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公開番号2024071183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022182003
出願日2022-11-14
発明の名称充電管理システム及び電動作業機械
出願人住友建機株式会社
代理人個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240517BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数の電動作業機械を運用する場合の充電待ち時間の増大を抑制することが可能な充電管理システムを提供する。
【解決手段】充電状態取得部が、複数の電動作業機械のそれぞれから、蓄電装置の充電状態を取得する。処理部が、充電状態取得部で取得された複数の電動作業機械の充電状態の履歴に基づいて、複数の電動作業機械の充電状態が、充電すべき充電推奨レベル以下になったら充電を行うという規則の下で、充電装置の混雑状況を予測し、予測結果を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電動作業機械のそれぞれから、蓄電装置の充電状態を取得する充電状態取得部と、
前記充電状態取得部で取得された前記複数の電動作業機械の充電状態の履歴に基づいて、前記複数の電動作業機械の充電状態が、充電すべき充電推奨レベル以下になったら充電を行うという規則の下で、充電装置の混雑状況を予測し、予測結果を出力する処理部と
を備えた充電管理システム。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記複数の電動作業機械のそれぞれの充電待ち時間が短くなるように、前記複数の電動作業機械のそれぞれの充電開始推奨時刻を決定し、出力する請求項1に記載の充電管理システム。
【請求項3】
前記処理部で決定した前記複数の電動作業機械のそれぞれの前記充電開始推奨時刻を示す情報を、前記複数の電動作業機械のそれぞれに通知する充電開始推奨時刻通知部を、さらに備えた請求項2に記載の充電管理システム。
【請求項4】
前記処理部は、前記複数の電動作業機械のそれぞれの作業計画を考慮して、前記充電開始推奨時刻を決定する請求項3に記載の充電管理システム。
【請求項5】
前記作業計画は、前記複数の電動作業機械のそれぞれの作業終了予定時刻を含み、
前記処理部は、前記複数の電動作業機械のそれぞれについて決定した前記充電開始推奨時刻から充電を開始し、前記作業終了予定時刻における充電状態の予測値が前記充電推奨レベルより高い場合、前記作業終了予定時刻における充電状態の予測値が充電推奨レベルより高い状態が維持される条件の下で、充電状態が目標充電レベルに到達する前に充電を終了させるように充電終了時刻を決定し、前記充電終了時刻を表す情報を前記複数の電動ショベル10のそれぞれに通知する請求項4に記載の充電管理システム。
【請求項6】
蓄電装置と、
前記蓄電装置からの電力によって駆動される電動機と、
前記蓄電装置の充電状態を測定し、測定結果を充電管理システムに送信する制御装置と
を備えた電動作業機械。
【請求項7】
前記制御装置は、前記充電管理システムから、充電開始推奨時刻を示す情報を受信すると、オペレータに充電開始推奨時刻を通知する請求項6に記載の電動作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電管理システム及び電動作業機械に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
充電式の電動ショベル等の電動作業機械を稼働させる場合、電動作業機械に搭載された蓄電装置を充電する必要がある。作業エリア内で複数台の電動作業機機械が運用され、充電装置が電動作業機械の台数より少ない場合、充電待ち時間が発生する場合がある。充電待ち時間が長くなると、複数の電動作業機械の効率的な運用ができなくなる。充電の待ち時間を短くするためには、急速充電装置の台数を増やせばよいが、高額の投資が必要になる。
【0003】
特許文献1に、バッテリ交換式の複数の電動ショベルに、効率的にバッテリを供給する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-160051号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
バッテリ交換式の複数の電動ショベルを運用する場合には、バッテリを運搬する台車や、交換用の複数のバッテリを準備しなければならない。この技術を適用するには、運用に際して大きな設備投資が必要になるため、小規模の作業現場においては実用的とはいえない。本発明の目的は、複数の電動作業機械を運用する場合の充電待ち時間の増大を抑制することが可能な充電管理システム及び電動作業機械を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一観点によると、
複数の電動作業機械のそれぞれから、蓄電装置の充電状態を取得する充電状態取得部と、
前記充電状態取得部で取得された前記複数の電動作業機械の充電状態の履歴に基づいて、前記複数の電動作業機械の充電状態が、充電すべき充電推奨レベル以下になったら充電を行うという規則の下で、充電装置の混雑状況を予測し、予測結果を出力する処理部と
を備えた充電管理システムが提供される。
【0007】
本発明の他の観点によると、
蓄電装置と、
前記蓄電装置からの電力によって駆動される電動機と、
前記蓄電装置の充電状態を測定し、測定結果を充電管理システムに送信する制御装置と
を備えた電動作業機械が提供される。
【発明の効果】
【0008】
充電装置の混雑状況から、充電装置が空いている時間帯に充電を行うように充電計画を変更することが可能である。その結果、充電待ち時間の増大を抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施例による充電管理システムのブロック図、充電管理システムによって管理される複数の電動作業機械、例えば電動ショベル、及び充電装置の概略図である。
図2は、3台の電動ショベルの蓄電装置の充電状態の時間変化の一例を示すグラフ、及び充電装置で充電中または充電装置の充待ちをしている電動ショベルの台数の時間変化を示すグラフである。
図3は、図1に示した実施例による充電管理システムの処理部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
図4は、他の実施例による充電管理システムのブロック図、充電管理システムによって管理される複数の電動作業機械、例えば電動ショベル、及び充電装置の概略図である。
図5は、3台の電動ショベルの蓄電装置の充電状態の時間変化の一例を示すグラフである。
図6は、図4に示した実施例による充電管理システムの処理部が実行する手順のフローチャートである。
図7は、複数の電動ショベルのそれぞれの制御装置が実行する手順を示すフローチャートである。
図8は、3台の電動ショベルの充電状態の時間変化の一例を示すグラフである。
図9は、さらに他の実施例による充電管理システムのブロック図、充電管理システムによって管理される複数の電動作業機械、例えば電動ショベル、及び充電装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1~図3を参照して、一実施例による充電管理システムについて説明する。
図1は、実施例による充電管理システム30のブロック図、充電管理システム30によって管理される複数の電動作業機械、例えば電動ショベル10、及び充電装置の概略図である。作業エリア内で複数の電動ショベル10が稼働している。作業エリアは、例えば産業廃棄物処理場である。例えば、運搬車両が産業廃棄物を保管ヤードに運び入れ、保管ヤードに産業廃棄物を下ろす。電動ショベル10は、産業廃棄物を保管ヤードから粉砕機まで搬送する。
(【0011】以降は省略されています)

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