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公開番号
2024099900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-26
出願番号
2023003509
出願日
2023-01-13
発明の名称
衣類ケア装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
主分類
D06F
75/18 20060101AFI20240719BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】衣類ケア装置の熱効率を向上させ、漏水を抑える。
【解決手段】衣類ケア装置は、液体を気化させてスチームを生成するための気化室1と、気化室1で生成されたスチームを通過させてスチーム噴出口から吐出させるためのスチーム通路と、気化室1を加熱するヒータ2を制御するための基準となる温度を検知する温度センサと、を備え、気化室1は、気化室1に存在する液体の少なくとも一部が、保持される向きにかかわらず気化室1に留まるように形成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を気化させてスチームを生成するための気化室と、
前記気化室で生成されたスチームを通過させて噴出口から吐出させるためのスチーム通路と、
前記気化室を加熱するヒータを制御するための基準となる温度を検知する温度センサと、
を備え、
前記気化室は、前記気化室に存在する液体の少なくとも一部が、保持される向きにかかわらず前記気化室に留まるように形成される
衣類ケア装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記温度センサは、前記気化室に液体が存在するときには温度の上昇が抑制される位置に配設される
請求項1に記載の衣類ケア装置。
【請求項3】
前記気化室に存在する液体の少なくとも一部を貯留するための貯液部を備える
請求項1から2のいずれか1項に記載の衣類ケア装置。
【請求項4】
前記貯液部は、前記温度センサの近傍に設けられる
請求項3に記載の衣類ケア装置。
【請求項5】
前記貯液部は、前記温度センサの中心から前記ヒータの長手方向に沿って前記ヒータの短手方向の最大幅と同じ距離だけ離れた水平線までの範囲内に形成される
請求項3に記載の衣類ケア装置。
【請求項6】
前記貯液部は、前記気化室に液体を供給するための液供給口の近傍に設けられる
請求項3に記載の衣類ケア装置。
【請求項7】
前記貯液部は、
前記液供給口の周囲に形成された壁と、
前記貯液部の内部の液体又は気体を前記スチーム通路に向けて流出させるための貯液部出口と、
を備える
請求項6に記載の衣類ケア装置。
【請求項8】
前記壁は、渦状、迷路状、又は互い違いに形成される
請求項7に記載の衣類ケア装置。
【請求項9】
前記温度センサにより検知された温度が所定温度以上であるときに前記ヒータをオフにする制御部を備え、
前記所定温度は、前記気化室に液体が存在しないときに前記温度センサにより検知される温度より高い
請求項1又は2に記載の衣類ケア装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、衣類ケア装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
衣類等にスチームを噴出することにより衣類等のしわを伸ばすことが可能なスチームアイロンが提供されている。例えば、特許文献1には、スチーム発生用の気化体と、気化体へ供給される水を貯留する水タンクと、水タンク内の水を気化体へ供給するポンプ装置と、気化体の温度を制御する制御部とを備えるスチームアイロンが開示されている。このスチームアイロンにおいて、気化体は、気化室と、湾曲部を有して略U字状に形成され気化室を加熱するヒータと、気化室へ水が供給される水供給口と、気化体の温度を検知する感温部とを有し、水供給口は、湾曲部の内側近傍に設けられ、感温部は、湾曲部の外側に近接して設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-099420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたスチームアイロンでは、気化室に供給された水が全て気化して気化室の温度が所定温度以上に上昇したことが感温部により感知されると、制御部はヒータをオフにする。しかし、スチームアイロンが使用されているときの向きによっては、気化室に供給された水がスチーム経路を温度センサから遠ざかる方向に流れてしまう。この場合、気化室の内部の水が完全には気化していないにもかかわらず、温度センサの近傍では完全に気化して温度が上昇し、制御部がヒータをオフにする。これにより、スチーム経路の熱容量では気化しきれない水がスチーム噴出口から漏れ出ることがある。
【0005】
本開示は、衣類ケア装置の熱効率を向上させ、漏水を抑えるための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示における衣類ケア装置は、液体の水を気化させてスチームを生成するための気化室と、気化室で生成されたスチームを通過させて噴出口から吐出させるためのスチーム通路と、気化室を加熱するヒータを制御するための基準となる温度を検知する温度センサと、を備える。気化室は、気化室に存在する液体の水の少なくとも一部が、保持される向きにかかわらず気化室に留まるように形成される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、衣類ケア装置の熱効率を向上させ、漏水を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1の衣類ケア装置がスタンドに置かれた状態を示す側面図
実施の形態1の衣類ケア装置の要部断面図
実施の形態1の衣類ケア装置の温度センサ近傍の要部拡大断面図
実施の形態1の衣類ケア装置の気化室の斜視図
実施の形態1の衣類ケア装置の気化体とベースの平面図
実施の形態1の衣類ケア装置のヒータの湾曲部付近の模式図
貯水部に水が貯留される様子を示す図
貯水部に水が貯留される様子を示す図
貯水部に水が貯留される様子を示す図
貯水部に水が貯留される様子を示す図
気化室におけるスチームの流れを示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
貯水部の別の例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
【0010】
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)
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