接続された管路の耐震構造であって、管路の内周面において周方向に沿って形成されると共に、周方向における少なくとも一部が不連続となるように形成された凹状の破損誘導部と、可撓性を有し、前記破損誘導部を前記管路の内側から覆う被覆部材と、前記被覆部材を前記管路の内側から拡張させて、前記管路の内周面に押し付ける拡張部材と、を具備するものである。
【0009】
また本開示の一態様においては、前記破損誘導部は、前記管路の内周面において周方向に並ぶように形成された複数の凹部を含むものである。
【0010】
また本開示の一態様においては、前記破損誘導部は、前記管路断面の中心を挟んで形成される一対の凹部を含むものである。
(【0011】以降は省略されています)

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