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公開番号2024105961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023009984
出願日2023-01-26
発明の名称空気調和機
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類D06F 58/34 20200101AFI20240731BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】空調ユニット及び送風ユニットを連動させる衣類乾燥運転を好適に実施できる空気調和機を提供する。
【解決手段】除湿ユニット2及びサーキュレータ3を所定の運転時間だけ連動して運転させ、対象空間にある洗濯物を乾燥させる衣類乾燥運転を実施するもので、衣類乾燥運転時に検知された対象空間の湿度と所定の運転時間の残り時間とに基づき、乾燥促進モードから仕上げモードに変更する。対象空間に干された洗濯物の乾燥具合を湿度と残り時間とで推測し、洗濯物の乾燥を仕上げる仕上げモードに変更するので、対象空間に干した洗濯物の乾燥を好適に完了させることができる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
空調ユニットと、
当該空調ユニットに対して連動して運転する送風ユニットと、を備える空気調和機であって、
前記空調ユニットは、
前記空調ユニット及び前記送風ユニットを所定の運転時間だけ連動して運転させ、対象空間にある洗濯物を乾燥させる衣類乾燥運転を制御する空調側制御部と、
前記衣類乾燥運転時における前記空調ユニット及び前記送風ユニットの連動した運転を制御するための制御信号を前記衣類乾燥運転中において前記送風ユニットに送信する送信部と、を有し、
前記送風ユニットは、
前記送信部から送信された前記制御信号を受信する受信部と、
受信した前記制御信号に基づいて前記送風ユニットを制御する送風側制御部と、を有し、
前記衣類乾燥運転は、乾燥促進モードと仕上げモードと、を有し、
前記空調側制御部は、前記衣類乾燥運転時に検知された前記対象空間の湿度と前記所定の運転時間の残り時間とに基づき、前記乾燥促進モードから前記仕上げモードに変更することを特徴とした空気調和機。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記空調側制御部は、前記衣類乾燥運転時に検知された前記対象空間の湿度が所定の低湿度以下になり、前記所定の運転時間の残り時間が所定の切替時間に達したと判断したら、前記乾燥促進モードから前記仕上げモードに変更することを特徴とした請求項1記載の空気調和機。
【請求項3】
前記空調側制御部は、前記仕上げモードに変更したら前記乾燥促進モード時と比較し、前記空調ユニットでの送風量を低下させ、前記送風ユニットに対し、前記送風ユニットでの送風量を低下させる指示を含む前記制御信号を送信することを特徴とした請求項2記載の空気調和機。
【請求項4】
前記空調ユニットは、送風する空気を加熱し駆動状態の切り替えが可能な加熱ヒータを有し、
前記空調側制御部は、前記乾燥促進モード中は前記加熱ヒータを常時駆動させ、前記仕上げモード中は前記対象空間の温度に基づき前記加熱ヒータの駆動を変化させることを特徴とした請求項2記載の空気調和機。
【請求項5】
前記送風ユニットは、所定方向に沿う首振り軸周りに首振り可能に支持される送風部を有し、
前記送風側制御部は、前記仕上げモードに変更したことを含む前記制御信号を受信したら、前記乾燥促進モード時と比較し前記首振りの範囲及び/又は速度を大きくすることを特徴とした請求項2記載の空気調和機。
【請求項6】
前記空調側制御部は、前記仕上げモードに変更した後、前記対象空間で検知された湿度が所定の高湿度以上になったと判断したら、前記乾燥促進モードに戻すことを特徴とした請求項2から5のいずれか1項に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調ユニットに対して連動して運転する送風ユニットを備えた空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、空調ユニットと送風ユニットとを連動させ、洗濯物を乾燥させる衣類乾燥運転が実施可能な空気調和機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7174986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この従来のものでは、衣類乾燥運転を実施する対象空間の状態や衣類乾燥運転の経過時間による洗濯物の乾燥具合の変化に対応できないため、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、空調ユニットと、
当該空調ユニットに対して連動して運転する送風ユニットと、を備える空気調和機であって、
前記空調ユニットは、
前記空調ユニット及び前記送風ユニットを所定の運転時間だけ連動して運転させ、対象空間にある洗濯物を乾燥させる衣類乾燥運転を制御する空調側制御部と、
前記衣類乾燥運転時における前記空調ユニット及び前記送風ユニットの連動した運転を制御するための制御信号を前記衣類乾燥運転中において前記送風ユニットに送信する送信部と、を有し、
前記送風ユニットは、
前記送信部から送信された前記制御信号を受信する受信部と、
受信した前記制御信号に基づいて前記送風ユニットを制御する送風側制御部と、を有し、
前記衣類乾燥運転は、乾燥促進モードと仕上げモードと、を有し、
前記空調側制御部は、前記衣類乾燥運転時に検知された前記対象空間の湿度と前記所定の運転時間の残り時間とに基づき、前記乾燥促進モードから前記仕上げモードに変更することを特徴とした。
【0006】
また、請求項2では、前記空調側制御部は、前記衣類乾燥運転時に検知された前記対象空間の湿度が所定の低湿度以下になり、前記所定の運転時間の残り時間が所定の切替時間に達したと判断したら、前記乾燥促進モードから前記仕上げモードに変更することを特徴とした。
【0007】
また、請求項3では、前記空調側制御部は、前記仕上げモードに変更したら前記乾燥促進モード時と比較し、前記空調ユニットでの送風量を低下させ、前記送風ユニットに対し、前記送風ユニットでの送風量を低下させる指示を含む前記制御信号を送信することを特徴とした。
【0008】
また、請求項4では、前記空調ユニットは、送風する空気を加熱し駆動状態の切り替えが可能な加熱ヒータを有し、
前記空調側制御部は、前記乾燥促進モード中は前記加熱ヒータを常時駆動させ、前記仕上げモード中は前記対象空間の温度に基づき前記加熱ヒータの駆動を変化させることを特徴とした。
【0009】
また、請求項5では、前記送風ユニットは、所定方向に沿う首振り軸周りに首振り可能に支持される送風部を有し、
前記送風側制御部は、前記仕上げモードに変更したことを含む前記制御信号を受信したら、前記乾燥促進モード時と比較し前記首振りの範囲及び/又は速度を大きくすることを特徴とした。
【0010】
また、請求項6では、前記空調側制御部は、前記仕上げモードに変更した後、前記対象空間で検知された湿度が所定の高湿度以上になったと判断したら、前記乾燥促進モードに戻すことを特徴とした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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