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公開番号2024171965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089349
出願日2023-05-31
発明の名称発電機
出願人個人
代理人
主分類H02K 35/02 20060101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 簡単な構造で、特別な材料に依存することなく、外部振動や運動エネルギーを効率よく電気に変える発電素子、発電機、発電装置を提供する。
【解決手段】 運動可能に配置された磁石に、軟磁性材料からなるコアを内包するコイルを複数前記磁石に近接するよう固定して配置し、前記磁石が外部エネルギーによって振動した時、前記複数のコア内の磁性の向きが交互に変わることで複数コイルが発電する。さらには、複数のコイルの金属線の太さや巻き数、コアの形状の少なくとも一つが異なり、各々の電圧や電流、インピーダンスなどが異なることを特徴とする振動発電機。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一つのコアと少なくとも一つのコイルを備え、前記コアは磁性材料によって作られ、前記コイルは前記コアの周りに配置された発電部と、少なくとも一つの磁石が少なくとも一つの支持部材によって支持され振動可能に配置された磁石振動部を備え、
前記発電部は複数であり
、それぞれの前記発電部の前記コアが、前記磁石振動部の前記磁石に近接して配置されたことを特徴とする発電機。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
複数の前記発電部は、前記コイルの金属線の巻き数、前記コイルの金属線の太さ、前記コアの形状、のうち、少なくとも一つが異なる複数の前記発電部であることを特徴とする請求項第1に記載の発電機。
【請求項3】
前記磁石振動部が、少なくとも一つの可動部材によって支持され振動可能に配置された前記磁石を備えることを特徴とする請求項第1に記載の発電機。
【請求項4】
前記磁石振動部が、少なくとも一つの弾性部材によって支持され振動可能に配置された前記磁石を備えることを特徴とする請求項第1に記載の発電機。
【請求項5】
前記磁石振動部の前記磁石からの磁力を受けて前記発電部の前記コアの磁性の向きの反転を繰り返すことを特徴とする請求項第1に記載の発電機。
【請求項6】
本発明の第6の発明は、前記発電部の前記コアが前記コイルに固定されていることを特徴とする請求項第1に記載の発電機。
【請求項7】
発生する電力が交流であることを特徴とする請求項第1に記載の発電機。
【請求項8】
前記コアの磁性材料は、軟磁性材料であることを特徴とする請求項第1に記載の発電機。
【請求項9】
前記磁石振動部の少なくとも一部が外部の機械によって打鍵された振動力により、前記磁石が振動可能に配置された請求項第1に記載の発電機。
【請求項10】
外力エネルギーを、回転運動や上下運動に変換した機構を用いて、前記弾性体に弾性力を発生させ、前記磁石を振動させることを特徴とする請求項第1に記載の発電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、再生可能エネルギー、運動エネルギー、振動等をエネルギー源とする振動発電機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、自然エネルギーを利用した発電方法が注目されている。なかでも、振動を利用した発電方法は、特殊な発電材料を用いた発電方法が考案され、公開されている。
【0003】
振動をエネルギー源とした発電機は、単に発電機にとどまらず、自己発電型センサーや自己発電型送信機等の用途に利用できる。
しかし、これまで考案されてきた方法の多くは、特殊な発電材料を用いて、量産性、コストに問題があるものが多く、さらには発電効率も悪く、ほとんど実用化された例がない。
【0004】
簡単な構造で、発電効率の高い、振動発電機が求められている。
【0005】
本発明は、発電効率の良い発電機を提供することを目的とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特願2021―19641
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
先行する特許文献である特願2021―19641において、発明者は、磁性材料からなるコアとコイルで構成された電磁石同様の構造を持つ発電部と、振動可能に配置された磁石を備え、前記発電部のコアに近接して磁石を振動させることで、磁石からの磁力を受けてコアの磁性の向きが反転を繰り返し、コイルに電流が発生する、いわば逆電磁発電機と名づけ得る発明を考案した。
【0008】
ユーザーは、可能な限り同じスペースで発電量を高めたいというニーズを持っている。さらに、利用電圧の複数利用等の利便性も求めている。この逆電磁発電機を複数利用すれば発電量は高まるが、設置に必要なスペースも大きくなる。そこで更なる発電効率の向上と利便性の向上が望まれている。
【0009】
本発明は、発電効率がよく利便性の高い発電機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
発明者は、鋭意研究し、振動する磁石に近接する前記発電部を2つに増やし、磁石の両脇に配置して磁石を振動させたところ、磁石に加えた振動エネルギーは同一でも、2個の発電部から得られる電力の和は、1個の時の電力を1.8倍上回ることを発見した。さらに、この片方の1個の発電部のコイルの巻き数やコイルの線径をかえたところ、もう片方の発電部とは違う特性の電力を得られることも確認した。なお、本発明はこれら考案までの知見に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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