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公開番号2024155279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023069883
出願日2023-04-21
発明の名称アタッチメント、洗濯バサミ及び洗濯ハンガー
出願人個人
代理人個人
主分類D06F 55/00 20060101AFI20241024BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】片手での簡易な動作によって洗濯物の挟持を行うことができるアタッチメント、該アタッチメントを取り付けた洗濯バサミ及び該洗濯バサミを複数有する洗濯ハンガーを提供する。
【解決手段】アタッチメント101は、長手方向中間部の挟持片連結部において回動可能に連結された一対の第一挟持片及び第二挟持片を備え、接離可能な一端部が付勢されることで挟持部として洗濯物を挟持し、他端部を押圧することで洗濯物を着脱するピンチ体102に取り付け可能であって、下端部に摘み部を有し、第一レバー連結部において上端が回動可能に連結された一対の第一操作レバー及び第二操作レバーと、第二レバー連結部において上端が回動可能に連結された一対の第三操作レバー及び第四操作レバーを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向中間部の挟持片連結部において回動可能に連結された一対の第一挟持片及び第二挟持片を備え、前記第一挟持片及び前記第二挟持片の接離可能な一端部が付勢部材によって付勢されることで挟持部として洗濯物を挟持し、前記第一挟持片及び前記第二挟持片の他端部を押圧することで洗濯物を着脱するピンチ体に取り付け可能なアタッチメントであって、
下端部に摘み部を有し、第一レバー連結部において上端が回動可能に連結された一対の第一操作レバー及び第二操作レバーと、
下端部に摘み部を有し、第二レバー連結部において上端が回動可能に連結された一対の第三操作レバー及び第四操作レバーとを備え、
前記第一操作レバーと前記第三操作レバーとは、前記挟持片連結部の回動軸と平行な軸をもって前記第一挟持片における前記挟持片連結部と前記他端部との間に枢着される第一挟持片枢着部を備え、
前記第二操作レバーと前記第四操作レバーとは、前記挟持片連結部の回動軸と平行な軸をもって前記第二挟持片における前記挟持片連結部と前記他端部との間に枢着される第二挟持片枢着部を備える、
ことを特徴とするアタッチメント。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のアタッチメントにおいて、
前記第一操作レバー及び前記第二操作レバーの外側面の少なくとも一箇所と、前記第三操作レバー及び前記第四操作レバーの外側面の少なくとも一箇所に、指の先端を添えるための凹み部が設けられている、
アタッチメント。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のアタッチメントを前記ピンチ体に取り付けてなる、洗濯バサミ。
【請求項4】
請求項3に記載の洗濯バサミにおいて、
前記各操作レバーの前記摘み部が、洗濯物を挟持する前記一端部と近接して設けられている、
洗濯バサミ。
【請求項5】
請求項4に記載の洗濯バサミにおいて、
前記第一レバー連結部と前記第二レバー連結部との間に、該洗濯バサミを吊り下げるための吊り下げ部材を取り付け可能な吊り下げ部材取付部を備える、
洗濯バサミ。
【請求項6】
請求項5に記載の洗濯バサミが複数個、枠体に吊り下げられてなる、洗濯ハンガー。
【請求項7】
長手方向中間部の挟持片連結部において回動可能に連結された一対の第一挟持片及び第二挟持片を備え、前記第一挟持片及び前記第二挟持片の接離可能な一端部が付勢部材によって付勢されることで挟持部として洗濯物を挟持し、前記第一挟持片及び前記第二挟持片の他端部を押圧することで洗濯物を着脱するピンチ体に取り付け可能なアタッチメントであって、
下端部に摘み部を有し、第一レバー連結部において上端が回動可能に連結された一対の第一操作レバー及び第二操作レバーを備え、
前記第一操作レバーは、前記第一挟持片における前記挟持片連結部と前記他端部との間に枢着される第一挟持片枢着部を備え、
前記第二操作レバーは、前記第二挟持片における前記挟持片連結部と前記他端部との間に枢着される第二挟持片枢着部を備える、
ことを特徴とするアタッチメント。
【請求項8】
請求項7に記載のアタッチメントにおいて、
前記第一操作レバー及び前記第二操作レバーの外側面の少なくとも一箇所に、指の先端を添えるための凹み部が設けられている、
アタッチメント。
【請求項9】
請求項7又は8に記載のアタッチメントを前記ピンチ体に取り付けてなる、洗濯バサミ。
【請求項10】
請求項9に記載の洗濯バサミにおいて、
前記各操作レバーの前記摘み部が、洗濯物を挟持する前記一端部と近接して設けられている、
