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公開番号2024112722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017970
出願日2023-02-08
発明の名称衣類処理装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/30 20200101AFI20240814BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本開示は、対象に効率的にミストを付着させることができる衣類処理装置を提供する。
【解決手段】本開示における衣類処理装置は、被処理物を収容する収容槽と、前記収容槽内に流入する空気が通過する送風経路と、前記送風経路に設けられ、前記収容槽内に空気を送風する送風手段と、前記送風経路外に設けられ、前記収容槽内にミストを供給するミスト供給手段と、前記ミスト供給手段を動作させる第1コースを実行可能とする制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1コースにおいて、前記ミスト供給手段を動作させている間、前記送風手段の回転数を所定回転数以下とする。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
被処理物を収容する収容槽と、
前記収容槽内に流入する空気が通過する送風経路と、
前記送風経路に設けられ、前記収容槽内に空気を送風する送風手段と、
前記送風経路外に設けられ、前記収容槽内にミストを供給するミスト供給手段と、
前記ミスト供給手段を動作させる第1コースを実行可能とする制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1コースにおいて、前記ミスト供給手段を動作させている間、前記送風手段の回転数を所定回転数以下とする、衣類処理装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1コースにおいて、前記ミスト供給手段を動作させている間、前記送風手段を停止させる、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ミスト供給手段の動作を停止させた後、前記送風手段を動作させる、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記ミスト供給手段の動作を停止させた後の前記送風手段の回転数よりも、前記ミスト供給手段を動作させている間の前記送風手段の回転数を小さくする、請求項3に記載の衣類処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、被処理物を処理する衣類処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、洗濯物にミストを供給するドラム式洗濯乾燥機を開示する。このドラム式洗濯乾燥機は、水槽と、水槽内に設けられた回転ドラムと、除湿手段および加熱手段を備えた循環送風経路と、循環送風経路に水溜め容器を有し、水溜め容器に貯留された水に超音波振動を加えることによりミストを発生させるミスト生成装置と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-220561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、対象に効率的にミストを付着させることができる衣類処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における衣類処理装置は、被処理物を収容する収容槽と、前記収容槽内に流入する空気が通過する送風経路と、前記送風経路に設けられ、前記収容槽内に空気を送風する送風手段と、前記送風経路外に設けられ、前記収容槽内にミストを供給するミスト供給手段と、前記ミスト供給手段を動作させる第1コースを実行可能とする制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1コースにおいて、前記ミスト供給手段を動作させている間、前記送風手段の回転数を所定回転数以下とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示における衣類処理装置は、対象に効率的にミストを付着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における乾燥機の前面図
実施の形態1における乾燥機の縦断面図
実施の形態1における乾燥機の液体噴霧装置の模式図
実施の形態1における乾燥機の液体噴霧装置の配置図
実施の形態1における乾燥機のノズルユニットの分解斜視図
実施の形態1における乾燥機の製品内方から前方を見た断面図
図6の部分拡大図
実施の形態1における乾燥機の制御装置のブロック図
実施の形態1における乾燥機のミスト供給コースのフローチャート
実施の形態1における乾燥機の噴霧工程のフローチャート
実施の形態1における乾燥機の噴霧工程の動作の第1の例の説明図
実施の形態1における乾燥機の噴霧工程の動作の第2の例の説明図
実施の形態1における乾燥機の噴霧工程の動作の第3の例の説明図
実施の形態1における乾燥機の噴霧工程の動作の第4の例の説明図
実施の形態2における乾燥機の縦断面図
実施の形態3におけるドラム式洗濯乾燥機の縦断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、水溜め容器に貯留された水に超音波振動を加えることによりミストを発生させるミスト生成装置を備え、乾燥された洗濯物にミストを供給するという技術があった。このような状況から、発明者らは、液剤をミストとして噴霧するミスト供給手段により、衣類などの被処理物や槽などに液剤を噴霧することで、被処理物や槽に対して効果的に処理を施すという発想を得た。しかしながら、ミスト供給手段によって液剤を噴霧する場合には、複数の課題があることを発明者らは発見した。
【0009】
第1に、ミスト供給手段によって液剤を噴霧する場合に、使用者によるミストの吸い込みリスクを低減する必要があるという課題である。特に、ミスト供給手段の噴霧ノズルとして、二流体ノズルを用いた場合、小さい粒径のミストが噴霧される。ミストとして、大きい粒径のミストを噴霧する場合、ミストの重量が重いので、すぐに落下し、噴霧対象に均一に付着させにくい。ミストとして、小さい粒径のミストを噴霧する場合、浮遊時間が長く噴霧対象に均一に付着させることができる。しかしながら、ミスト供給手段によって噴霧された粒径の小さい液剤のミストが収容槽内に残存している状態で使用者が蓋体を開くと、使用者がミストを吸い込む虞がある。従来技術における、ミスト生成装置において水を噴霧する場合と異なり、液剤を噴霧する場合には、使用者がミストを吸い込むことを抑制する必要がある。
【0010】
第2に、ミスト供給手段における液剤の詰まりを抑制する必要があるという課題である。例えば、液体タンクに収容する液剤を使用者が変更可能な構成であって、ミスト供給手段が液体タンクに収容された液剤を噴霧する場合には、液剤の変更後、ミスト供給手段内において剤が混ざり、固着物が生成されることで液剤の詰まりが発生してしまう虞がある。また、ミスト供給手段内にて液剤の詰まりが発生した場合、ミスト供給手段の一部を交換またはメンテナンスする必要がある。
(【0011】以降は省略されています)

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