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公開番号2024089856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205348
出願日2022-12-22
発明の名称ショベル
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/20 20060101AFI20240627BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】省エネルギを実現しつつ、必要に応じて適切な力又は動作速度を出力できるショベルを提供すること。
【解決手段】ショベル100は、下部走行体1と、下部走行体1に旋回可能に搭載される上部旋回体3と、上部旋回体3に取り付けられるアタッチメントATと、アタッチメントATを動作させる油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに流出入する作動油の流量を制御する制御弁と、アタッチメントATの操作に用いられる電気式操作レバーと、電気式操作レバーの操作量に応じて制御弁を動作させる制御圧を制御するコントローラ30と、を備える。コントローラ30は、ショベル100の作業状態に応じて制御圧を制限するか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
前記アタッチメントを動作させる油圧アクチュエータと、
前記油圧アクチュエータに流出入する作動油の流量を制御する制御弁と、
前記アタッチメントの操作に用いられる電気式操作レバーと、
前記電気式操作レバーの操作量に応じて前記制御弁を動作させる制御圧を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、ショベルの作業状態に応じて前記制御圧を制限するか否かを判定する、
ショベル。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記制御装置は、作業量を優先すべき動作が行われているか否かに応じて前記制御圧を制限するか否かを判定する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記制御装置は、前記作業量を優先すべき動作が行われている場合、前記制御圧を制限しない、
請求項2に記載のショベル。
【請求項4】
前記制御装置は、前記作業量を優先すべき動作が行われていない場合、前記制御圧を制限する、
請求項2に記載のショベル。
【請求項5】
前記制御装置は、前記作業量を優先すべき動作が行われていない場合、前記油圧アクチュエータの流出口と作動油タンクとを繋ぐ油路の一部である前記制御弁に形成されたCTポートの開口面積が、前記油圧アクチュエータの流出口と前記油圧アクチュエータの流入口とを繋ぐ油路の一部である前記制御弁に形成された再生ポートの開口面積よりも小さい状態が維持されるように、前記制御圧を制限する、
請求項4に記載のショベル。
【請求項6】
前記作業量を優先すべき動作は、高負荷動作である、
請求項2乃至5の何れかに記載のショベル。
【請求項7】
前記高負荷動作は、掘削動作又は積み込み動作である、
請求項6に記載のショベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ショベルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、油圧ポンプが吐出する作動油によって油圧シリンダを伸縮させてアタッチメントを動作させるショベルが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-136430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のショベルは、操作レバーの操作量に応じた制御圧(パイロット圧)を受けて動作する制御弁(スプール弁)を利用して油圧シリンダに流出入する作動油の流量を制御する。
【0005】
しかしながら、このショベルでは、操作レバーのレバー操作量に応じてスプール弁の移動量(ストローク量)が一意に決まってしまうため、レバー操作量を変えない限り、油圧シリンダに流出入する作動油の流量を増減させることができない。そのため、このショベルは、油圧シリンダを伸縮させてアタッチメントを動作させる際に、省エネルギを実現しつつ、必要に応じて適切な力又は動作速度を出力するといった制御を実現しにくい。
【0006】
そこで、省エネルギを実現しつつ、必要に応じて適切な力又は動作速度を出力できるショベルを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、前記アタッチメントを動作させる油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータに流出入する作動油の流量を制御する制御弁と、前記アタッチメントの操作に用いられる電気式操作レバーと、前記電気式操作レバーの操作量に応じて前記制御弁を動作させる制御圧を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、ショベルの作業状態に応じて前記制御圧を制限するか否かを判定する。
【発明の効果】
【0008】
上述のショベルは、省エネルギを実現しつつ、必要に応じて適切な力又は動作速度を出力できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係るショベルの側面図である。
図1のショベルの上面図である。
図1のショベルに搭載される油圧システムの構成例を示す図である。
アームシリンダの操作に関する油圧システムの一部の図である。
ブームシリンダの操作に関する油圧システムの一部の図である。
バケットシリンダの操作に関する油圧システムの一部の図である。
旋回油圧モータの操作に関する油圧システムの一部の図である。
左走行油圧モータの操作に関する油圧システムの一部の図である。
右走行油圧モータの操作に関する油圧システムの一部の図である。
バケット閉じ用油路の概略図である。
PCポート、CTポート、PTポート、及び再生ポートのそれぞれの開口面積と制御弁のスプールストローク量との関係の一例を示す図である。
バケット操作レバーをバケット閉じ方向に操作したときのレバー操作特性の例を示す図である。
切り換え処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に、図1及び図2を参照して、本開示の実施形態に係る掘削機としてのショベル100について説明する。図1はショベル100の側面図であり、図2はショベル100の上面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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