特許ウォッチ

公開番号2024114499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023020303
出願日2023-02-13
発明の名称洗濯機、及び洗濯システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/37 20200101AFI20240816BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】供給される処理剤の効果を向上させる洗濯機を提供できる。
【解決手段】本開示に係る洗濯機は、洗濯物を収容可能に構成された洗濯槽と、洗濯槽に給水する給水装置と、洗濯槽に第1処理剤または第2処理剤を供給する処理剤供給装置と、制御部と、を備え、制御部は、処理剤供給装置に第1処理剤を供給させ、給水装置に給水させ、第1処理剤を含む水で洗濯動作を行う第1洗い工程と、第1洗い工程の後に、処理剤供給装置に第2処理剤を供給させ、第1処理剤及び第2処理剤を含む水で洗濯動作を行う第2洗い工程と、を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
洗濯物を収容可能に構成された洗濯槽と、
前記洗濯槽に給水する給水装置と、
前記洗濯槽に第１処理剤または第２処理剤を供給する処理剤供給装置と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記処理剤供給装置に前記第１処理剤を供給させ、前記給水装置に給水させ、前記第１処理剤を含む水で洗濯動作を行う第１洗い工程と、
前記第１洗い工程の後に、前記処理剤供給装置に前記第２処理剤を供給させ、前記第１処理剤及び前記第２処理剤を含む水で洗濯動作を行う第２洗い工程と、
を実行する、洗濯機。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記洗濯槽に収容された洗濯物の量を検知する布量検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記第１処理剤の種類と前記布量検知部が検知した洗濯物の量とに基づいて、前記第１洗い工程における第１洗い水位を決定する、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記洗濯槽に収容された洗濯物の量を検知する布量検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記布量検知部が検知した洗濯物の量に基づいて、前記第２洗い工程における第２洗い水位を決定し、前記第１処理剤の種類と前記第２洗い水位とに基づいて、前記第１洗い工程における第１洗い水位を決定する、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記第２処理剤は、前記第１処理剤と異なる種類の処理剤である、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記第１洗い工程の水位は、前記第２洗い工程の水位より低い、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項６】
吸込み口及び吐出口が前記洗濯槽に接続された循環流路と、前記循環流路に設けられ、前記洗濯槽内の水を循環させる循環ポンプとをさらに備え、
前記第１洗い水位は、前記循環流路の前記吸込み口より高い、請求項５に記載の洗濯機。
【請求項７】
吸込み口及び吐出口が前記洗濯槽に接続された循環流路と、前記循環流路に設けられ、前記洗濯槽内の水を循環させる循環ポンプとをさらに備え、
前記第１洗い工程における前記循環ポンプの回転数は、前記第１洗い水位と前記循環ポンプのＯＮ時間に基づいて設定される、請求項５に記載の洗濯機。
【請求項８】
前記洗濯槽内の水を選択的に排水可能に構成された排水弁をさらに備え、
前記第１洗い工程と前記第２洗い工程との間では、前記制御部は、閉止状態を維持するように前記排水弁の開閉を制御する、請求項５に記載の洗濯機。
【請求項９】
前記第１洗い工程は、前記第１処理剤の供給後、前記処理剤供給装置が追加の前記第１処理剤を供給するステップを有する、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項１０】
前記第１洗い工程は、前記第１処理剤の供給後、前記洗濯槽が回転するステップと、回転後に、前記処理剤供給装置が追加の前記第１処理剤を供給するステップとを有する、請求項１に記載の洗濯機。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機、及び洗濯システムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、洗濯物の汚れレベルおよび洗濯水の水温に合わせて最適な洗濯が行える洗濯機が開示されている。
【０００３】
特許文献１に記載された洗濯機は、ドラムと、洗剤自動投入装置と、汚れ検知部とを備える。汚れ検知部の信号によって洗濯物の汚れレベルを判定し、この汚れレベルが所定値以上の場合には、洗剤の追加投入を実行し、洗い時間を延長する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１８－１２２０１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の洗濯機において、補助剤を含む処理剤の効果については開示も示唆もされていない。
【０００６】
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあって、供給される処理剤の効果を向上させる洗濯機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様の洗濯機は、洗濯物を収容可能に構成された洗濯槽と、洗濯槽に給水する給水装置と、洗濯槽に第１処理剤または第２処理剤を供給する処理剤供給装置と、制御部と、を備え、制御部は、処理剤供給装置に第１処理剤を供給させ、給水装置に給水させ、第１処理剤を含む水で洗濯動作を行う第１洗い工程と、第１洗い工程の後に、処理剤供給装置に第２処理剤を供給させ、第１処理剤及び第２処理剤を含む水で洗濯動作を行う第２洗い工程と、を実行する。
【０００８】
本開示の一態様の洗濯システムは、洗濯機と、ネットワークを介して洗濯機と通信する処理装置とを備える洗濯システムであって、洗濯機は、洗濯物を収容可能に構成された洗濯槽と、洗濯槽に給水する給水装置と、洗濯槽に第１処理剤または第２処理剤を供給する処理剤供給装置と、洗濯コースを実行する制御部と、洗濯コースの運転条件を、ネットワークを介して受信する第１通信部と、を有し、処理装置は、洗濯コースの運転条件を記憶する処理部と、洗濯コースの運転条件を、ネットワークを介して送信する第２通信部と、を有し、洗濯コースは、処理剤供給装置に第１処理剤を供給させ、給水装置に給水させ、第１処理剤を含む水で洗濯動作を行う第１洗い工程と、第１洗い工程の後に、処理剤供給装置に第２処理剤を供給させ、第１処理剤及び第２処理剤を含む水で洗濯動作を行う第２洗い工程と、を含む。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、供給される処理剤の効果を向上させる洗濯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本開示に係る実施の形態１の洗濯機の模式正面図
洗濯機の模式断面図
自動投入ユニット及び手動投入ケースの斜視図
自動投入ユニット及び手動投入ケースの模式図
洗濯機の第１コースのフローチャート
本洗い工程のフローチャート
予洗い工程のフローチャート
予洗い工程における動作を示す図
本洗い工程のフローチャート
変形例１による予洗い工程における動作を示す図
変形例２による洗濯機の第１コースのフローチャート
本開示に係る実施の形態２の洗濯システムのブロック図
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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