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公開番号2024151113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064253
出願日2023-04-11
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/14 20060101AFI20241017BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】リサイクルのために蓋体を解体する場合、構成部材の分別・回収が容易である洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示の洗濯機は、筐体と、筐体に形成される投入口を開閉自在に覆う蓋体と、を備え、蓋体は、第1部材と、第1部材と異なる素材で構成され、第1部材の側面を覆う第2部材と、を有し、第2部材の側壁は、周辺部の厚みよりも薄い厚みを有する薄肉部を有する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、前記筐体に形成される投入口を開閉自在に覆う蓋体と、を備え、
前記蓋体は、第1部材と、前記第1部材と異なる素材で構成され、前記第1部材の側面を覆う第2部材と、を有し、
前記第2部材の側壁は、周辺部の厚みよりも薄い厚みを有する薄肉部を有する、洗濯機。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記薄肉部は、前記第1部材の前記側面よりも幅方向において外方に配設される、請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記薄肉部は、前記第2部材の第1縁部まで延在して設けられ、
前記第2部材は、前記第1縁部まで延在して設けられた溝部をさらに有する、請求項1に記載の洗濯機。
【請求項4】
前記第2部材は、前記蓋体の表面を構成する表部材であり、
前記表部材の内側には、前記第1部材を露出させる表窓が形成され、
前記第2部材は、前記表窓の端部から前記第1縁部まで延在する溝部をさらに有する、請求項3に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記第2部材は、前記薄肉部を有する前記側壁の近傍の裏面側において、前記第1部材の前記側面に当接する当接リブを有する、請求項1に記載の洗濯機。
【請求項6】
前記蓋体は、前記筐体の後面側において回動可能に支持されて、前記薄肉部は、前面側に位置する前記側壁に配設される、請求項1に記載の洗濯機。
【請求項7】
前記蓋体は、前記投入口を閉じた状態では前方下向きに傾斜しており、
前記蓋体は、前記薄肉部が強制的に破壊された場合に、前記第1部材の前記側面に当接する前面支持部を有する、請求項1に記載の洗濯機。
【請求項8】
前記前面支持部は、前記前面支持部によって前記第1部材が支持される支持位置と、前記前面支持部による前記第1部材の支持が解除される解除位置との間で弾性的に動く、請求項7に記載の洗濯機。
【請求項9】
前記蓋体は、前記第1部材の外縁部を支持する支持部材をさらに備え、
前記前面支持部は、前記支持部材の前面側に配設される、請求項7に記載の洗濯機。
【請求項10】
前記支持部材の前面側は、平坦に構成される、請求項9に記載の洗濯機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、筐体の投入口を開閉自在に覆う蓋体を有する洗濯機が開示されている。
【0003】
特許文献1に開示された洗濯機では、蓋体を構成する第1の蓋部材と第2の蓋部材とが接着部材によって固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-166885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、リサイクルのために蓋体を解体する場合、構成部材の分別・回収が容易である洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の洗濯機は、
筐体と、前記筐体に形成される投入口を開閉自在に覆う蓋体と、を備え、
前記蓋体は、第1部材と、前記第1部材と異なる素材で構成され、前記第1部材の側面を覆う第2部材と、を有し、
前記第2部材の側壁は、周辺部の厚みよりも薄い厚みを有する薄肉部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、リサイクルのために蓋体を解体する場合、構成部材の分別・回収が容易である洗濯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示に係る一実施の形態における洗濯機の斜視図
図1に示した洗濯機において投入口の開状態を示す斜視図
図1に示した洗濯機において投入口の半開状態を示す斜視図
図1に示した洗濯機における蓋体の斜視図
図4に示した蓋体を構成する第2蓋体の展開図
図5に示した第2蓋体を構成する表部材の上面図
図5に示した第2蓋体を構成する表部材の下面図
図6に示した表部材の要部拡大斜視図
図7に示した表部材の要部拡大斜視図
第2蓋体を構成する表部材および透光部材における当接状態を説明する図
図5に示した第2蓋体を構成する支持部材の斜視図
透光部材を有する支持部材の上面図
図12に示した支持部材の要部拡大図
図13に示した弾性当接部の斜視図
透光部材に対する支持部材の弾性当接部の当接状態を説明する図
図11に示した支持部材の下面図
図5に示した第2蓋体を構成する裏部材の上面図
前面側における表部材および透光部材の関係を説明する断面図
前面側における表部材および透光部材の関係を説明する断面図
表部材および支持部材の嵌合関係を説明する断面図
支持部材および裏部材の嵌合関係を説明する断面図
第2蓋体を構成する表部材の変形例の上面図
第2蓋体を構成する表部材の変形例の上面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、蓋体において、接着部材を用いて2つ以上の構成部材を固着させる洗濯機があった。しかしながら、例えばガラス部材および樹脂部材などの異なる素材で構成された2つ以上の構成部材を、接着部材を用いて固着させる構造において、リサイクルのために蓋体を解体する場合、接着部材を剥がす必要があり、構成部材の分別・回収が容易ではないという課題があった。そのため、蓋体のリサイクルのための構成部材の分別・回収を容易とするためには、蓋体において、接着部材を用いずに2つ以上の構成部材を組み合わせることが望ましい。
【0010】
しかしながら、接着部材を用いずに2つ以上の構成部材を組み合わせる構造では、リサイクルのための構成部材の分別・回収をより容易な構成とすることが必要であるという課題がある。発明者らは、この課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
(【0011】以降は省略されています)

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