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公開番号2025024466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128601
出願日2023-08-07
発明の名称折畳み式ハンガー
出願人株式会社三幸社
代理人個人
主分類D06F 57/00 20060101AFI20250213BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】 例えば丸首のような衣服を迅速に吊るすことができ、クリップで懸吊枚数を増やすことができるだけではなく、クリップの開閉操作を簡便化できるようにして洗濯物の処理枚数の増加を可能にし、洗濯物を能率良く処理できるようにする。
【解決手段】 本発明は、左右一対のアーム1を開閉自在に形成し、フック2を設けているハンガー本体3の中央に衣類を挟み付けて吊るすためのクリップ4を、横軸5を介して枢着する。そして、本発明は、クリップ4の開閉をアーム1の開閉に連動させる連動機構6を備えて形成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対のアームが開閉自在に形成され、フックが設けられているハンガー本体の中央に衣類を挟み付けて吊るすためのクリップが横軸を介して枢着されている折畳み式ハンガーであって、上記のクリップの開閉をアームの開閉に連動させる連動機構を備えて形成されていることを特徴とする折畳み式ハンガー。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1記載の折畳み式ハンガーであって、連動機構が、フックの直線状の棒状部に沿って押し下げ自在に形成されている押し下げ操作部と、この押し下げ操作部を押し下げると、押し下げ操作部とクリップとの係合を解いてクリップをバネの弾発力に抗して押し開くと共に、押し下げ操作部とアームとのロックを解いてアームを閉じ、閉じられた状態のアームを開くと、押し下げ操作部とクリップとを係合させてクリップをバネの弾発力で閉じると共に、押し下げ操作部とアームとをロックしてアームを開いた状態に保持する係合ロック機構とを備えて形成されていることを特徴とする折畳み式ハンガー。
【請求項3】
請求項2記載の折畳み式ハンガーであって、押し下げ操作部が、クリップの裏側に設けられている係合用の凸状部と係合する凹段差部を備えて形成され、押し下げ操作部が押し下げられると、上記の凸状部と凹段差部との係合が解かれてクリップがバネの弾発力に抗して押し開かれ、閉じられた状態のアームが開かれると、上記の凸状部と凹段差部とが係合してクリップがバネの弾発力で閉じられるよう形成されていることを特徴とする折畳み式ハンガー。
【請求項4】
請求項3記載の折畳み式ハンガーであって、係合ロック機構が、押し下げ操作部の両側面に側方に出っ張り状に設けられている左右対称状の凸段差部と、この凸段差部に係合して押し下げ操作部が押し下げられると、内端との係合が解かれてアームの折畳みを可能にし、閉じられた状態のアームが開かれると、凸段差部の下側の押し下げ操作部の側面に内端が押し付けられる動作片と、押し下げ操作部の下部の両側が側方に突き出されて形成されている係合用凸部と、アームが開かれると、この係合用凸部と係合し、押し下げ操作部が押し下げられてアームが閉じられると係合が解かれる係合用凹部とを備えて形成され、上記の凸段差部の側面が押し下げ操作部の下側になるに連れて内方に向かって下り傾斜状に形成され、上記の動作片はアームの長手方向に沿って常時ハンガー本体の中央に向かって付勢された状態でアームに設けられ、上記の係合用凸部は左右対称状に形成され、上記の係合用凹部がアームの基端部に形成されていることを特徴とする折畳み式ハンガー。
【請求項5】
請求項4記載の折畳み式ハンガーであって、動作片の進退動作に連動して衣類を挟持、解放する挟持部がアームに設けられていることを特徴とする折畳み式ハンガー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば洗濯物としての衣服を吊るすのに使用するハンガーに関し、更に詳しくは左右のアームを折畳むことができるよう形成されている折畳み式ハンガーに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のハンガーとしては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この従来品は、左右のアームがハンガー本体の中央の枢着部を中心に開閉可能に形成され、これにより折畳み自在に形成されている。
【0003】
従って、この種のハンガーは、アームを折畳むことで棒状に形作ることができるから、アームを折畳んだ状態で衣服の首元から差し込み、その後、アームを開くことにより衣服を吊るすことができる。それ故、この種のハンガーは、例えばTシャツのような丸首の衣服を吊るし易い、という利点がある。
【0004】
また従来、例えば特許文献2、同3に示されるように、ハンガー本体の中央にクリップが設けられ、このクリップでタオルや衣服等を挟み付けることができるハンガーも知られている。
【0005】
この種のハンガーは、アームと共にクリップも利用できるため、一度に吊るすことができる枚数を増やすことができる、という利点がある。ただ、従来のこの種のハンガーは、クリップを手指で開く必要があり、従って洗濯物等の懸吊作業時に煩わしさを伴うものであった。
【0006】
ところで、洗濯物としての衣服等を大量に処理するクリーニング工場では、衣服をハンガーに吊るした状態でトンネル状の通路に通し、衣服に熱風を吹き付けて乾燥仕上げすることが行われている。
【0007】
この種の衣服立体乾燥機に使用するハンガーは、例えばTシャツのような丸首の衣服でも簡便、迅速に吊るすことができるようアームを折畳むことができ、また処理枚数を増やすことができるようクリップ付きに形成され、しかもクリップの操作に煩わしさを伴うことなく簡便に利用でき、能率良く作業を行うことができるよう形成されているのが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実用新案登録第3239146号公報
特開平10―67413号公報
実用新案登録第3014373号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本発明の解決しようとする技術的課題は、例えば丸首のような衣服を迅速に吊るすことができ、クリップで懸吊枚数を増やすことができるだけではなく、クリップの開閉操作を簡便化できるようにして洗濯物の処理枚数の増加を可能にし、洗濯物を能率良く処理できるよう形成した折畳み式ハンガーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本発明は、図1等に示されるように、左右一対のアーム1が開閉自在に形成され、フック2が設けられているハンガー本体3の中央に衣類を挟み付けて吊るすためのクリップ4が横軸5を介して枢着されている折畳み式ハンガーであって、上記のクリップ4の開閉をアーム1の開閉に連動させる連動機構6を備えて形成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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