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公開番号2025014554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117212
出願日2023-07-19
発明の名称皮革様シート
出願人セーレン株式会社
代理人
主分類D06N 3/00 20060101AFI20250123BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】光透過性と意匠性(濃色効果、隠蔽性)を両立した皮革様シートを提供する。
【解決手段】実施形態に係る皮革様シートは、少なくとも1層の着色表皮層からなり、最表面に凹凸模様を有する皮革様シートであって、最表面の山頂点の算術平均曲率(Spc)が100以上、かつ最表面における界面の展開面積比(Sdr)が0.15以上であり、前記皮革様シートの光透過率が0.25~15%である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1層の着色表皮層からなり、最表面に凹凸模様を有する皮革様シートであって、最表面の山頂点の算術平均曲率(Spc)が100以上、かつ最表面における界面の展開面積比(Sdr)が0.15以上であり、前記皮革様シートの光透過率が0.25~15%である皮革様シート。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】






表色系における前記皮革様シートのL

値が30以下、a

値及びb

値が共に-1.0以上1.0以下であり、前記着色表皮層は無機顔料を0.5~1.3質量%含み、前記皮革様シートの光透過率が0.25~2.5%である、請求項1に記載の皮革様シート。
【請求項3】






表色系における前記皮革様シートのL

値が30以下、a

値及びb

値が共に-1.0以上1.0以下であり、前記着色表皮層は有機顔料のみを5~7.5質量%含み、前記皮革様シートの光透過率が0.25~5%である、請求項1に記載の皮革様シート。
【請求項4】






表色系における前記皮革様シートのL

値が35以上であり、前記着色表皮層は無機顔料及び/又は有機顔料を5~15質量%含み、前記皮革様シートの光透過率が2.5~15%である、請求項1に記載の皮革様シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、皮革様シートに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、商品の差別化や消費者の嗜好の多様化に対応するために、物品の表面を加飾するための素材として、新規な意匠を備える素材が求められている。このような素材として、着色されたシートの背面にバックライト等の照明装置を配置して発光させて光を透過させることにより、シートの表面に文字や模様等を浮かび上がらせる技術が提案されている。
【0003】
特許文献1には、ISO 5-2(2009年)に準拠して測定した透過濃度が0.5~4.2の範囲にある表皮材が開示されている。そして、これにより、光透過性と、表皮材による基材の隠蔽性とが両立し、意匠の自由度が高い表皮材を提供されると開示されている。
【0004】
特許文献2には、生布に、ポリウレタン樹脂からなる表皮層が積層されてなり、380~780nmの波長領域における可視光線透過率が0.10~11.90%とした合成皮革が開示されている。そして、これにより、優れた質感や風合いを有するとともに、熟練を要さず量産可能な合成皮革を提供されると開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-147741号公報
特開2013-177714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2の表皮材では、表皮層中に含まれる着色剤の含有量や表皮層の厚さを調整することで、所望の光透過性を得ている。そのため、光透過性と意匠性の両立(例えば、光透過性を低下させることなく濃色の意匠を表現する)においては、まだ改善の余地がある。
【0007】
本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、光透過性と意匠性(濃色効果、隠蔽性)を両立した皮革様シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は以下に示される実施形態を含む。
[1]少なくとも1層の着色表皮層からなり、最表面に凹凸模様を有する皮革様シートであって、最表面の山頂点の算術平均曲率(Spc)が100以上、かつ最表面における界面の展開面積比(Sdr)が0.15以上であり、前記皮革様シートの光透過率が0.25~15%である皮革様シート。
[2]L





表色系における前記皮革様シートのL

値が30以下、a

値及びb

値が共に-1.0以上1.0以下であり、前記着色表皮層は無機顔料を0.5~1.3質量%含み、前記皮革様シートの光透過率が0.25~2.5%である、[1]に記載の皮革様シート。
[3]L





表色系における前記皮革様シートのL

値が30以下、a

値及びb

値が共に-1.0以上1.0以下であり、前記着色表皮層は有機顔料のみを5~7.5質量%含み、前記皮革様シートの光透過率が0.25~5%である、[1]に記載の皮革様シート。
[4]L





表色系における前記皮革様シートのL

値が35以上であり、前記着色表皮層は無機顔料及び/又は有機顔料を5~15質量%含み、前記皮革様シートの光透過率が2.5~15%である、[1]に記載の皮革様シート。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、光透過性と意匠性(濃色効果、隠蔽性)を両立した皮革様シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る皮革様シートの断面模式図である。
他の実施形態に係る皮革様シートの断面模式図である。
他の実施形態に係る皮革様シートの断面模式図である。
実施例27に用いた織物の完全組織である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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