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公開番号
2025007869
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109564
出願日
2023-07-03
発明の名称
加飾シート
出願人
アキレス株式会社
代理人
主分類
D06N
7/00 20060101AFI20250109BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】表示装置の発光時には表示装置上の情報が視認可能であり、表示装置の非発光時には表示装置を確実に隠蔽できる加飾シートであって、高いデザイン性が求められる車両の内装材用として好適な加飾シートを提供することを課題とする。
【解決手段】不透明着色層を有する加飾シートであって、加飾シートの厚み方向に、開口面積が0.007~0.13mm
2
の孔が複数形成されてなる加飾シートである。不透明着色層の裏面には繊維布帛基材が設けられること、加飾シートの全光線透過率が20%以下であることが好ましい。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
不透明着色層を有する加飾シートであって、
加飾シートの厚み方向に、開口面積が0.007~0.13mm
2
の孔が複数形成されてなることを特徴とする加飾シート。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
不透明着色層の裏面に繊維布帛基材を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の加飾シート。
【請求項3】
全光線透過率が20%以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の加飾シート。
【請求項4】
表示装置を覆う表皮材として用いられることを特徴とする請求項1または2に記載の加飾シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加飾シートに関するものであり、特に表示装置の表面を覆うように配置される加飾シートに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
自動車の車室等において、高級感を出すために加飾シートを表皮材に用いた装飾パネルが用いられている。
一方で、運転席のインストルメントパネルには、さまざまな機能部品や表示装置が設けられている。例えば、スピードメーターやタコメーター等の計器類、エアコンや窓の開閉、ドアロック等のスイッチ類、カーナビゲーションシステム、外部モニター、照明等、多種多様の機能部品や表示装置が搭載されている。
そのため、加飾シートを表皮材に用いた装飾パネルを採用しても、運転席の周囲は大部分が機能部品や表示装置によって占められており、高級感が得られにくかった。
【0003】
可視光透過率を調整した加飾シートを表示装置に貼付し、表示装置の発光時には表示部が視認可能であり、非発光時には表示部全面を隠蔽し、加飾シートの加飾の外観を呈するようにした発明が知られている。
しかしながら、非発光時の隠蔽性を担保するため、加飾シートの色調が黒系統に限られることや、車室内が明るい時には加飾シートが表示装置を隠蔽しきれず、透けて見えてしまうなどの不具合があった(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-144511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、表示装置を覆った際、表示装置の発光時には表示装置上の情報が視認可能であり、表示装置の非発光時には確実に表示装置を隠蔽できる加飾シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討し、目視できないまたは目視が困難である微細孔を複数形成することで、表示装置の発光時には表示装置上の情報が視認可能であり、表示装置の非発光時には表示装置を確実に隠蔽できる加飾シートを発明した。
【0007】
本発明は以下を要旨とする。
(1)不透明着色層を有する加飾シートであって、加飾シートの厚み方向に、開口面積が0.007~0.13mm
2
の孔が複数形成されてなることを特徴とする加飾シート。
(2)不透明着色層の裏面に繊維布帛基材を設けてなることを特徴とする(1)に記載の加飾シート。
(3)全光線透過率が20%以下であることを特徴とする(1)または(2)に記載の加飾シート
(4)表示装置を覆う表皮材として用いられることを特徴とする(1)または(2)に記載の加飾シート
【発明の効果】
【0008】
本発明は、目視できないまたは目視が困難である微細孔を複数形成することで、表示装置の発光時には表示装置上の情報が視認可能であり、表示装置の非発光時には表示装置を確実に隠蔽できる加飾シートを提供することができる。
そのため、高いデザイン性が求められる車両の内装材用として好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の加飾シートの平面模式図である。
本発明の加飾シートの断面模式図である。
本発明の加飾シートの断面模式図の部分拡大図である。
実施例において加飾シートに孔でデザインしたロゴの輪郭を表すイメージ図である。
実施例1の〔鮮明さ〕試験の結果を表す画像である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の加飾シートについて、図1~5を用いて説明する。図2、3は、いずれも加飾シートの厚み方向に切断した際の断面図を示す。図3は図2の部分拡大図である。
本明細書中において、「加飾」とは、皮革調、木目調、幾何学調、布帛調等の装飾性を有する外観を呈するものである。
なお、本明細書中において、「表示装置」は、発光部材を備えるもの示す総称するものであり、ライト等の発光部材自体も包含する。
(【0011】以降は省略されています)
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