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公開番号2024084545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198871
出願日2022-12-13
発明の名称空調システム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/16 20060101AFI20240618BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】車両の運転者の視認性を従来よりも向上した、空調機と、オープンキャビン型の車両に空調機を取り付ける為の架台と、を備える空調システムを提供すること。
【解決手段】空調システム1は空調機2及び架台3を備える。空調機2は、ハウジング21、電源部39、吹出口20、ファン38、及び被固定部を備える。吹出口20は、ハウジング21の長手方向Kの一方側の端部に設けられる。架台3は、車両に固定される。架台3は、ベース4、第一柱固定部13、及び第二柱固定部14を備える。ベース4の保持部41は、架台3の長手方向Kの一方側に寄せて配置され、ハウジング21の長手方向Kの一方側が架台3の長手方向Kの一方側と一致する姿勢で空調機2を保持する。第一柱固定部13は、第一端部47を第一支柱961に固定する。第二柱固定部14は、ベース4の第二端部48を第二支柱962に固定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
空調機であって、
ハウジングと、
前記ハウジングの第一長手方向の一方側の端部から延びる電源ハーネス、及び電源バッテリーの一方である電源部と、
前記ハウジングの前記第一長手方向の前記一方側の端部に設けられた吹出口と、
前記電源部から供給される電力を駆動源として、前記吹出口から前記ハウジングの外部に空気を吹き出すファンと、
被固定部と、
を有する前記空調機と、
第一支柱及び第二支柱を有するオープンキャビン型の車両に固定される架台であって、
前記架台の第二長手方向の一方側に寄せて配置され、前記ハウジングの前記第一長手方向の前記一方側が前記架台の前記第二長手方向の前記一方側と一致する姿勢で前記空調機を保持する保持部と、前記空調機の前記被固定部を前記保持部に固定する固定部と、を有するベースと、
前記第二長手方向に沿った第一方向の前記ベースの第一端部を、前記車両の前記第一支柱に固定する第一柱固定部と、
前記第一方向とは反対側の第二方向の前記ベースの第二端部を、前記車両の前記第二支柱に固定する第二柱固定部と、
を有する前記架台と、
を備えることを特徴とする空調システム。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記空調機は、前記吹出口が、前記ハウジングの上面における前記第一長手方向の前記一方側の端部に配置された姿勢で前記保持部に保持されることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記電源部は、前記ハウジングの前記第一長手方向の前記一方側に配される側面から延びる前記電源ハーネスを備えることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記被固定部を複数有し、
前記ベースは、複数の前記被固定部の各々に対応して前記固定部を複数有することを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
【請求項5】
前記架台の前記第一柱固定部は、前記ベースの前記第一端部との各々に連結し、第一位置と、前記第一位置とは異なる第二位置とに、前記第二長手方向に交差する軸方向に延びる軸を中心に回動可能に前記ベースを支持する第一支持部材を備え、
前記第二柱固定部は、前記ベースが前記第一位置にある場合に、前記第二方向の前記ベースの第二端部を支持する第二支持部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
【請求項6】
前記ベースは、前記保持部の前記第二方向の端部に連結し、上下方向において、前記保持部の長さよりも短い連結部を備えることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
【請求項7】
前記空調機は、
空気を冷却する冷却部と、
前記冷却部に供給するための液体を保持するタンクと、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
【請求項8】
前記タンクの少なくとも一部は、上下方向と前記第一長手方向との各々に交差する幅方向の一方側に面して配置されることを特徴とする請求項7に記載の空調システム。
【請求項9】
前記タンクの最大面は、前記ハウジングの前記幅方向の前記一方側の面を構成することを特徴とする請求項8に記載の空調システム。
【請求項10】
前記タンクは、前記ハウジングから着脱可能であることを特徴とする請求項7に記載の空調システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調機と、オープンキャビン型の車両に空調機を取り付ける為の架台と、を備える空調システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の支柱で支持された屋根によって運転席の上方が覆われた作業機械は、運転席の後方にミストを噴霧するミスト装置を配置する(例えば、特許文献1参照)。ミスト装置は、複数のノズル、水供給装置、及び回路装置を備え、作業機械の左側の支柱と右側の支柱との間に4つのバンド部材により着脱可能に取り付けられる。複数のノズルは、運転席に着座したオペレータに噴射口が向けられたオペレータを囲むように配置され、冷却用のミストを噴射する。水供給装置は、複数のノズルに水を供給する。回路装置は、複数のノズルからそれぞれ噴射される水の流量を個別に制御する複数の流量制御の開度を個別に制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-40493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の作業機械では、作業機械にミスト装置を取り付けられることにより、車両の運転者が後方を視認し辛い。