洗濯バサミ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はアタッチメント、洗濯バサミ及び洗濯ハンガーに関し、より詳しくは、片手での簡易な動作によって洗濯物の挟持を行うことができるアタッチメント、該アタッチメントを取り付けた洗濯バサミ及び該洗濯バサミを複数有する洗濯ハンガーに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、洗濯バサミを使って洗濯物を干す際は、片方の手で洗濯物を保持し、もう片方の手で洗濯バサミを摘まんで、洗濯物を挟む必要があった。しかしながら、例えば怪我や病気によって片手での洗濯バサミの使用を強いられた場合、従来の洗濯バサミで洗濯物を干すことには大きな困難が伴っていた。また、健常者であっても、両手を使って洗濯物を挟持せざるを得ないため、一度に挟持できるのは1か所のみで、複数箇所を挟持する必要のある大きな洗濯物を干す際には洗濯物を摘まんで挟む動作を逐次繰り返す必要があり、この分時間が掛かっていた。
【0003】
ところで、片手での使用を可能とする洗濯バサミや、それを組み合わせた洗濯ハンガーは、これまでにも考案されている。例えば、片手での使用を可能とする洗濯バサミが、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている洗濯バサミは、洗濯バサミの挟持部の隙間に指を差し込んで押し広げ、そこに洗濯物を挟み込むにようにして使用する。しかしながら、特許文献1に開示されている洗濯バサミは、その動作の性質上、利用者の指を挟む恐れがあり、また、指に怪我をしている場合などには使用が躊躇われる。また、特許文献1に開示されている洗濯バサミは、指を傷つけない程度に挟持力を弱めなければならない欠点が存在していた。また、片手での使用を可能とする他の洗濯バサミが、特許文献2に開示されている。特許文献2に開示されている洗濯バサミは、指を挟み込まないように形状に工夫が施されている。しかしながら、特許文献2に開示されている洗濯バサミは、洗濯バサミの端部を洗濯ハンガーに固定しなければ使うことができず、風雨に晒される厳しい環境下では、従来型の洗濯バサミと比べて破損しやすいと言える。また、片手での使用を可能とする他の洗濯バサミが、特許文献3に開示されている。特許文献3に開示されている洗濯バサミは、一定の仕組みによって、挟持部が開いた状態と閉じた状態のどちらかを維持するように構成されている。このような構成により、例えば前日の夜に洗濯物を取り込む際に挟持部を開いたままにし、当日の朝に洗濯物を干す際はワンタッチで簡単に挟持部を閉じて挟持完了するという使用方法が想定される。しかし、その動作の性質上、洗濯物を挟む際に洗濯バサミの一部に衝撃が加わったり、状態を維持するために端部に力が集中したりすることは避けられないと言える。また、片手での使用を可能とする他の洗濯バサミが、特許文献4に開示されている。特許文献4に開示されている洗濯バサミは、片手で洗濯バサミの挟持部を開くことを可能としている。しかしながら、特許文献4に開示されている洗濯バサミは、片手で洗濯バサミの挟持部を開いた上で洗濯物を挟持することまでは困難であると言える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-000320号公報
特開2008-289607号公報
特開2014-133096号公報
特開平3-247395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、片手での簡易な動作によって洗濯物の挟持を行うことができるアタッチメント、該アタッチメントを取り付けた洗濯バサミ及び該洗濯バサミを複数有する洗濯ハンガーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明に係るアタッチメントは、長手方向中間部の挟持片連結部において回動可能に連結された一対の第一挟持片及び第二挟持片を備え、第一挟持片及び第二挟持片の接離可能な一端部が付勢部材によって付勢されることで挟持部として洗濯物を挟持し、第一挟持片及び第二挟持片の他端部を押圧することで洗濯物を着脱するピンチ体に取り付け可能なアタッチメントであって、下端部に摘み部を有し、第一レバー連結部において上端が回動可能に連結された一対の第一操作レバー及び第二操作レバーと、下端部に摘み部を有し、第二レバー連結部において上端が回動可能に連結された一対の第三操作レバー及び第四操作レバーとを備え、第一操作レバーと第三操作レバーとは、挟持片連結部の回動軸と平行な軸をもって第一挟持片における挟持片連結部と他端部との間に枢着される第一挟持片枢着部を備え、第二操作レバーと第四操作レバーとは、挟持片連結部の回動軸と平行な軸をもって第二挟持片における挟持片連結部と他端部との間に枢着される第二挟持片枢着部を備えることを特徴とする。
【0007】
第一操作レバー及び第二操作レバーの外側面の少なくとも一箇所と、第三操作レバー及び第四操作レバーの外側面の少なくとも一箇所に、指の先端を添えるための凹み部を設けることができる。
【0008】
上記のアタッチメントをピンチ体に取り付けて、洗濯バサミとすることができる。
【0009】
各操作レバーの摘み部は、洗濯物を挟持する一端部と近接して設けることができる。
【0010】
第一レバー連結部と第二レバー連結部との間に、該洗濯バサミを吊り下げるための吊り下げ部材を取り付け可能な吊り下げ部材取付部を備えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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