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公開番号2024110626
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2023015319
出願日2023-02-03
発明の名称プロテクタ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20240808BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】簡単な構成でコネクタ付きワイヤハーネスの電線を保護可能としたプロテクタを提供すること。
【解決手段】プロテクタ21は、電線12とコネクタ13とを有するコネクタ付きワイヤハーネス11に取り付け可能である。プロテクタ21は、第1コネクタ対応部22aと、第1電線対応部22bとを有する第1分割部材22と、第1コネクタ対応部22aとでコネクタ13を挟むように配置される第2コネクタ対応部23aと、第1電線対応部22bとでコネクタ13から外部に突出している部位の電線12を挟むように配置される第2電線対応部23bとを有し、第1分割部材22に組み付け可能な第2分割部材23と、第1コネクタ対応部22aに固定された第1弾性部材24と、第2コネクタ対応部23aに固定され、第2分割部材23が第1分割部材22に組み付けられた状態で第1弾性部材24とでコネクタ13を挟持可能な第2弾性部材25とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電線と前記電線に接続されたコネクタとを有するコネクタ付きワイヤハーネスに取り付け可能なプロテクタであって、
第1コネクタ対応部と、第1電線対応部とを有する第1分割部と、
前記第1コネクタ対応部とで前記コネクタを挟むように配置される第2コネクタ対応部と、前記第1電線対応部とで前記コネクタから外部に突出している部位の前記電線を挟むように配置される第2電線対応部とを有し、前記第1分割部に組み付け可能な第2分割部と、
前記第1コネクタ対応部に固定された第1弾性部材と、
前記第2コネクタ対応部に固定され、前記第2分割部が前記第1分割部に組み付けられた状態で前記第1弾性部材とで前記コネクタを挟持可能な第2弾性部材と、を備える、
プロテクタ。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記コネクタ付きワイヤハーネスは、前記電線を覆う外装部材を有するものであり、
前記第1電線対応部の一部と前記第2電線対応部の一部とは、前記外装部材に連結される連結部を構成する、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記外装部材は、大径部と前記大径部よりも径の小さい小径部とが交互に連なって設けられた蛇腹構造を有するコルゲートチューブであり、
前記連結部は、前記大径部同士の間に入り込んで前記コルゲートチューブの長さ方向の位置ずれを防ぐ位置ずれ防止突起を有する、
請求項2に記載のプロテクタ。
【請求項4】
前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材は、前記コネクタを挟持する方向と直交する方向で前記コネクタと接触可能な接触側部を有する、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項5】
前記第1分割部は、前記第2分割部とは別体の第1分割部材であり、
前記第2分割部は、前記第1分割部とは別体の第2分割部材である、
請求項1に記載のプロテクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プロテクタに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プロテクタとしては、例えば、電線と電線に接続されたコネクタとを有するコネクタ付きワイヤハーネスに取り付け可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。このプロテクタは、ヒンジ部を介して連結された一対の半円筒状体を有し、コネクタとコネクタから外部に突出している部位の電線を覆うように形成されている。これにより、コネクタから外部に突出している部位の電線が急激に折り曲げられるといったことが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-39332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなプロテクタでは、コネクタを覆う部位の形状をコネクタの形状に精度良く合わせて製造する必要があった。例えば、コネクタがプロテクタに対応した専用のコネクタでは無く、汎用のコネクタであったり、コネクタに僅かな仕様変更があったりすると、そのコネクタの形状に応じて、プロテクタを精度良く製造する必要があった。
【0005】
本開示の目的は、簡単な構成でコネクタ付きワイヤハーネスの電線を保護可能としたプロテクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のプロテクタは、電線と前記電線に接続されたコネクタとを有するコネクタ付きワイヤハーネスに取り付け可能なプロテクタであって、第1コネクタ対応部と、第1電線対応部とを有する第1分割部と、前記第1コネクタ対応部とで前記コネクタを挟むように配置される第2コネクタ対応部と、前記第1電線対応部とで前記コネクタから外部に突出している部位の前記電線を挟むように配置される第2電線対応部とを有し、前記第1分割部に組み付け可能な第2分割部と、前記第1コネクタ対応部に固定された第1弾性部材と、前記第2コネクタ対応部に固定され、前記第2分割部が前記第1分割部に組み付けられた状態で前記第1弾性部材とで前記コネクタを挟持可能な第2弾性部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のプロテクタによれば、簡単な構成でコネクタ付きワイヤハーネスの電線を保護できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるコネクタ付きワイヤハーネスとプロテクタの斜視図である。
図2は、一実施形態におけるコネクタ付きワイヤハーネスとプロテクタの分解斜視図である。
図3は、一実施形態におけるコネクタ付きワイヤハーネスとプロテクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のプロテクタは、
[1]電線と前記電線に接続されたコネクタとを有するコネクタ付きワイヤハーネスに取り付け可能なプロテクタであって、第1コネクタ対応部と、第1電線対応部とを有する第1分割部と、前記第1コネクタ対応部とで前記コネクタを挟むように配置される第2コネクタ対応部と、前記第1電線対応部とで前記コネクタから外部に突出している部位の前記電線を挟むように配置される第2電線対応部とを有し、前記第1分割部に組み付け可能な第2分割部と、前記第1コネクタ対応部に固定された第1弾性部材と、前記第2コネクタ対応部に固定され、前記第2分割部が前記第1分割部に組み付けられた状態で前記第1弾性部材とで前記コネクタを挟持可能な第2弾性部材と、を備える。
【0010】
同構成によれば、第1分割部に第2分割部が組み付けられた状態で、第1コネクタ対応部に固定された第1弾性部材と第2コネクタ対応部に固定された第2弾性部材とはコネクタを挟持可能であるため、第1分割部と第2分割部とはコネクタに対して固定される。コネクタを挟持する部位が第1弾性部材と第2弾性部材であるため、例えば、第1コネクタ対応部と第2コネクタ対応部とがコネクタと精度良く嵌合する形状である必要がない。そして、第1電線対応部と第2電線対応部とはコネクタから外部に突出している部位の電線を挟むように配置されるため、コネクタから外部に突出している部位の電線が急激に折り曲げられるといったことが防止される。よって、簡単な構成のプロテクタで、コネクタ付きワイヤハーネスの電線を保護することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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