TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025016293
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119481
出願日
2023-07-21
発明の名称
洗濯機
出願人
アイリスオーヤマ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D06F
37/04 20060101AFI20250124BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】騒音を低減させながら脱水性能を向上させることが可能な洗濯機を提供することである。
【解決手段】洗濯機は、筐体内に配された水槽と、水槽内に回転可能に設けられ且つ水槽に液体を排出するための脱水孔を内周面に有する洗濯槽12と、洗濯槽12の内周面の少なくとも一部を覆うように設けられ且つ通水性を有する通水性素材21とを備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内に配された水槽と、
前記水槽内に回転可能に設けられ且つ前記水槽に液体を排出するための脱水孔を内周面に有する洗濯槽と、
前記洗濯槽の内周面の少なくとも一部を覆うように設けられ且つ通水性を有する通水性素材と
を備える、
洗濯機。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記通水性素材は、通水性のある層を有する、
請求項1に記載の洗濯機。
【請求項3】
前記通水性素材は、三次元の網目構造又は格子構造を有する、
請求項1又は2記載の洗濯機。
【請求項4】
前記通水性部材は、吸水性素材である、
請求項1又は2に記載の洗濯機。
【請求項5】
前記洗濯槽の内周面には、前記脱水孔を有する突起部が前記洗濯槽の回転方向に間隔を空けて複数設けられ、
前記通水性素材は、前記複数の突起部それぞれの脱水孔に係止具で係止される、
請求項1又は2に記載の洗濯機。
【請求項6】
前記通水性素材にフレームが挿通された状態で、前記フレームの第1係止具が前記複数の突起部のうち第1突起部の脱水孔に係止されるとともに、前記フレームの第2係止具が前記複数の突起部のうち第2突起部の脱水孔に係止される、
請求項5に記載の洗濯機。
【請求項7】
前記通水性素材を内側から被覆部材で覆う状態で、前記被覆部材の第1係止具が前記複数の突起部のうち第1突起部の脱水孔に係止されるとともに、前記被覆部材の第2係止具が前記複数の突起部のうち第2突起部の脱水孔に係止される、
請求項5に記載の洗濯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯槽を備える洗濯機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、脱水性能を向上させるために脱水槽内に水抜孔を有した容器(脱水バケット)を設ける技術が知られている(例えば文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実全昭61-067691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の洗濯機では、脱水バケットを脱水槽内で回転させる場合、脱水バケットの偏心や遠心力による変形によって脱水槽に衝突し、騒音の原因となってしまう問題がある。
本発明は、騒音を低減させながら脱水性能を向上させることが可能な洗濯機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る洗濯機は、筐体内に配された水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられ且つ前記水槽に液体を排出するための脱水孔を内周面に有する洗濯槽と、前記洗濯槽の内周面の少なくとも一部を覆うように設けられ且つ通水性を有する通水性素材とを備える。
本発明に係る通水性素材は、洗濯の洗濯槽に配される。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、騒音を低減させながら脱水性能を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の洗濯機の概略斜視図である。
左右方向と直交する断面を右側から見た図である。
前後方向と直交する断面を前側から見た図である。
ドアを開けた状態の洗濯槽(通水性素材が配されていない)を撮影した写真である。
洗濯槽(通水性素材が配されていない)のリフタを撮影した写真である。
洗濯槽に通水性素材が配された状態を撮影した写真である。
洗濯槽に取り付けられた取付具の概略図である。
洗濯槽に取り付けられた取付具の概略図である。
通水性素材の作用を示す説明図である。
変形例の取付具であって洗濯槽に取り付けられた取付具の概略図である。
【0008】
<実施形態>
