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公開番号2024090131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205816
出願日2022-12-22
発明の名称ショベル
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240627BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】配管の干渉を確実に回避できるショベルを提供する。
【解決手段】ショベル100は、下部走行体1と、下部走行体1に対して旋回可能に設けられる上部旋回体3とを備える。また、ショベル100は、上部旋回体3に設けられ、油圧に基づきエアの送風方向を制御可能なファン17と、ファン17に接続され、油圧を供給可能な油圧配管20と、エアと熱交換して、エアの送風に伴い上部旋回体3の内部の構造を冷却可能な冷却ユニット70と、冷却ユニット70に設けられ、油圧配管20をガイドするガイド部材80と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に対して旋回可能に設けられる上部旋回体と、
前記上部旋回体に設けられ、油圧に基づきエアの送風方向を制御可能なファンと、
前記ファンに接続され、油圧を供給可能な油圧配管と、
前記エアと熱交換して、前記エアの送風に伴い前記上部旋回体の内部の構造を冷却可能な冷却ユニットと、
前記冷却ユニットに設けられ、前記油圧配管をガイドするガイド部材と、を有する、
ショベル。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記冷却ユニットは、シュラウドを含み、
前記ガイド部材は、前記シュラウドに固定され、当該シュラウドの内部において前記油圧配管をガイドする、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記シュラウドの上面に固定される、
請求項2に記載のショベル。
【請求項4】
前記油圧配管は、可撓性を有する、
請求項1に記載のショベル。
【請求項5】
前記ガイド部材は、前記エアの送風方向によらず、前記ファンに接触しないように前記油圧配管をガイドする、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のショベル。
【請求項6】
前記冷却ユニットは、前記エアと熱交換を行うラジエータを有し、
前記油圧配管は、前記ファンと前記ラジエータの間に配置される、
請求項5に記載のショベル。
【請求項7】
前記ガイド部材は、前記エアの送風方向によらず、前記ラジエータに接触しないように前記油圧配管をガイドする、
請求項6に記載のショベル。
【請求項8】
前記ガイド部材は、前記油圧配管の揺動範囲を制限して保持する保持部を備える、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のショベル。
【請求項9】
前記保持部は、前記油圧配管の外径よりも大きな内径を有する環状体に形成されている、
請求項8に記載のショベル。
【請求項10】
前記ガイド部材は、前記ファンから離れる方向に向かって傾斜し、前記油圧配管に接触可能な支持板を備える、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のショベル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ファンおよび冷却ユニットを有するショベルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エンジンと、ファンと、冷却ユニットとを上部旋回体の内部に備えるショベルが開示されている。このショベルは、ファンの回転に伴って、冷却ユニットのラジエータを通過したエア(冷却風)を、シュラウド内およびファンを介してエンジンに送風することにより、エンジンを冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-173389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上部旋回体には、各種の機器が配置されるため、機器のレイアウトに応じて各種の配管の配置が制限される。このため例えば、冷却ユニットのラジエータとファンとの間に配管を配置したいという要望がある。
【0005】
しかしながら、ファンの回転に伴って送風されるエアが配管を揺動させることで、配管がファンまたはラジエータに干渉するおそれがある。このように配管がファンやラジエータに干渉した場合には、配管が破損する、あるいはファンまたはラジエータが破損する不都合が生じる。
【0006】
本開示は、ファンと冷却ユニットとの間に配管を容易に配置できるショベルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様によれば、下部走行体と、前記下部走行体に対して旋回可能に設けられる上部旋回体と、前記上部旋回体に設けられ、油圧に基づきエアの送風方向を制御可能なファンと、前記ファンに接続され、油圧を供給可能な油圧配管と、前記エアと熱交換して、前記エアの送風に伴い前記上部旋回体の内部の構造を冷却可能な冷却ユニットと、前記冷却ユニットに設けられ、前記油圧配管をガイドするガイド部材と、を有する、ショベルが提供される。
【発明の効果】
【0008】
一態様に係るショベルによれば、ファンと冷却ユニットとの間に配管を容易に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るショベルを示す側面図である。
上部旋回体の概略構成を示す平面図である。
ファンおよび冷却ユニットの上部を拡大して示す側面断面図である。
油圧配管およびガイド部材を示す斜視図である。
図5(A)は、エアの送風方向を第1方向とした場合の油圧配管の状態を示す側面断面部である。図5(B)は、エアの送風方向を第2方向とした場合の油圧配管の状態を示す側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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