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公開番号
2024173479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091921
出願日
2023-06-02
発明の名称
モータ
出願人
カヤバ株式会社
代理人
個人
主分類
H02K
1/18 20060101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本発明は、加工時間を短縮できるとともに強度の低下の恐れのないモータの提供を目的とする。
【解決手段】モータMは、筒状のケース1と、筒状のヨーク31とヨーク31の内周に設けた複数のティース32とを有するステータコア3を具備して、ケース1内に収容されるとともにケース1の内周に固定されるステータ2とを備え、ステータコア3におけるヨーク31は、周方向に間隔を空けて設けられるとともに軸方向に沿って貫く孔Hと、孔Hの外周側がケース1側へ変形させられることによりケース1の内周に押し付けられてステータコア3をケース1に固定する固定部31a5,31a6とを備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
筒状のケースと、
筒状のヨークと前記ヨークの内周に設けた複数のティースとを有するステータコアを具備して、前記ケース内に収容されるとともに前記ケースの内周に固定されるステータとを備え、
前記ステータコアにおける前記ヨークは、周方向に間隔を空けて設けられるとともに軸方向に沿って貫く孔と、前記孔の外周側が前記ケース側へ変形させられることにより前記ケースの内周を押し付けて前記ステータコアを前記ケースに固定する固定部とを有する
ことを特徴とするモータ。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記ステータコアは、
前記ヨークを周方向に分割した複数のヨーク部と、前記ヨーク部の中央に設けられた前記ティースとを有する複数の分割コアを有し、
前記孔は、周方向で隣り合う前記ヨーク部の周方向端に設けられて互いに対向する凹部によって形成され、
前記固定部は、前記凹部の外周側の部分によって形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記ステータコアは、
前記ヨークを周方向に分割した複数のヨーク部と、前記ヨーク部の中央に設けられた前記ティースとを有する複数の分割コアを有し、
前記孔は、前記ヨーク部の周方向の中央に設けられて周方向の長さが径方向の長さより長い長孔によって形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
軟磁性体で形成されるとともに前記孔内に挿入されるピンを備えた
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
モータは、一般的に、筒状のステータと、ステータ内に回転自在に挿入されるロータと、ステータおよびロータを収容する筒状のケースとを備えている。ケース内にはステータが固定される他、外周に磁石が取り付けられたロータが回転可能に収容されており、ステータにおけるコイルへ通電すると、ステータにロータの磁石が吸引されてロータが回転駆動される。
【0003】
前述のようにモータにおけるステータのコイルへ通電すると、ロータの磁石をステータが吸引する関係で、ステータには反作用としてケースに対して周方向に回転させるトルクが作用するため、従来のモータではケースにステータを強固に固定するべく、加熱したケース内にステータを嵌合させる焼き嵌めによってケースにステータを固定している(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-009571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述のように焼き嵌めによってケースにステータを固定すると、ステータのケースに対する空転を阻止しつつケースをステータに固定できるのであるが、ケースとステータの線膨張係数が異なることからステータの空転を防止するためにケースのステータに対する締代を大きくとる必要がある。
【0006】
よって、従来のモータでは、ケースを高温となるまで加熱してステータを焼き嵌めする必要があるとともに、焼き嵌め後にケースおよびステータが充分に冷却されるまでは他の加工を行うことができないため、モータの組立に時間がかかるとともに、前記締代を大きくとる関係で焼き嵌め後のケースとステータコアとに大きな残留応力が作用するため強度の低下を招く可能性もある。
【0007】
そこで、加工時間を短縮できるとともに強度の低下の恐れのないモータの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述の課題を解決するため、本発明のモータは、筒状のケースと、筒状のヨークとヨークの内周に設けた複数のティースとを有するステータコアを具備して、ケース内に収容されるとともにケースの内周に固定されるステータとを備え、ステータコアにおけるヨークは、周方向に間隔を空けて設けられるとともに軸方向に沿って貫く孔と、孔の外周側がケース側へ変形させられることによりケースの内周を押し付けてステータコアをケースに固定する固定部とを有している。
【0009】
このように構成されたモータでは、固定部が変形させられてケースの内周に押し付けられることによってステータがケースに固定されるので、ケースを高温に加熱してステータをケース内に挿入する焼き嵌めを行わずとも、ケースにステータを強固に固定できる。
【0010】
また、モータにおけるステータコアは、ヨークを周方向に分割した複数のヨーク部と、ヨーク部の中央に設けられたティースとを有する複数の分割コアを有し、孔は、周方向で隣り合うヨーク部の周方向端に設けられて互いに対向する凹部によって形成され、固定部は、凹部の外周側の部分によって形成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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