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公開番号2024162016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077146
出願日2023-05-09
発明の名称吊支具
出願人株式会社ARTS
代理人個人,個人,個人,個人
主分類D06F 57/08 20060101AFI20241114BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】砂や土等の環境下でも容易に接続して組立てることができる吊支具を提供すること。
【解決手段】吊支具1は、上部に物品としての衣類2などを吊支することが可能であって、幅方向に屈曲する複数の板状部としてのアングル材4a~4cを有し、該複数のアングル材4a~4cを長手方向に差し込むことにより棒状に組立てられ、複数のアングル材4a~4cは、幅方向の略中央に長手方向に向けて延設される中差込部20と、中差込部20の幅方向の両側に形成される一対の係止部と、を長手方向の少なくとも一端部に有し、隣接するアングル材4a~4c同士を表裏逆にした状態で、一方のアングル材4bの中差込部20を他方のアングル材4bに重なるように差し込んで一対の係止部同士を係止することにより接続される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
上部に物品を吊支することが可能な吊支具であって、
幅方向に屈曲または湾曲する複数の板状部を有し、該複数の板状部を長手方向に接続することにより棒状に組立てられ、
前記複数の板状部は、幅方向の略中央に長手方向に向けて延設される差込部と、前記差込部の幅方向の両側に形成される一対の係止部と、を長手方向の少なくとも一端部に有し、隣接する前記板状部同士を表裏逆にした状態で、一方の前記板状部の前記差込部を他方の前記板状部に重なるように差し込んで前記一対の係止部同士を係止することにより接続されることを特徴とする吊支具。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記板状部は、山形のアングル材にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吊支具。
【請求項3】
前記複数の板状部は、下端に向けて漸次先細りとなる下板状部を含むことを特徴とする請求項1に記載の吊支具。
【請求項4】
前記複数の板状部は、上部に吊支部が形成された上板状部を含むことを特徴とする請求項3に記載の吊支具。
【請求項5】
前記上板状部と前記下板状部とを紐部材により連結したことを特徴とする請求項4に記載の吊支具。
【請求項6】
前記一対の係止部は、前記差込部の幅方向の両側に隙間を隔てて設けられる係止片にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吊支具。
【請求項7】
前記係止片は、前記差込部よりも短寸であることを特徴とする請求項6に記載の吊支具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を吊支するための吊支具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、衣類やランプ等の物品を吊支するための吊支具の一例として、例えば、物干しを掛けるフックが先端に設けられるとともに、下端に設けられた台により直立に支持されることで、洗濯物を屋内に干すことができるようにしたスタンド式のポール(吊支具)等がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、長手方向に伸縮可能なポール(吊支具)の上端部にフック及びハンガーが設けられるとともに、下端部に三脚が設けられており、屋内においては、三脚を拡げてポールを直立に支持することにより洗濯物をハンガーに干すことができる一方で、屋外においては、三脚を閉じて吊支具を収縮させてフックを物干し竿等に掛けることにより洗濯物をハンガーに干すことができるようにしたもの等がある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3179741号公報
特開平11-19396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の吊支具は、台と吊支具とフックとを分解して収納することはできるが、ポールを分解したり収縮することはできないため、保管性や可搬性が悪いという問題がある。一方、上記特許文献2に記載の吊支具は、複数の管状のポールを差し込んで組立てるとともに、差し込み長さを調整することでポールを伸縮できるようになっているため、保管性や可搬性はよい。
【0006】
しかし、上記特許文献2に記載の吊支具は、複数の管状のポールを差し込んで組立てる構造であることで、例えば、吊支具を屋内だけでなく屋外で使用する場合、差し込みの際に砂や土等がポール内部に進入して目詰まりや噛み込み等が生じると、差し込みが困難となり組立てできなくなるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、砂や土等の環境下でも容易に接続して組立てることができる吊支具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の吊支具は、
上部に物品を吊支することが可能な吊支具であって、
幅方向に屈曲または湾曲する複数の板状部を有し、該複数の板状部を長手方向に接続することにより棒状に組立てられ、
前記複数の板状部は、幅方向の略中央に長手方向に向けて延設される差込部と、前記差込部の幅方向の両側に形成される一対の係止部と、を長手方向の少なくとも一端部に有し、隣接する前記板状部同士を表裏逆にした状態で、一方の前記板状部の前記差込部を他方の前記板状部に重なるように差し込んで前記一対の係止部同士を係止することにより接続されることを特徴としている。
この特徴によれば、吊支具が複数の板状部にて構成されることで、板状部同士を接続したときに砂や土が互いの板状部間に進入しても目詰まりや噛み込みが生じにくいため、砂や土等の環境下でも容易に差し込んで組立てることができる。また、係止部同士が係止された状態において、一方の板状部の差込部は他方の板状部の屈曲または湾曲して強度が高められた背部に対向して略筒状を成すため、簡素な構造で高い接続強度を有する。
【0009】
前記板状部は、山形のアングル材にて構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、各板状部の強度が向上する。
【0010】
前記複数の板状部は、下端に向けて前記両辺部が漸次先細りとなる下板状部を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、下板状部を砂や土に差し込むことで、吊支具を容易に直立に支持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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