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公開番号2024093945
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210606
出願日2022-12-27
発明の名称ショベル
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/22 20060101AFI20240702BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】操作性を向上するショベルを提供する。
【解決手段】下部走行体と、上部旋回体と、アームを含むアタッチメントと、油圧ポンプと、前記アームを動作させるアームシリンダと、前記下部走行体に対して前記上部旋回体を旋回させる旋回油圧モータと、前記油圧ポンプから前記アームシリンダに供給される作動油の流量を制御する第1方向制御弁と、前記油圧ポンプから前記旋回油圧モータに供給される作動油の流量を制御する第2方向制御弁と、アーム操作及び旋回操作を入力可能な操作レバーを有する操作装置と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記アーム操作と前記旋回操作の複合操作において、前記旋回操作の操作量に応じて前記油圧ポンプの吐出流量が増加するように前記油圧ポンプを制御する、ショベル。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
上部旋回体と、
アームを含むアタッチメントと、
油圧ポンプと、
前記アームを動作させるアームシリンダと、
前記下部走行体に対して前記上部旋回体を旋回させる旋回油圧モータと、
前記油圧ポンプから前記アームシリンダに供給される作動油の流量を制御する第1方向制御弁と、
前記油圧ポンプから前記旋回油圧モータに供給される作動油の流量を制御する第2方向制御弁と、
アーム操作及び旋回操作を入力可能な操作レバーを有する操作装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記アーム操作と前記旋回操作の複合操作において、前記旋回操作の操作量に応じて前記油圧ポンプの吐出流量が増加するように前記油圧ポンプを制御する、
ショベル。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記アーム操作と前記旋回操作の複合操作において、前記旋回操作の操作量に応じて旋回速度が高くなるように前記油圧ポンプを制御する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記アーム操作と前記旋回操作の複合操作において、前記旋回操作の操作量に応じてネガコン圧減算値を算出し、
検出されたネガコン圧から前記ネガコン圧減算値を減算した減算後ネガコン圧で前記油圧ポンプを制御する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項4】
前記ネガコン圧減算値は、
前記第2方向制御弁に作用するパイロット圧が大きいほど大きくなるように設定される、
請求項3に記載のショベル。
【請求項5】
前記ネガコン圧減算値は、
前記パイロット圧が第1閾値以下の範囲内において、第1の減算値が設定され、
前記パイロット圧が第2閾値以上の範囲内において、前記第1の減算値よりも大きな第2の減算値が設定され、
前記パイロット圧が前記第1閾値から前記第2閾値の範囲内において、前記パイロット圧に応じて増加するように設定される、
請求項4に記載のショベル。
【請求項6】
前記制御装置は、
前記アーム操作と前記旋回操作の複合操作において、前記第1方向制御弁の前記油圧ポンプから作動油タンクへの油路の開口が前記第2方向制御弁の前記油圧ポンプから前記作動油タンクへの油路の開口よりも小さい場合、前記旋回操作の操作量に応じて前記油圧ポンプの吐出流量が増加するように前記油圧ポンプを制御する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項7】
前記第1方向制御弁の開口と前記第2方向制御弁の開口とは、直列に配置される、
請求項6に記載のショベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ショベルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、メインポンプと、複数の制御弁を有するコントロールバルブと、ネガコン圧を発生させるネガコン絞りと、ネガコン圧でメインポンプの吐出量を制御するレギュレータと、を備えるショベルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-218849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上部旋回体の旋回操作とアームの開閉操作とを同時に行うアーム・旋回複合操作において、ショベルの操作性の向上が求められている。
【0005】
そこで、上記課題に鑑み、操作性を向上するショベルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するために、本発明の実施例に係るショベルは、下部走行体と、上部旋回体と、アームを含むアタッチメントと、油圧ポンプと、前記アームを動作させるアームシリンダと、前記下部走行体に対して前記上部旋回体を旋回させる旋回油圧モータと、前記油圧ポンプから前記アームシリンダに供給される作動油の流量を制御する第1方向制御弁と、前記油圧ポンプから前記旋回油圧モータに供給される作動油の流量を制御する第2方向制御弁と、アーム操作及び旋回操作を入力可能な操作レバーを有する操作装置と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記アーム操作と前記旋回操作の複合操作において、前記旋回操作の操作量に応じて前記油圧ポンプの吐出流量が増加するように前記油圧ポンプを制御する。
【発明の効果】
【0007】
上述の実施形態によれば、操作性を向上するショベルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ショベルの側面図である。
ショベルに搭載される油圧システムの構成例を示す図である。
制御弁の特性の一例を示すグラフである。
旋回用の制御弁のパイロット圧とネガコン圧減算値との関係の一例を示すグラフである。
ネガコン圧とポンプ流量及びネガコン流量との関係を示すグラフの一例である。
コントローラによるメインポンプのポンプ流量制御の一例を示すフローチャートである。
アームシリンダの操作に関する油圧システム部分を抜き出した図である。
本制御を説明するグラフの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係る掘削機としてのショベル100について説明する。図1は、ショベル100の側面図である。
【0010】
本実施形態では、ショベル100の下部走行体1はクローラを含む。クローラは、下部走行体1に搭載されている走行アクチュエータとしての走行油圧モータ2Mによって駆動される。具体的には、クローラは左クローラ及び右クローラを含む。左クローラは左走行油圧モータ2MLによって駆動され、右クローラは右走行油圧モータ2MRによって駆動される。
(【0011】以降は省略されています)

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