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公開番号2024171702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023088855
出願日2023-05-30
発明の名称充電装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】異常の通報を容易に行うことができる充電装置を提供する。
【解決手段】蓄電池91の電力で電動機を駆動して移動する電気移動体(電気自動車9)の蓄電池91を充電する充電装置S1であって、充電電力を電気移動体(電気自動車9)に供給する本体部1と、通報ボタン31を含む通報部3と、予め登録された通報先(管理者端末A1)と通信を行う通信部2と、を備える。通報部3は、通報ボタン31が操作された場合に、本体部1の動作を停止することなく、通信部2を介して、通報信号を通報先(管理者端末A1)に送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電池の電力で電動機を駆動して移動する電気移動体の前記蓄電池を充電する充電装置であって、
充電電力を前記電気移動体に供給する本体部と、
通報ボタンを含む通報部と、
予め登録された通報先と通信を行う通信部と、
を備え、
前記通報部は、前記通報ボタンが操作された場合に、前記本体部の動作を停止することなく、前記通信部を介して、通報信号を前記通報先に送信する、充電装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記充電電力の供給状況を表示する表示部をさらに備え、
前記通報ボタンは、前記表示部に表示されたソフトウェアキーである、請求項1に記載の充電装置。
【請求項3】
非常停止ボタンを含む非常停止部をさらに備え、
前記非常停止部は、前記非常停止ボタンの操作により、前記本体部の動作を停止させて、前記充電電力の出力を停止する、請求項1または請求項2に記載の充電装置。
【請求項4】
前記本体部の動作ログのデータを収集する収集部をさらに備え、
前記通報部は、前記通報信号とともに前記動作ログのデータをさらに送信する、請求項1または請求項2に記載の充電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気自動車などを充電する充電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の普及に伴い、電気自動車の蓄電池に充電をするための充電装置の整備が進んでいる。例えば、特許文献1には、従来の充電装置の一例が開示されている。特許文献1に記載の充電スタンド(充電装置)は、充電ケーブルの先端の充電コネクタを自動車の給電ポートに接続することにより、自動車のバッテリへの充電を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-70479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電装置の利用者は、充電装置に充電が開始できない故障が発生していると、充電を断念せざるを得ない。充電装置に充電が開始できない故障とは、例えば、充電コネクタの物理的な破損や異物混入による嵌合不能、充電ケーブルの物理的な破損、および、充電装置の内部異常などである。このような場合、利用者は、充電装置の管理者に充電装置に故障が発生していることを通報することが好ましいが、通報には、管理者への連絡先を調べて、当該連絡先に連絡する必要があり、手間がかかり煩わしいと感じることがある。特に、複数の充電装置が設置されている場合には、故障している充電装置をそのままにして、他の正常な充電装置を利用することがあり、故障したまま放置される時間が長期化する虞がある。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、故障の通報を容易に行うことができる充電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示によって提供される充電装置は、蓄電池の電力で電動機を駆動して移動する電気移動体の前記蓄電池を充電する充電装置であって、充電電力を前記電気移動体に供給する本体部と、通報ボタンを含む通報部と、予め登録された通報先と通信を行う通信部と、を備え、前記通報部は、前記通報ボタンが操作された場合に、前記本体部の動作を停止することなく、前記通信部を介して、通報信号を前記通報先に送信する。
【0007】
前記充電装置の好ましい実施の形態においては、前記充電電力の供給状況を表示する表示部をさらに備え、前記通報ボタンは、前記表示部に表示されたソフトウェアキーである。
【0008】
前記充電装置の好ましい実施の形態においては、非常停止ボタンを含む非常停止部をさらに備え、前記非常停止部は、前記非常停止ボタンの操作により、前記本体部の動作を停止させて、前記充電電力の出力を停止する。
【0009】
前記充電装置の好ましい実施の形態においては、前記本体部の動作ログのデータを収集する収集部をさらに備え、前記通報部は、前記通報信号とともに前記動作ログのデータをさらに送信する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の充電装置は、通報ボタンを含む通報部を備え、通報部は、通報ボタンが操作された場合に、通信部を介して、通報信号を、予め登録された通報先に送信する。これにより、充電装置の利用者は、充電装置に故障が発生している場合に、通報ボタンの操作だけで、予め登録された通報先に、充電装置に故障が発生している旨を連絡することができる。したがって、本開示の充電装置によれば、故障の通報を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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