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公開番号2024126484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034878
出願日2023-03-07
発明の名称物干し竿
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 57/00 20060101AFI20240912BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】竿本体部に掛けられた被乾燥物の乾き度合いを容易に確認することができる物干し竿を提供する。
【解決手段】本発明の物干し竿10は、被乾燥物が掛けられる竿本体部12と、竿本体部12に掛けられた被乾燥物の乾き度合いの変化に応じて状態が変化し、変化後の状態が竿本体部12の外側から視認可能な可変部30と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
被乾燥物が掛けられる竿本体部と、
前記竿本体部に掛けられた前記被乾燥物の乾き度合いの変化に応じて状態が変化し、変化後の前記状態が前記竿本体部の外側から視認可能な可変部と、を備える物干し竿。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記可変部は、前記竿本体部から露出する部分を備えており、
前記可変部のうち、前記竿本体部から露出する部分の割合が、前記乾き度合いの変化に応じて変化する、請求項1に記載の物干し竿。
【請求項3】
前記竿本体部は、前記被乾燥物が掛けられた状態で前記乾き度合いの変化に応じて移動する移動部を備えており、
前記可変部のうち、前記竿本体部から露出する部分の割合は、前記移動部の移動に連動して変化する、請求項2に記載の物干し竿。
【請求項4】
前記竿本体部は、中空体であり、前記竿本体部の上端部に設けられた上部開口と、前記竿本体部内にて前記移動部を付勢する付勢部と、を備え、
前記移動部は、一部が前記上部開口から突出し、且つ、前記付勢部により下方から付勢された状態で前記竿本体部内に配置されており、前記移動部のうち、前記上部開口から突出した部分に前記被乾燥物が掛けられて下降した後、前記乾き度合いの増加に伴って上昇する、請求項3に記載の物干し竿。
【請求項5】
前記可変部の一部は、前記移動部の上下移動に連動して前記竿本体部の内部に対して出入り可能であり、
前記可変部のうち、前記竿本体部の外側に出て露出する部分の割合が、前記移動部が上昇するにつれて減少する、請求項4に記載の物干し竿。
【請求項6】
前記竿本体部の延出方向における端には、側端開口が設けられており、
前記可変部の一部は、前記側端開口から突出することで前記竿本体部の外側に出て露出する、請求項5に記載の物干し竿。
【請求項7】
前記移動部は、前記可変部を下方に押圧する押圧部分を備え、
前記移動部が下降するほど、前記押圧部分から前記可変部への押圧力が大きくなり、
前記押圧力が大きくなるほど、前記可変部のうち、前記側端開口から突出して露出する部分の割合が増える、請求項6に記載の物干し竿。
【請求項8】
前記可変部のうち、前記側端開口から突出して露出する部分の外表面には、前記延出方向において規則的に配置されたパターン又は目盛線が設けられている、請求項6又は7に記載の物干し竿。
【請求項9】
前記乾き度合いに応じて変化する物理量に応じた信号を出力する信号出力部を備え、
前記可変部は、前記竿本体部の外周部に設けられ、
前記信号出力部からの信号に応じて前記可変部の表面の状態が変化する、請求項1に記載の物干し竿。
【請求項10】
前記信号出力部は、前記被乾燥物が掛けられた前記竿本体部の重量に応じた信号を出力し、
前記可変部は、前記信号出力部からの信号に応じた色にて発光する発光体である、請求項9に記載の物干し竿。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被乾燥物を乾かす際に利用される物干し竿に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
物干し竿は、洗濯物等の被乾燥物を乾かすために用いられ、例えば、特許文献1に記載のように、屋内で被乾燥物を乾かす場合(いわゆる室内干し)にも利用されることがある。
【0003】
特許文献1に記載の物干し竿は、屋内に設置される物干し材であって、昇降可能に構成されており、洗濯物を乾かす際には天井近くまで上昇する。これにより、洗濯物を乾かす期間中には、洗濯物下部に位置する空間の見通しが良くなる。また、洗濯物が乾いた場合には、人が届きやすい位置まで物干し竿を下降させ、物干し竿から洗濯物を取り外す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3171601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
物干し竿に掛けられた被乾燥物を物干し竿から取り外す際には、被乾燥物の乾き度合いを確認する必要があるが、被乾燥物に触れて乾き度合いを確認する場合には、確認作業に時間及び手間を要する。特に、特許文献1に記載の物干し竿のように、昇降可能な物干し竿を利用する場合において被乾燥物に触れて乾き度合いを確認しようとすると、天井付近に配置された物干し竿を下す必要がある。そのため、確認作業により多くの時間を要することになる。このような確認作業を減らすには、例えば、乾燥機等の設備を稼働して洗濯物を乾かせばよいが、その場合、乾燥機等の運転コストが発生してしまう。
【0006】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、竿本体部に掛けられた被乾燥物の乾き度合いを容易に確認することが可能な物干し竿を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題は、本発明の物干し竿によれば、被乾燥物が掛けられる竿本体部と、竿本体部に掛けられた被乾燥物の乾き度合いの変化に応じて状態が変化し、変化後の状態が竿本体部の外側から視認可能な可変部と、を備えることにより解決される。
上記のように構成された物干し竿であれば、可変部の状態の変化を視認することで、竿本体部に掛けられた被乾燥物の乾き度合いを容易に確認することができる。
【0008】
また、上記の物干し竿において、可変部は、竿本体部から露出する部分を備えており、可変部のうち、竿本体部から露出する部分の割合が、乾き度合いの変化に応じて変化してもよい。
上記の構成によれば、可変部のうち、竿本体部から露出する部分の割合の変化を視認することで、竿本体部に掛けられた被乾燥物の乾き度合いを容易に確認することができる。
【0009】
また、上記の物干し竿において、竿本体部は、被乾燥物が掛けられた状態で乾き度合いの変化に応じて移動する移動部を備えてもよい。この場合、可変部のうち、竿本体部から露出する部分の割合は、移動部の移動に連動して変化すると、好適である。
上記の構成によれば、竿本体部に掛けられた被乾燥物の乾き度合いの変化に応じて可変部の状態が変化する構成を、比較的簡易なメカ構成によって実現することができる。
【0010】
また、上記の物干し竿において、竿本体部は、中空体であり、竿本体部の上端部に設けられた上部開口と、竿本体部内にて移動部を付勢する付勢部と、を備えてもよい。この場合、移動部は、一部が上部開口から突出し、且つ、付勢部により下方から付勢された状態で竿本体部内に配置されており、移動部のうち、上部開口から突出した部分に被乾燥物が掛けられて下降した後、乾き度合いの増加に伴って上昇すると、好適である。
上記の構成によれば、被乾燥物の乾き度合いの変化に移動部が追従して上下移動し、この移動部の上下移動が、可変部の状態の変化、具体的には、竿本体部から露出する部分の割合の変化に変換される。これにより、可変部の状態が、被乾燥物の乾き度合いの変化に応じて適切に変化するようになる。
(【0011】以降は省略されています)

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