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公開番号2024072045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182633
出願日2022-11-15
発明の名称送風装置
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類H02P 29/00 20160101AFI20240520BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ベアリング内において油膜が好適に形成されていない状態で、立ち上げ時の高回転数域でモータを駆動開始させると、ベアリング内の金属同士の接触が増え、モータ寿命低下の原因となってしまうという課題があった。
【解決手段】潤滑剤の封入されたベアリングにより回転軸が支持された、回転数可変のモータと、前記モータを回転駆動するモータ制御部とを備え、前記モータ制御部は、前記モータを所定の低回転数域で回転させる低回転数運転を行った場合、前記低回転数域よりも回転数が大きい高回転数域で前記モータを所定時間だけ回転させる油膜回復運転を実行することで、ベアリングの油膜が好適に形成させることができる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
潤滑剤の封入されたベアリングにより回転軸が支持された、回転数可変のモータと、
前記モータを回転駆動するモータ制御部と
を備え、
前記モータ制御部は、
前記モータを所定の低回転数域で回転させる低回転数運転を行った場合、前記低回転数域よりも回転数が大きい高回転数域で前記モータを所定時間だけ回転させる油膜回復運転を実行することを特徴とする送風装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、このケースに前記モータによって回転可能に支持され回転することにより送風を行なうファンと、前記ファンに付着した塵埃を除去可能なブラシ部とを有し、
前記モータ制御部は、前記ブラシ部を前記ファンに当接させた状態で、前記ファンを前記低回転数域で回転させることで前記ファンに付着した塵埃を除去する清掃運転時に前記低回転数運転を実行し、清掃運転終了後に前記油膜回復運転を実行することを特徴とする請求項1記載の送風装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、室内に送風するための送風装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2017-067046号公報)は、回転軸(モータ軸)とモータ軸を支持するベアリング(軸受)とを有し、軸受とモータ軸の端部との間に配置されモータ軸が貫通する筒状のスリーブと、スリーブとモータ軸の端部との間に配置されモータ軸が貫通する筒状のファンボスと、モータ軸の端部に配置される締結部材と、を備え、スリーブとファンボスが、軸受と締結部材とにより挟まれる送風装置(送風機)を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-067046号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるようなモータに用いられるベアリングには、長期間にわたる潤滑を確保するために内部にグリス等の潤滑剤を封入できるタイプが存在する。粘度が高い潤滑剤を封入すると、低回転数でモータを駆動させた場合、ベアリング内において油膜が好適に形成されない場合がある。また、粘度が低い潤滑剤を封入する場合では、低回転数でモータを駆動させてもベアリング内において油膜が好適に形成されるが、高回転数でモータを駆動させた場合、油膜が好適に形成されない場合がある。
【0005】
また、ベアリング内において油膜が好適に形成されていない状態で、立ち上げ時の高回転数域でモータを駆動開始させると、ベアリング内の金属同士の接触が増え、モータ寿命低下の原因となってしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る送風装置は、潤滑剤の封入されたベアリングにより回転軸が支持された、回転数可変のモータと、前記モータを回転駆動するモータ制御部とを備え、前記モータ制御部は、前記モータを所定の低回転数域で回転させる低回転数運転を行った場合、前記低回転数域よりも回転数が大きい高回転数域で前記モータを所定時間だけ回転させる油膜回復運転を実行する。
【0007】
また、外部からの空気を取り入れ可能な空気取入口及び取り入れられた空気を外部へ吹出し可能な空気吹出口が開けられているケースと、このケースに前記モータによって回転可能に支持され回転することにより送風を行なうファンと、前記ファンに付着した塵埃を除去可能なブラシ部とを有し、前記モータ制御部は、前記ブラシ部を前記ファンに当接させた状態で、前記ファンを前記低回転数域で回転させることで前記ファンに付着した塵埃を除去する清掃運転時に前記低回転数運転を実行し、清掃運転終了後に前記油膜回復運転を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、ベアリングの油膜を好適に形成させることができる送風装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1による空調装置を模式的に示した図である。
図1に示された室内機の斜視図である。
図2に示された室内機に用いられているケースからファンが外された状態の斜視図である。
図2に示された室内機を右側面側から見た状態の断面図である。
図3に示された払拭機構の拡大図である。
払拭機構について説明する断面図である。
実施例1による空調装置の制御ブロック図である。
ファンモータの断面図
ベアリングの断面図
実施例1による空調装置の制御例を表すフローチャート図である。
自動清掃がON(入)であるときの冷房運転後の送風路を清掃するための制御例を説明するタイミングチャート図である。
自動清掃がON(入)であるときの暖房運転後の送風路を清掃するための制御例を説明するタイミングチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図中Frは前、Rrは後、Leは左、Riは右、Upは上、Dnは下を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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