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公開番号2024169923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023086786
出願日2023-05-26
発明の名称衣類乾燥機
出願人リンナイ株式会社
代理人弁理士法人ぱてな
主分類D06F 58/02 20060101AFI20241129BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】吹き出し口から乾燥室に吹き出された機能成分を乾燥室内の衣類に効率よく当てることのできる衣類乾燥機を提供する。
【解決手段】筐体3は前方に投入口5を有する。筐体3には、投入口5から投入される衣類19を収容する乾燥室22が形成されている。蓋体9は、投入口5を開閉する。機能成分吹出機構81が、乾燥室22に隣接して設けられ、乾燥室22内の衣類19を除菌及び/又は消臭する機能成分を乾燥室22に開口する吹き出し口7bから吹き出す。機能成分吹出機構81は、投入口5の外周縁よりも外周側に配置され、吹き出し口7bは、吹き出し口7bから吹き出された機能成分が投入口5の外周縁から投入口5の中央側に向かうように配置されている。蓋体9は、吹き出し口7bから吹き出された機能成分を後方に導く案内面94aを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
前方に投入口を有するとともに、前記投入口から投入される衣類を収容する乾燥室が形成された筐体と、
前記筐体に設けられ、前記投入口を開閉する蓋体と、
前記筐体内に前記乾燥室に隣接して設けられ、前記乾燥室内の前記衣類を除菌及び/又は消臭する機能成分を前記乾燥室に開口する吹き出し口から吹き出す機能成分吹出機構と、を備え、
前記機能成分吹出機構は、前記投入口の外周縁よりも外周側に配置され、
前記吹き出し口は、前記吹き出し口から吹き出された前記機能成分が前記投入口の前記外周縁から前記投入口の中央側に向かうように配置され、
前記蓋体は、前記吹き出し口から吹き出された前記機能成分を後方に導く案内面を有していることを特徴とする衣類乾燥機。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記吹き出し口は前記案内面よりも上方に配置されている請求項1記載の衣類乾燥機。
【請求項3】
前記案内面は、前記吹き出し口から前記案内面に向かう進行方向の進行側に進むに連れて後方に向かう傾斜面又は曲面よりなる請求項1又は2記載の衣類乾燥機。
【請求項4】
前記機能成分吹出機構は、イオン発生器である請求項1又は2記載の衣類乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は衣類乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の衣類乾燥機が開示されている。この衣類乾燥機は、ドラムと、蓋体と、機能成分吹出機構とを備えている。
【0003】
ドラム内には乾燥室が形成されている。ドラムは投入口を有し、投入口から投入された衣類が乾燥室に収容される。蓋体は、ドラムの投入口を開閉する。機能成分吹出機構は、乾燥室に隣接して設けられている。機能成分吹出機構は、乾燥室内の衣類を除菌及び/又は消臭する機能成分を発生させる。
【0004】
この衣類乾燥機では、機能成分吹出機構が機能成分を吹き出し口から乾燥室内に向けて吹き出すことにより、乾燥室内の衣類を除菌及び/又は消臭する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-186623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記従来の衣類乾燥機では、乾燥室に対する吹き出し口の位置や向きによっては、吹き出し口から吹き出された機能成分が乾燥室内の衣類に効率よく当たらない場合があり、衣類を除菌及び/又は消臭する効能が不十分になるおそれがある。
【0007】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、吹き出し口から乾燥室に吹き出された機能成分を乾燥室内の衣類に効率よく当てることのできる衣類乾燥機を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の衣類乾燥機は、前方に投入口を有するとともに、前記投入口から投入される衣類を収容する乾燥室が形成された筐体と、
前記筐体に設けられ、前記投入口を開閉する蓋体と、
前記筐体内に前記乾燥室に隣接して設けられ、前記乾燥室内の前記衣類を除菌及び/又は消臭する機能成分を前記乾燥室に開口する吹き出し口から吹き出す機能成分吹出機構と、を備え、
前記機能成分吹出機構は、前記投入口の外周縁よりも外周側に配置され、
前記吹き出し口は、前記吹き出し口から吹き出された前記機能成分が前記投入口の前記外周縁から前記投入口の中央側に向かうように配置され、
前記蓋体は、前記吹き出し口から吹き出された前記機能成分を後方に導く案内面を有していることを特徴とする。
【0009】
本発明の衣類乾燥機では、筐体の投入口から投入された衣類が乾燥室に収容される。乾燥室には、機能成分吹出機構が隣接して設けられている。機能成分吹出機構は、乾燥室に開口する吹き出し口から機能成分を吹き出す。吹き出し口から吹き出された機能成分は、投入口の外周縁から中央側に向かう。その投入口を開閉する蓋体は、吹き出し口から吹き出された機能成分を後方に導く案内面を有している。
【0010】
かかる構成により、この衣類乾燥機では、吹き出し口から吹き出された機能成分は、投入口の外周縁から中央側に向かった後、案内面によって後方に導かれる。このため、機能成分が乾燥室の後方に向かって流れる。その結果、乾燥室内の後方にある衣類に対しても機能成分が当たり易くなる。
(【0011】以降は省略されています)

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