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公開番号2024167968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084313
出願日2023-05-23
発明の名称衣類乾燥機
出願人リンナイ株式会社
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類D06F 58/22 20060101AFI20241128BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】リントフィルタ部材収納部へのリントフィルタ部材の収納状態を確実に維持することができる衣類乾燥機を提供することを目的とする。
【解決手段】リントフィルタ部材収納部5は、リントフィルタ部材6の着脱方向に沿って設けられた第1壁部51と、第1壁部51に対向する第2壁部52とを備える。第1壁部51は、リントフィルタ部材6の枠部63に設けられた第1被係合部71に係合させる第1係合部81を備える。第2壁部52は、リントフィルタ部材6の枠部63に設けられた第2被係合部72に係合させる第2係合部82を備える。第1係合部81は、第1被係合部71との係脱時に可動する第1係合可動機構812を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
衣類を収納可能な乾燥室と、前記乾燥室に前記衣類を出し入れする衣類投入口と、開閉可能であり、閉状態で前記衣類投入口を覆う扉体と、リントフィルタ部材と、前記リントフィルタ部材を着脱自在に収容するリントフィルタ部材収納部とを備え、前記リントフィルタ部材は、前記乾燥室内の空気を前記リントフィルタ部材内に取り込む取込口部と、前記乾燥室内の空気に含まれる糸屑等を捕集するフィルタ部と、前記取込口部及び前記フィルタ部を保持する枠部とを備える衣類乾燥機において、
前記リントフィルタ部材収納部は、前記リントフィルタ部材の着脱方向に沿って設けられた第1壁部と、前記第1壁部に対向する第2壁部とを備え、
前記第1壁部は、前記リントフィルタ部材の前記枠部に設けられた第1被係合部に係合させる第1係合部を備え、
前記第2壁部は、前記リントフィルタ部材の前記枠部に設けられた第2被係合部に係合させる第2係合部を備え、
前記第1係合部は、前記第1被係合部との係脱時に可動する第1係合可動機構を備えることを特徴とする衣類乾燥機。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
請求項1記載の衣類乾燥機において、
前記第1係合部は、前記リントフィルタ部材収納部の内方に向かって前記第1壁部から突没自在に設けられて前記第1被係合部に係合可能な形状の第1係合頭部を備え、
前記第1係合可動機構は、前記第1係合頭部を前記第1被係合部に向かって付勢する第1付勢手段を備えることを特徴とする衣類乾燥機。
【請求項3】
請求項2記載の衣類乾燥機において、
前記第2係合部は、前記第2被係合部との係脱時に可動する第2係合可動機構と、前記リントフィルタ部材収納部の内方に向かって前記第2壁部から突没自在に設けられて前記第2被係合部に係合可能な形状の第2係合頭部とを備え、
前記第2係合可動機構は、前記第2係合頭部を前記第2被係合部に向かって付勢する第2付勢手段を備えることを特徴とする衣類乾燥機。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1項記載の衣類乾燥機において、
前記リントフィルタ部材の着脱方向は、上下方向であり、
前記リントフィルタ部材をリントフィルタ部材収納部に収納させたとき、前記取込口部は、前記リントフィルタ部材の上部に位置し、
前記フィルタ部は、前記リントフィルタ部材の、前記衣類投入口の衣類の出し入れ方向に交差する面に設けられていることを特徴とする衣類乾燥機。
【請求項5】
請求項1~3の何れか1項記載の衣類乾燥機において、
前記リントフィルタ部材収納部が備える前記第1壁部および第2壁部は、前記衣類投入口の衣類の出し入れ方向に沿って水平に広がる仮想面に対して直交するように設けられていることを特徴とする衣類乾燥機。
【請求項6】
請求項1~3の何れか1項記載の衣類乾燥機において、
前記衣類投入口は円形に開口しており、
前記リントフィルタ部材の前記取込口部が形成されている端面は、前記衣類投入口の内周面に連続し、前記衣類投入口と同心の円形の一部を構成する円弧形状に形成されていることを特徴とする衣類乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、衣類を収納可能な乾燥室と、前記乾燥室に前記衣類を出し入れする衣類投入口と、開閉可能であり、閉状態で前記衣類投入口を覆う扉体とを備える衣類乾燥機においては、リントフィルタ部材によって、乾燥運転中に発生する糸屑等を捕集することが行われている(例えば、下記特許文献1参照)。
【0003】
リントフィルタ部材は、リントフィルタ部材収納部に着脱自在に収納されている。リントフィルタ部材収納部は、乾燥室から温風を導出するダクトの始端部となる衣類投入口近傍に形成されている。
【0004】
これにより、リントフィルタ部材の取り外し作業が容易に行えるようになっている。即ち、扉体を開くと乾燥室が解放され、同時に、リントフィルタ部材の一部が露出してリントフィルタ部材収納部から容易に取り外すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-177502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような構成の衣類乾燥機は、リントフィルタ部材を着脱可能としたため、衣類の接触などによって、リントフィルタ部材がリントフィルタ部材収納部に確実に取り付けられた状態が維持されないおそれがある。
【0007】
リントフィルタ部材収納部へのリントフィルタ部材の収納状態が不十分である場合には、例えば、リントフィルタ部材とリントフィルタ部材収納部との間に隙間が生じることが考えられ、その隙間から糸屑等がダクト内に侵入してしまうことにより、故障などが発生するおそれがある。
【0008】
上記の点に鑑み、本発明は、リントフィルタ部材収納部へのリントフィルタ部材の収納状態を確実に維持することができる衣類乾燥機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、第1発明は、衣類を収納可能な乾燥室と、前記乾燥室に前記衣類を出し入れする衣類投入口と、開閉可能であり、閉状態で前記衣類投入口を覆う扉体と、リントフィルタ部材と、前記リントフィルタ部材を着脱自在に収容するリントフィルタ部材収納部とを備え、前記リントフィルタ部材は、前記乾燥室内の空気を前記リントフィルタ部材内に取り込む取込口部と、前記乾燥室内の空気に含まれる糸屑等を捕集するフィルタ部と、前記取込口部及び前記フィルタ部を保持する枠部とを備える衣類乾燥機において、前記リントフィルタ部材収納部は、前記リントフィルタ部材の着脱方向に沿って設けられた第1壁部と、前記第1壁部に対向する第2壁部とを備え、前記第1壁部は、前記リントフィルタ部材の前記枠部に設けられた第1被係合部に係合させる第1係合部を備え、前記第2壁部は、前記リントフィルタ部材の前記枠部に設けられた第2被係合部に係合させる第2係合部を備え、前記第1係合部は、前記第1被係合部との係脱時に可動する第1係合可動機構を備えることを特徴とする。
【0010】
上記第1発明によれば、第1係合部と第1被係合部との係合、及び第2係合部と第2被係合部との係合によって、リントフィルタ部材がリントフィルタ部材収納部に収納された状態を確実に維持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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