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公開番号2024110134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-15
出願番号2023014522
出願日2023-02-02
発明の名称充電システム
出願人三光株式会社
代理人
主分類H02J 7/02 20160101AFI20240807BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】EVの待機時間および充電時間を有効に活用して娯楽施設を利用できる充電システムを提供する。
【解決手段】給電能力を超える複数のEVを同時に駐車できる複数の充電スペース11を有し、各充電スペース11に充電コネクタ12と操作装置13とを備えた駐車場1と、充電するための電力を供給する給電装置21と、給電装置21から供給される電力を、充電コネクタ12を通して複数のEVに配電する配電装置22と、充電状況を管理する充電管理装置23とを有する充電設備2と、複数の娯楽装置31と娯楽装置31を管理する娯楽装置管理装置32とを有する娯楽施設3とを備え、且つ充電管理装置23と娯楽装置管理装置32との間で管理情報を共有する管理サーバ41を有する充電システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
給電能力を超える複数の電気自動車を同時に駐車できる複数の充電スペースを有し、各該充電スペースに充電コネクタと操作装置とを備えた駐車場と、充電するための電力を供給する給電装置と、該給電装置から供給される電力を複数の前記充電コネクタを通して前記電気自動車に配電する配電装置と、充電時間を予測し、且つ充電状況を管理する充電管理装置とを有する充電設備と、複数の娯楽装置と該娯楽装置を管理する娯楽装置管理装置とを有する娯楽施設または該娯楽施設を備えた商用施設とを有し、且つ前記充電管理装置と前記娯楽装置管理装置との間で情報を共用する共有サーバを有することを特徴とする充電システム。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記操作装置は、前記充電管理装置で予測される充電時間および充電量と、複数の前記娯楽装置の利用状況および予約状況ならびに利用に適した複数の前記娯楽装置とを表示する表示画面と、希望する充電完了時間および前記娯楽装置を予約入力する入力画面とを有し、且つ充電料金および娯楽装置利用料金を精算する料金清算装置を有することを特徴とする請求項1に記載の充電システム。
【請求項3】
前記娯楽管理装置は、複数の前記娯楽装置の利用状況および予約状況を管理するとともに、前記共有サーバを通して得られる充電情報に基づき、利用に適した複数の前記娯楽装置を選定することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の充電システム。
【請求項4】
前記充電管理装置は、充電中および充電待機中の前記電気自働車の前記充電完了時間に基づき各前記電気自働車に配電する電力量および時間を管理し、前記配電装置を制御することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の充電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、娯楽施設を備えた電気自動車の充電施設における充電システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化の問題が喫緊の課題となってきており、温室効果ガスの発生抑制のため、これまでターボチャージャー搭載車およびハイブリッド車のようにガソリン車の燃費向上が図られてきたが、さらなる温室効果ガスの排出抑制を図るため、EV(以下、EV[Electric Vehicle]という。)の普及が推し進められている。一方でEVは充電に時間を要すことが普及の障害となっており、充電容量の増加及び急速充電装置の開発、整備が進められている。こうした中、充電時間の有効活用が図られており、充電器を商用施設に設置し、充電中に商用施設で時間を費やす等も試みられている。
【0003】
たとえば特許文献1(特開2012-147633号公報)では、充電器を遠隔操作し、商用施設内から操作できるようにすることで充電時間を有効に利用することができ、また専用の人を配置することで利用者が一旦EVに戻って移動させる必要がない充電装置および充電システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-147633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の充電装置および充電システムは、充電器の利用を遠隔操作することができるが充電時間が来ると一旦EVまで戻ってきてEVを移動する必要があるうえ、すでに充電しているEVがある場合、充電が終了するまで待機している必要がある。また、専用の人を付けると人件費が掛かるうえ、EVの鍵を渡す必要が有るため、盗難等を危惧し利用を避ける利用者も多いと考えられる。
【0006】
そこで本発明者らは、EVを充電しようとする利用者がEV内で待機したり、充電時間を気にして充電中の時間を無駄に費やすことがないようにできる充電システムについて鋭意検討を行った結果、給電能力を超える数量のEVを駐車できる複数の充電スペースを備え、それぞれの充電スペースのEVに配電する電力を制御することで、娯楽施設を利用して待機時間および充電時間を有効に活用できることに想到し、本発明に至ったものである。
そこで本発明の目的は、EVの待機時間および充電時間を有効に活用して娯楽施設を利用できる充電システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様の充電システムは、給電能力を超える複数の電気自動車を同時に駐車できる複数の充電スペースを有し、各該充電スペースに充電コネクタと操作装置とを備えた駐車場と、充電するための電力を供給する給電装置と、該給電装置から供給される電力を複数の前記充電コネクタを通して前記電気自動車に配電する配電装置と、充電時間を予測し、且つ充電状況を管理する充電管理装置とを有する充電設備と、複数の娯楽装置と該娯楽装置を管理する娯楽装置管理装置とを有する娯楽施設または該娯楽施設を備えた商用施設とを有し、且つ前記充電管理装置と前記娯楽装置管理装置との間で情報を共用する共有サーバを有することを特徴とする。
【0008】
本発明の第2の態様の充電システムは、第1の態様の充電システムであって、前記操作装置は、前記充電管理装置で予測される充電時間および充電量と、複数の前記娯楽装置の利用状況および予約状況ならびに利用に適した複数の前記娯楽装置とを表示する表示画面と、希望する充電完了時間および前記娯楽装置を予約入力する入力画面とを有し、且つ充電料金および娯楽装置利用料金を精算する料金清算装置を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の第3の態様の充電システムは、第1または第2のいずれかの態様の充電システムであって、前記娯楽管理装置は、複数の前記娯楽装置の利用状況および予約状況を管理するとともに、前記共有サーバを通して得られる充電情報に基づき、利用に適した複数の前記娯楽装置を選定することを特徴とする。
【0010】
本発明の第4の態様の充電システムは、第1~3のいずれかの態様の充電システムであって、前記充電管理装置は、充電中および充電待機中の前記電気自働車の前記充電完了時間に基づき各前記電気自働車に配電する電力量および時間を管理し、前記配電装置を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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