【0005】
本発明の目的は、車両の運転者の視認性を従来よりも向上した、空調機と、オープンキャビン型の車両に空調機を取り付ける為の架台と、を備える空調システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様に係る空調システムは、空調機であって、ハウジングと、前記ハウジングの第一長手方向の一方側の端部から延びる電源ハーネス、及び電源バッテリーの一方である電源部と、前記ハウジングの前記第一長手方向の前記一方側の端部に設けられた吹出口と、前記電源部から供給される電力を駆動源として、前記吹出口から前記ハウジングの外部に空気を吹き出すファンと、被固定部と、を有する前記空調機と、第一支柱及び第二支柱を有するオープンキャビン型の車両に固定される架台であって、前記架台の第二長手方向の一方側に寄せて配置され、前記ハウジングの前記第一長手方向の前記一方側が前記架台の前記第二長手方向の前記一方側と一致する姿勢で前記空調機を保持する保持部と、前記空調機の前記被固定部を前記保持部に固定する固定部と、を有するベースと、前記第二長手方向に沿った第一方向の前記ベースの第一端部を、前記車両の前記第一支柱に固定する第一柱固定部と、前記第一方向とは反対側の第二方向の前記ベースの第二端部を、前記車両の前記第二支柱に固定する第二柱固定部と、を有する前記架台と、を備える。
【0007】
本発明の第二態様に係る空調システムは、空調機であって、ハウジングと、前記ハウジングの前記第一長手方向の前記一方側の端部に設けられた吹出口と、前記吹出口から前記ハウジングの外部に空気を吹き出すファンと、被固定部と、を有する前記空調機と、第一支柱及び第二支柱を有するオープンキャビン型の車両に固定される架台であって、前記架台の第二長手方向の一方側に寄せて配置され、前記ハウジングの前記第一長手方向の前記一方側が前記架台の前記第二長手方向の前記一方側と一致する姿勢で前記空調機を保持する保持部と、前記空調機の前記被固定部を前記保持部に固定する固定部と、を有するベースと、前記第二長手方向に沿った第一方向の前記ベースの第一端部を、前記車両の前記第一支柱に固定する第一柱固定部と、前記第一方向とは反対側の第二方向の前記ベースの第二端部を、前記車両の前記第二支柱に固定する第二柱固定部と、を有する前記架台と、を備える。第一態様及び第二態様の空調システムは、オープンキャビン型の車両に空調システムが固定された場合に、架台の第二長手方向の他方側において、車両の運転者の視認性を従来よりも向上することに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両9の斜視図である。
空調機2及び架台3を備える空調システム1と、空調システム1が装着された車両9の一部との斜視図である。
空調システム1と、空調システム1が装着された車両9の一部との背面図である。
空調システム1と、空調システム1が装着された車両9の一部との右側面図である。
状態U1からU3の空調機2の斜視図である。
架台3の第一固定部5、及び第一支持部材7の分解斜視図である。
架台3と、架台3が装着された車両9の一部との正面図である。
架台3の斜視図である。
架台3の底面図である。
架台3の背面図である。
架台3の平面図である。
架台3の正面図である。
架台3の右側面図である。
架台3の左側面図である。
状態U4からU6において第一固定部5及び第二固定部6に対するベース4の前後方向の位置を変更した架台3の斜視図である。
状態U7からU9において第一固定部5及び第二固定部6に対するベース4の左右方向の長さを変更した架台3の平面図である。
架台3の第二固定部6、及び第一ロック機構8の分解斜視図である。
第一ロック部材81が第一ロック位置にある状態U10の斜視図、及び第一ロック部材81が第一解除位置にある状態U11の斜視図である。
状態U12からU14において第一固定部5及び第二固定部6に対するベース4の開度を変更した架台3の斜視図である。
状態U12からU14において第一固定部5及び第二固定部6に対するベース4の開度を変更した架台3の平面図である。
架台103の平面図である。
架台103の第一固定部105の分解斜視図である。
第二固定部6、シャフト43、及び第一ロック機構608の斜視図である。
第一ロック部材88が第一ロック位置にある状態U15の図23のA-A線における矢視方向断面図、及び第一ロック部材88が第一解除位置にある状態U16の図23のA-A線における矢視方向断面図に対応する断面図である。
架台303の模式平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して順に説明する。以下説明は図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。図1から図4を参照して、本実施形態の空調システム1が装着される車両9を説明する。本実施形態の車両9は、オープンキャビン型のフォークリフトである。
【0010】
車両9は、車体91、運転席92、マスト93、フォーク94、柱951、952、第一支柱961、第二支柱962、ヘッドガード98、及びランプ991、992を備える。車体91は、エンジン及び電源バッテリー等の動力を発生する構造を内部に収容し、且つ、四隅にタイヤを保持する。運転席92は、車体91の上部に設けられる。マスト93は、車体91の前端部に設けられ、上下方向に延びる。フォーク94は、マスト93に沿って上下方向に移動可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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