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公開番号
2024126616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035110
出願日
2023-03-07
発明の名称
脱色装置、脱色方法
出願人
エレファンテック株式会社
代理人
個人
主分類
D06B
11/00 20060101AFI20240912BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】染色又は印刷された繊維布を脱色する脱色剤を回収し再利用可能とする。
【解決手段】染色又は印刷された繊維布に脱色剤をしみ込ませる吸収処理手段と、繊維布を加熱及び加圧して繊維布にしみ込んだ脱色剤を繊維布に染色又は印刷された染料とともに吸収体に移動させる移動手段と、繊維布にしみ込んだ脱色剤の一部を回収する回収手段と、回収手段で回収した脱色剤を吸収処理手段により再度しみ込ませる脱色剤再利用手段と、脱色剤が移動した吸収体を洗浄液中で洗浄して移動手段で脱色剤を再度移動させる吸収体として利用可能にする吸収体再生手段と、を備えた。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
染色又は印刷された繊維布に脱色剤をしみ込ませる吸収処理手段と、
前記繊維布を加熱及び加圧して前記繊維布にしみ込んだ前記脱色剤を前記繊維布に染色又は印刷された染料とともに吸収体に移動させる移動手段と、
前記繊維布にしみ込んだ前記脱色剤の一部を回収する回収手段と、を備えた、
ことを特徴とする脱色装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記吸収処理手段は、前記繊維布を前記脱色剤に接触させて前記繊維布に前記脱色剤をしみ込ませる、
ことを特徴とする請求項1に記載の脱色装置。
【請求項3】
前記脱色剤に前記繊維布をしみ込ませた後、前記脱色剤を予め定められた量に絞る絞り手段を更に備えた、
ことを特徴とする請求項2に記載の脱色装置。
【請求項4】
前記吸収処理手段は、前記繊維布の脱色する領域を指定して、前記繊維布の種類、前記繊維布の厚み、前記繊維布の縫い目、の少なくとも一つ又はこれらの組み合わせに応じて前記脱色剤のしみ込み量を調整しながらしみ込ませる、
ことを特徴とする請求項1に記載の脱色装置。
【請求項5】
前記吸収処理手段は、前記繊維布の重なり部分で前記脱色剤のしみ込み量を増加させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の脱色装置。
【請求項6】
前記移動手段は、前記繊維布を前記吸収体を介して加熱して前記脱色剤を前記繊維布に染色又は印刷された染料とともに前記吸収体に移動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の脱色装置。
【請求項7】
前記移動手段は、前記吸収体を前記脱色剤の沸点以下の温度で接触加熱する、
ことを特徴とする請求項6に記載の脱色装置。
【請求項8】
前記吸収体は、しみ込む前記脱色剤の必要吸収量に応じて取り換え可能に用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の脱色装置。
【請求項9】
前記回収手段は、しみ込んだ前記脱色剤のうち前記繊維布に吸収されなかった前記脱色剤を回収する、
ことを特徴とする請求項1に記載の脱色装置。
【請求項10】
前記回収手段は、前記移動手段により加熱した際に前記脱色剤から発生した蒸気を回収する、
ことを特徴とする請求項1に記載の脱色装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脱色装置、脱色方法に関し、詳しくは、染色又は印刷された繊維布を脱色する脱色装置、脱色方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
布帛を染料捺染剤で印捺する工程1と、工程1で印捺された一部を脱色する工程2と、顔料捺染剤で印捺する工程3とを有する捺染物の製造方法であって、顔料捺染剤としてジスアゾ系顔料を含む顔料捺染剤を使用する捺染物の製造方法が知られている(特許文献1)。
【0003】
繊維布等の被抜染物を抜染処理する抜染処理機において、被抜染物を加熱及び加圧処理する熱プレス装置と、この熱プレス装置の下方に配置され、上面に被抜染物を載置する載置面を形成した被抜染物載置台と、この被抜染物載置台の下方に配置され、水を収容する水収容槽と、当該水収容槽内の水を加熱する加熱器とを有し、この水収容槽から発生する蒸気を利用して被抜染物を蒸熱処理する蒸気発生装置とを有し、被抜染物載置台に被抜染物を載置させた状態で、熱プレス装置を用いて、被抜染物に対して上方より加熱及び加圧処理を施すと同時に、蒸気発生装置を用いて被抜染物に対して下方より蒸熱処理を施す抜染処理機も知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-11464号公報
特開2006-176889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、染色又は印刷された繊維布を脱色する脱色剤を回収し再利用可能とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、請求項1に記載の脱色装置は、
染色又は印刷された繊維布に脱色剤をしみ込ませる吸収処理手段と、
前記繊維布を加熱及び加圧して前記繊維布にしみ込んだ前記脱色剤を前記繊維布に染色又は印刷された染料とともに吸収体に移動させる移動手段と、
前記繊維布にしみ込んだ前記脱色剤の一部を回収する回収手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の脱色装置において、
前記吸収処理手段は、前記繊維布を前記脱色剤に接触させて前記繊維布に前記脱色剤をしみ込ませる、
ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の脱色装置において、
前記脱色剤に前記繊維布をしみ込ませた後、前記脱色剤を予め定められた量に絞る絞り手段を更に備えた、
ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の脱色装置において、
前記吸収処理手段は、前記繊維布の脱色する領域を指定して、前記繊維布の種類、前記繊維布の厚み、前記繊維布の縫い目、の少なくとも一つ又はこれらの組み合わせに応じて前記脱色剤のしみ込み量を調整しながらしみ込ませる、
ことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の脱色装置において、
前記吸収処理手段は、前記繊維布の重なり部分で前記脱色剤のしみ込み量を増加させる、
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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