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公開番号2024143994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023132773
出願日2023-08-17
発明の名称洗濯板
出願人有限会社安藤合成
代理人弁理士法人真明センチュリー
主分類D06F 3/02 20060101AFI20241003BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】洗濯物を干すことができる洗濯板を提供すること。
【解決手段】複数の溝12が並んだ板状の洗濯部11で洗濯物Lを擦り洗いした後、洗濯部11の上端側に設けられた引掛部13を横棒Bに引っ掛け、洗濯部11の下端側に設けられた吊下部20に洗濯物Lを吊り下げることができる。このように本洗濯板10によれば、洗濯部11で洗濯物Lを洗った後、洗濯板10自体を干しながら、吊下部20に吊り下げた洗濯物Lを干すことができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
洗濯物を擦り洗いするための洗濯板であって、
少なくとも1面に複数の溝または突起が並んだ板状の洗濯部と、
その洗濯部の一側に設けられ、所定部分に引っ掛けて前記洗濯板を吊り下げ可能な引掛部と、
前記洗濯部の他側に設けられ、前記洗濯物を吊り下げ可能な吊下部と、
を備えることを特徴とする洗濯板。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
洗濯物を擦り洗いするための洗濯板であって、
少なくとも1面に複数の溝または突起が並んだ板状の洗濯部と、
その洗濯部の長さ方向の一側に設けられ、前記洗濯部側の周方向の一部が開口した引掛孔を有してフック状に形成された引掛部と、
前記洗濯部の長さ方向の他側に設けられ、前記洗濯物を吊り下げ可能な吊下部と、
を備え、
前記洗濯部の幅は、片手で前記洗濯部の幅方向の両側を挟持可能な寸法に形成され、
前記引掛孔は、前記両側を挟持した片手の指が挿入可能な位置にあることを特徴とする洗濯板。
【請求項3】
前記吊下部は、その吊下部を構成する素材の弾性によって前記洗濯物を挟む一対の挟持部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯板。
【請求項4】
前記吊下部は、前記洗濯部の板厚方向に貫通して前記洗濯板の端縁から前記洗濯部側へ延びるスリットを備え、
一対の前記挟持部は、そのスリットの両側によって形成されることを特徴とする請求項3記載の洗濯板。
【請求項5】
前記挟持部は、前記洗濯部側の根本で前記スリットの幅を拡大する拡大孔を備えることを特徴とする請求項4記載の洗濯板。
【請求項6】
一対の前記挟持部の少なくとも一方には、前記洗濯部の反対側において前記板厚方向に貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項4記載の洗濯板。
【請求項7】
一対の前記挟持部の少なくとも一方は、その挟持部の一方から他方へ向かって突出する突出部を有していることを特徴とする請求項3記載の洗濯板。
【請求項8】
前記洗濯部、前記引掛部および前記吊下部が一体成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯板。
【請求項9】
前記吊下部は、前記洗濯物を引っ掛け可能に、周方向の一部が開口した孔によってフック状に形成されたフック部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯板。
【請求項10】
前記洗濯部の表面に複数の前記溝または前記突起が並び、
前記吊下部は、板状の前記洗濯部の前記他側から延長されて前記洗濯部の前記一側に連結される板状部であって、前記洗濯部の裏面との間に空間を設ける前記板状部に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は洗濯板に関し、特に洗濯物を干すことができる洗濯板に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
洗濯板は、衣類などの洗濯物を擦り洗いするためのものであって、少なくとも1面に複数の溝(溝の間の突起)が並んでいる(特許文献1)。特に、ハンカチや下着類、マスク等の小さな洗濯物を旅先で洗うために、持ち運びが容易な小型の洗濯板が注目されている。このような小さな洗濯物を洗った後は、フレームに複数の洗濯ばさみが取り付けられたピンチハンガーに、洗濯物を吊り下げて干す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3083357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば旅先に洗濯板を持って行く場合、洗濯物を干すためのピンチハンガーが旅先にあるとは限らないので、ピンチハンガーも一緒に持って行く必要があるが、荷物が増えてしまう。ピンチハンガーを持って行くのを忘れた場合には、洗濯物を干すことが困難になるため、旅先での洗濯板の使用を諦めることがある。また、例えば自宅などで洗濯板を使用するときでも、洗濯物が化粧用のブラシ等である場合、そのブラシを干すのに適したスタンド等を、洗濯板とは別に用意する必要がある。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、洗濯物を干すことができる洗濯板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明の洗濯板は、洗濯物を擦り洗いするためのものであって、少なくとも1面に複数の溝または突起が並んだ板状の洗濯部と、その洗濯部の一側に設けられ、所定部分に引っ掛けて前記洗濯板を吊り下げ可能な引掛部と、前記洗濯部の他側に設けられ、前記洗濯物を吊り下げ可能な吊下部と、を備える。
【0007】
また、本発明の洗濯板は、洗濯物を擦り洗いするためのものであって、少なくとも1面に複数の溝または突起が並んだ板状の洗濯部と、その洗濯部の長さ方向の一側に設けられ、前記洗濯部側の周方向の一部が開口した引掛孔を有してフック状に形成された引掛部と、前記洗濯部の長さ方向の他側に設けられ、前記洗濯物を吊り下げ可能な吊下部と、を備え、前記洗濯部の幅は、片手で前記洗濯部の幅方向の両側を挟持可能な寸法に形成され、前記引掛孔は、前記両側を挟持した片手の指が挿入可能な位置にある。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の洗濯板によれば、複数の溝または突起が並んだ板状の洗濯部で洗濯物を擦り洗いした後、洗濯部の一側に設けられた引掛部を所定部分(例えば物干し竿やカーテンレール、ロープ、S字フック等)に引っ掛け、その洗濯部の一側とは反対の他側に設けられた吊下部に洗濯物を吊り下げることができる。このように本洗濯板によれば、洗濯物を洗って干すことができる。
【0009】
請求項2記載の洗濯板によれば、複数の溝または突起が並んだ板状の洗濯部の幅は、片手で洗濯部の幅方向の両側を挟持可能な寸法(例えば100mm以下)に形成されているので、洗濯板を小型化でき、旅先などへの洗濯板の持ち運びを容易にできる。なお、洗濯部の長さ方向の一側と他側とに、それぞれ引掛部と吊下部とが設けられるので、洗濯部の幅方向の略全体に亘って、擦り洗い用の溝または突起を形成するための十分なスペースを確保できる。その結果、洗濯板を小型化しても、洗濯部による擦り洗いの作業効率を確保し易くできる。
【0010】
引掛部は、洗濯部側の周方向の一部が開口した引掛孔を有してフック状に形成される。この開口した部分から引掛孔の内部へ、旅先のカーテンレール等を入れることにより、S字フック等を介さなくても、カーテンレール等にフック状の引掛部を直接引っ掛けて洗濯板を吊り下げることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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