実施形態に係る第1の洗濯機は、筐体内に配された水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられ且つ前記水槽に液体を排出するための脱水孔を内周面に有する洗濯槽と、前記洗濯槽の内周面の少なくとも一部を覆うように設けられ且つ通水性を有する通水性素材とを備える。これにより、洗濯物と洗濯槽の内面との接触面積が小さくでき、洗濯槽の脱水孔間に溜まる液体が洗濯物に接触し難くなり、脱水性能を高めることができる。また、洗濯槽の内面に通水性素材を配するだけであり、騒音を抑えつつ簡単に実施できる。
実施形態に係る第2の洗濯機は、第1の洗濯機において、前記通水性素材は、通水性のある層を有する。これにより、通水性を高めることができる。
実施形態に係る第3の洗濯機は、第1又は第2の洗濯機において、前記通水性素材は、三次元の網目構造又は格子構造を有する。これにより、通水性を高めることができる。
実施形態に係る第4の洗濯機は、第1~第3の洗濯機において、前記通水性部材は、吸水性素材である。これにより、洗濯物の液体を吸収でき、脱水性能を高めることができる。
【0009】
実施形態に係る第5の洗濯機は、第1~第4の洗濯機において、前記洗濯槽の内周面には、前記脱水孔を有する突起部が前記洗濯槽の回転方向に間隔を空けて複数設けられ、前記通水性素材は、前記複数の突起部それぞれの脱水孔に係止具で係止される。これにより、容易に通水性素材を洗濯槽に設けることができる。
実施形態に係る第6の洗濯機は、第5の洗濯機において、前記通水性素材にフレームが挿通された状態で、前記フレームの第1係止具が前記複数の突起部のうち第1突起部の脱水孔に係止されるとともに、前記フレームの第2係止具が前記複数の突起部のうち第2突起部の脱水孔に係止される。これにより、容易に通水性素材を洗濯槽に設けることができる。
実施形態に係る第7の洗濯機は、第5の洗濯機において、前記通水性素材を内側から被覆部材で覆う状態で、前記被覆部材の第1係止具が前記複数の突起部のうち第1突起部の脱水孔に係止されるとともに、前記被覆部材の第2係止具が前記複数の突起部のうち第2突起部の脱水孔に係止される。これにより、容易に通水性素材を洗濯槽に設けることができる。
【0010】
1.概要
実施形態に係る洗濯機Xの概略構造について、図1~図3を用いて説明する。
洗濯機Xは、少なくとも洗濯機能と脱水機能を有し、ここでは、さらに乾燥機能を有する。
洗濯機Xは、筐体10内に配された水槽11と、水槽11内に回転可能に設けられ且つ水槽11に液体を排出するための脱水孔を内周面に有する洗濯槽12とを少なくとも備える。洗濯機Xは、洗濯槽12の中心軸(回転軸)が水平方向に配された、所謂、ドラム式(横型)である。なお、図2では、洗濯槽12の周面の脱水孔の図示を省略している。
ここで、洗濯槽12の中心軸が延伸する方向を前後方向とし、洗濯物の出し入れ用のドア13が存在する側を前側とし、上下方向と前後方向とに直交する方向を左右方向とする。なお、右・左はドア13と対向する状態で洗濯機Xを見た状態を基準とする。なお、洗濯槽12の中心軸は水平に限定されるものではなく、前側から後側に下がるよう傾斜していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
物干し具
1日前
アキレス株式会社
合成皮革
14日前
アキレス株式会社
合成皮革
14日前
アキレス株式会社
加飾シート
14日前
澤田株式会社
製糸方法
1か月前
個人
クッション体
1か月前
スリーエイ株式会社
壁紙
7日前
セーレン株式会社
皮革様シート
1日前
個人
ハンガータイプの洗濯バサミ
11日前
セーレン株式会社
合成皮革
11日前
リンナイ株式会社
衣類乾燥機
1か月前
株式会社カネカ
異常検出システム
1か月前
アイリスオーヤマ株式会社
洗濯機
今日
リンナイ株式会社
衣類乾燥機
1か月前
リンナイ株式会社
衣類乾燥機
1か月前
花王株式会社
繊維製品処理剤組成物
11日前
シャープ株式会社
洗濯機
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
7日前
シャープ株式会社
洗濯機
1か月前
シャープ株式会社
洗濯機
7日前
日清紡テキスタイル株式会社
繊維構造物の染色方法
1か月前
ニシダ株式会社
物干し器およびピンチ
1日前
セイコーエプソン株式会社
洗濯機
14日前
東ソー株式会社
合成皮革用ペースト塩化ビニル系樹脂
11日前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
1か月前
旭化成株式会社
表皮材
11日前
東芝ライフスタイル株式会社
洗濯機
1か月前
シャープ株式会社
洗濯乾燥機
1か月前
株式会社三幸社
塵埃の掃除機能付き衣服立体乾燥機
7日前
帝人フロンティア株式会社
中綿およびその繊維製品
1か月前
東洋紡せんい株式会社
改質ポリエステル繊維
11日前
リンナイ株式会社
設備機器
1か月前
セイコーエプソン株式会社
シミ取り装置
11日前
シャープ株式会社
ドラム式洗濯機
23日前
続きを見る
他の特許を見る