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公開番号2024104797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2023009158
出願日2023-01-25
発明の名称配線カバー
出願人槌屋ティスコ株式会社
代理人個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20240730BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】現場加工を含めて施工が容易で配線の挿入を容易化するとともに埃の侵入を抑制する配線カバーを提供する。。
【解決手段】2つの面が交わって入隅部を構成するコーナー部に設置され、一端側から他端側に亘って内部に配線を収容する配線収容部と、配線収容部の2つの面の一方の面側にスリット状に形成され配線収容部に配線を挿入可能な配線挿入部と、を備え、配線収容部は、2つの面の一方の面に沿う底面と2つの面の他方に沿う側面からなる本体部と、本体部を覆い本体部よりも柔らかく弾性変形可能な材料で形成された覆い部と、からなり、覆い部を変形させることでスリット状の配線挿入部が開口して配線が挿入可能となる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
2つの面が交わって入隅部を構成するコーナー部に設置され、一端側から他端側に亘って内部に配線を収容する配線収容部と、前記配線収容部の前記2つの面の一方の面側にスリット状に形成され前記配線収容部に前記配線を挿入可能な配線挿入部と、を備えた、
ことを特徴とする配線カバー。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記配線収容部は、前記2つの面の一方の面に沿う底面と前記2つの面の他方に沿う側面からなる本体部と、前記本体部を覆い前記本体部よりも柔らかく弾性変形可能な材料で形成された覆い部と、からなり、前記覆い部を変形させることで前記スリット状の配線挿入部が開口して前記配線が挿入可能となる、
ことを特徴とする請求項1に記載の配線カバー。
【請求項3】
前記本体部と前記覆い部のタイプAデュロメータ硬さの差が10以上であり、いずれも前記タイプAデュロメータ硬さがD50以下である、
ことを特徴とする請求項2に配線カバー。
【請求項4】
前記配線挿入部は、互いに向かい合う凸部と凹部からなり、前記覆い部が変形していない状態では前記凸部と前記凹部が近接して向かい合っている、
ことを特徴とする請求項2に記載の配線カバー。
【請求項5】
前記本体部は、端部に前記2つの面の少なくとも一方の面と接触するリップ形状を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の配線カバー。
【請求項6】
前記本体部と前記覆い部は、硬度の異なる熱可塑性エラストマー樹脂又は軟質樹脂を押し出し成形することにより一体として形成されている、
ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の配線カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線カバーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
直角に配置された2枚の帯板状取付基板を側端部において互に連成し、一方の取付基板の側端部に蓋板を開閉自在に連成し、その蓋板の幅寸法が2枚の取付基板の側端部間にわたる長さとされ、その蓋板の側端部と他方の取付基板における側端部の一方に係合溝を設け、他方に上記係合溝に係合可能な突条を形成し、全体を合成樹脂の成形品としたコーナ用配線カバーが知られている(特許文献1)。
【0003】
配線面に設置される底板から一対のケーブル規制板を対向して立ち上げた細長ベース部材と、該細長ベース部材の両ケーブル規制板の外側面間に外嵌めされて同ケーブル規制板の内側面間にケーブル配線腔を形成するようにした細長カバー部材とから成る配線カバーにおいて、上記両ケーブル規制板の内側面間に内嵌めされて同ケーブル規制板の内側面間からのケーブルの逸脱を阻止するケーブル規制バンドを備え、該ケーブル規制バンドの内嵌め後上記細長カバー部材を外嵌めする構成とした配線カバーも知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-247820号公報
特開2002-290070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、現場加工を含めて施工が容易で配線の挿入を容易化するとともに埃の侵入を抑制する配線カバーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1記載の配線カバーは、
2つの面が交わって入隅部を構成するコーナー部に設置され、一端側から他端側に亘って内部に配線を収容する配線収容部と、前記配線収容部の前記2つの面の一方の面側にスリット状に形成され前記配線収容部に前記配線を挿入可能な配線挿入部と、を備えた、
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配線カバーにおいて、
前記配線収容部は、前記2つの面の一方の面に沿う底面と前記2つの面の他方の面に沿う側面からなる本体部と、前記本体部を覆い前記本体部よりも柔らかく弾性変形可能な材料で形成された覆い部と、からなり、前記覆い部を変形させることで前記スリット状の配線挿入部が開口して前記配線が挿入可能となる、
ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の配線カバーにおいて、
前記本体部と前記覆い部のタイプDデュロメータ硬さの差が10以上であり、いずれも前記タイプDデュロメータ硬さがD50以下である、
ことを特徴とする請求項2に配線カバー。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の配線カバーにおいて、
前記配線挿入部は、互いに向かい合う凸部と凹部からなり、前記覆い部が変形していない状態では前記凸部と前記凹部が近接して向かい合っている、
ことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の配線カバーにおいて、
前記本体部は、端部に前記2つの面の少なくとも一方の面と接触するリップ形状を有する、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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