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公開番号
2024094475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-10
出願番号
2022211029
出願日
2022-12-28
発明の名称
経糸糊付装置
出願人
津田駒工業株式会社
代理人
主分類
D06B
3/04 20060101AFI20240703BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】
本発明は、糊付け槽と、経糸シートが巻き掛けられるサイジングロールと、サイジングロールに外接するスクイズロールと、サイジングロールとスクイズロールとの外接位置に糊液を供給する糊液供給装置と、ポンプから送り出される糊液を糊付け槽及び糊液供給装置へと供給する供給管とを備え、供給管が、一端でポンプに接続される主管路と、主管路から分岐される第1分岐管路及び第2分岐管路とから成り、第1分岐管路が糊付け槽に接続されると共に、第2分岐管路が糊液供給装置に接続される経糸糊付装置に関する。そして、本発明は、その経糸糊付装置において、装置コスト及びランニングコストを抑えつつも、糊液供給装置側へ適正な量の糊液を供給することが可能な構成を提供することを目的とする。
【解決手段】
経糸糊付装置が、第1分岐管路に流量制御弁を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
糊液が貯留される糊付け槽と、経糸シートが巻き掛けられるサイジングロールと、前記経糸シートの経路を挟むように前記サイジングロールに外接するスクイズロールと、前記サイジングロールと前記スクイズロールとの外接位置に糊液を供給する糊液供給装置と、ポンプから送り出される糊液を前記糊付け槽及び前記糊液供給装置へと供給する供給管とを備え、
前記供給管が、一端でポンプに接続される主管路と、前記主管路から分岐される第1分岐管路及び第2分岐管路とから成り、前記第1分岐管路が前記糊付け槽に接続されると共に、前記第2分岐管路が前記糊液供給装置に接続される経糸糊付装置において、
前記第1分岐管路に流量制御弁が設けられている
ことを特徴とする経糸糊付装置。
続きを表示(約 69 文字)
【請求項2】
前記ポンプは、糊液の送出量を調整可能なポンプである
ことを特徴とする請求項1に記載の経糸糊付装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、糊液が貯留される糊付け槽と、経糸シートが巻き掛けられるサイジングロールと、経糸シートの経路を挟むようにサイジングロールに外接するスクイズロールと、サイジングロールとスクイズロールとの外接位置に糊液を供給する糊液供給装置と、ポンプから送り出される糊液を糊付け槽及び糊液供給装置へと供給する供給管とを備え、供給管が、一端でポンプに接続される主管路と、主管路から分岐される第1分岐管路及び第2分岐管路とから成り、第1分岐管路が糊付け槽に接続されると共に、第2分岐管路が糊液供給装置に接続される経糸糊付装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、糊液が貯留される糊付け槽と、経糸シートが巻き掛けられるサイジングロールとを備えた経糸糊付装置が開示されている。また、その経糸糊付装置においては、そのサイジングロールの前側及び後側に、サイジングロールに外接するスクイズロールがそれぞれ設けられている。さらに、経糸糊付装置は、サイジングロール及び後側のスクイズロールの外接位置に糊液を供給する糊液供給装置を備えている。そして、その経糸糊付装置では、糊液供給装置から糊液が供給されることで前記外接位置上に糊液溜まりが形成され、その糊液溜まりを経糸シートが通過することで、経糸シートから余分な糊液が搾り出されつつ経糸シートに対する糊付けが行われるようになっている。
【0003】
また、糊付け槽及び糊液供給装置には、糊液を送り出すためのポンプが供給管を介して接続されている。そして、その供給管は、一端でポンプに接続される主管路と、主管路から分岐される第1分岐管路及び第2分岐管路とから成っており、第1分岐管路が糊付け槽に接続されると共に、第2分岐管路が糊液供給装置に接続されている。そして、ポンプから送り出された糊液は、主管路から第1分岐管路及び第2分岐管路へ分岐して流れ、糊付け槽及び糊液供給装置へと供給される。
【0004】
その上で、特許文献1の経糸糊付装置では、糊付け槽側に供給される糊液と糊液供給装置側に供給される糊液との流量の割合を調整することを目的として、糊液供給装置に接続される第2分岐管路に流量制御弁としての流量調整弁が設けられている。なお、その構成においては、その流量調整弁が流量を絞る(減らす)方向に調整するものであることから、第2分岐管路を流れる糊液の流量は、その流量調整弁が設けられていない場合と比べて少なくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-96657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記のような経糸糊付装置においては、前記外接位置上の糊液溜まりにおいて経糸シートが最先で糊液に浸される、すなわち、糊液が浸透していない状態の経糸シートが最初に通過する(浸される)のが前記外接位置上の糊液溜まりであることから、糊液の消費量は、その糊液溜まりの方が、その下流側において糊液が浸される糊付け槽よりも多くなっている。そのため、その糊液溜まりに対し十分な量の糊液が溜められている状態を維持するために、糊液供給装置への糊液の供給量を、前記消費量に応じた十分な(より多い)量とする必要がある。
【0007】
なお、その経糸糊付装置においては、糊液供給装置は、糊付け槽よりも高い位置に設けられている。したがって、その糊液供給装置への糊液の供給は、糊付け槽への糊液の供給と比べ、より高い位置まで糊液を押し上げるかたちで行われることとなる。そのため、ポンプから供給管における主管路へ送り出される糊液が管路の分岐する部分において糊付け槽側の第1分岐管路と糊液供給装置側の第2分岐管路とに分かれて流れることとなるが、その流れは、第1分岐管路側と比べて第2分岐管路側へ流れにくいものとなっている。その上で、特許文献1の経糸糊付装置では、前記のように第2分岐管路に流量調整弁が設けられているため、第2分岐管路側は、糊液がより流れにくいものとなる。
【0008】
したがって、そのような引用文献1の経糸糊付装置において、前記のように糊液供給装置に対し十分な量の糊液を供給する(第2分岐管路に流す糊液を十分な量とする)ためには、供給管(主管路)に送り出す糊液の量(送出量)を非常に多くしなければならなくなる。そのため、そのような経糸糊付装置においては、容量の大きいポンプを採用しなければならず、装置コストが高くなると共に、ランニングコストが高いという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は、装置コスト及びランニングコストを抑えつつも、糊液供給装置側へ適正な量の糊液を供給することが可能な経糸糊付装置の構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成すべく、本発明は、糊液が貯留される糊付け槽と、経糸シートが巻き掛けられるサイジングロールと、経糸シートの経路を挟むようにサイジングロールに外接するスクイズロールと、サイジングロールとスクイズロールとの外接位置に糊液を供給する糊液供給装置と、ポンプから送り出される糊液を糊付け槽及び糊液供給装置へと供給する供給管とを備え、供給管が、一端でポンプに接続される主管路と、主管路から分岐される第1分岐管路及び第2分岐管路とから成り、第1分岐管路が糊付け槽に接続されると共に、第2分岐管路が糊液供給装置に接続される経糸糊付装置を前提とする。その上で、その経糸糊付装置が、第1分岐管路に流量制御弁を備えることを特徴とする。また、本発明において、ポンプは、糊液の送出量を調整可能なポンプであっても良い。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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