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公開番号2025007097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108273
出願日2023-06-30
発明の名称合成皮革
出願人アキレス株式会社
代理人
主分類D06N 3/00 20060101AFI20250109BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】暗色であってマット感がある合成皮革を提供すること、特に漆黒調であって深いマット感を有する合成皮革を提供すること、また、車両の内装品の表皮材として使用した際には窓映りがしにくい合成皮革を提供することを課題とする。
【解決手段】表面側から、合成樹脂層、繊維布帛基材の順で設けられてなる合成皮革であって、Lab表色系におけるL*値が40以下であり、算術平均粗さ(Ra)が3~15μmであって、平均長さ(RSm)が200~700μmであり、60°グロス値が1.0以下であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
表面側から、合成樹脂層、繊維布帛基材の順で設けられてなる合成皮革であって、
Lab表色系におけるL
*
値が40以下であり、
算術平均粗さ(Ra)が3~15μmであって、平均長さ(RSm)が200~700μmであり、
60°グロス値が1.0以下であることを特徴とする合成皮革。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、合成皮革に関するものであり、特に意匠性に優れた合成皮革に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【0002】
天然皮革は古くより日常生活に密着するものとして利用されており、皮革生地の有する性状により吸湿、耐熱、耐寒特性と共に強靭な材料として様々な用途で利用されてきた。 しかしながら、天然皮革は、供給に限界があり、膨潤に伴う脆弱化や変色等の問題を有するため、これに代わるものとして、合成皮革が用いられている。
【0003】
消費者の志向は多様化しており、より高級感を有する合成皮革として、暗色であって艶のないマット調の質感が求められている。
自動車に搭載される内装品に高級感を付与するため、合成皮革が表皮材として用いられているが、フロントガラスやドアガラス等において、内装品の反射像が映り込む窓映りが発生する。特にダッシュボードやインストルメントパネルは、フロントガラスへの窓映りが発生し、運転者の視認性の低下を引き起こすため、反射しにくい深いマット調の表皮材が求められている。
合成皮革をマット調にするものとして、無機粒子や有機粒子等の艶消し剤をトップコートに含有させる方法が知られている(特許文献1等)。しかしながら、艶を抑えた深いマット調を発現させることは困難であった。
加えて、ダッシュボードやインストルメントパネルは高温下に晒されるため、艶消し剤が変性しやすく、長期にわたって艶消し効果が発現しにくい。また、トップコート中の艶消し剤の脱落により、マット調を呈さなくなる問題もあった。
超極細状のナイロンやポリエステル繊維を立体的に絡み合わせたうえ、ポリウレタン樹脂を浸み込ませてなる人工皮革であれば、スエード調で艶のない外観が比較的容易に発現する(特許文献2等)。しかしながら、このような人工皮革は起毛した繊維が表面に存在するため、毛流れによって部分的に色味が違って見えたり風合いが異なったりするため、安定してマット調の外観を呈することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-279843号公報
特開2012-117167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、暗色であってマット感がある合成皮革を提供すること、特に漆黒調であって深いマット感を有する合成皮革を提供すること、また、車両の内装品の表皮材として使用した際には窓映りがしにくい合成皮革を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討し、本発明の合成皮革を得た。
【0007】
本発明は以下を要旨とする。
(1)表面側から、合成樹脂層、繊維布帛基材の順で設けられてなる合成皮革であって、Lab表色系におけるL
*
値が40以下であり、算術平均粗さ(Ra)が3~15μmであって、平均長さ(RSm)が200~700μmであり、60°グロス値が1.0以下であることを特徴とする合成皮革。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、暗色であってマット感がある合成皮革を提供することができる。また、漆黒調であって深いマット感とすることも可能である。そのため、高いデザイン性や高級感が求められる車両の内装材用として好適に使用できる。また、窓映りが抑制できるため、ダッシュボードやインストルメントパネルの表皮材としても好適である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の合成皮革は、Lab表色系におけるL
*
値、算術平均粗さ(Ra)、平均長さ(RSm)、60°グロス値は以下のように定義される。
Lab表色系におけるL
*
値は、明度を表す指標であり、JIS Z 8781-4:2013に準拠して測定されるものである。
算術平均粗さ(Ra)は表面の凸凹の平均値を基準線として、 その区間の基準線から凹凸までの距離の平均値である。算術平均粗さ(Ra)は、JISB0601:2013に基づいて測定されるものである。
平均長さ(RSm)は、輪郭曲線の横方向のパラメータであり、基準長さにおける輪郭曲線要素の長さの平均である。平均長さ(RSm)はJISB0601:2013に基づいて測定されるものである。
60°グロス値は、光沢度を表す指標であり、JIS Z 8741:1997に準拠して測定されるものである。
なお、本明細書中において、「漆黒調」とは、深く暗い黒色を示すものを称する。
【0010】
本発明の合成皮革は、Lab表色系におけるL
*
値が40以下であり、鏡面光沢度が、60°グロス値が1.0以下である。
Lab表色系におけるL
*
値が40以下であることで、本発明の合成皮革は黒色または黒色に近似した暗色を呈する。
60°グロス値が1.0以下であることで、本発明の合成皮革は、優れた艶消し効果を有し、良好なマット感が得られる。
上記L
*
値と60°グロス値とを兼ね備えることにより、合成皮革の表面は、落ち着きのある暗色であってマット感を有する。このため、本発明の合成皮革は、高級感を備えるものであり、自動車のインパネの表皮材に使用した際には、フロントガラスやドアガラスから入射した光がダッシュボードやインストルメントパネルを反射して窓映りすることがなく、上質な車内空間を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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