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公開番号
2025016274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119438
出願日
2023-07-21
発明の名称
給電システム及び受電装置
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
50/80 20160101AFI20250124BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】有線による給電と同一のシーケンスに基づくワイヤレス給電を実現する給電システム及び受電装置を提供する。
【解決手段】給電システムは、電力を高周波磁束に変換して給電コイルからワイヤレス送信する給電装置と、バッテリを搭載した電動モビリティに搭載され、前記バッテリへの充電を制御する充電制御装置と、前記給電装置からの高周波磁束を受電する受電コイルを備え、前記受電コイルで受電した電力を、前記充電制御装置との信号の授受を経た上で前記バッテリへ出力する受電装置とを含むワイヤレス給電システムにおいて、前記受電装置は、前記給電装置との間で前記バッテリに関するデータの授受のための無線通信の通信接続が確立された場合、前記充電制御装置から許可信号を受信する前に、前記給電装置から電力の出力を開始させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電力を高周波磁束に変換して給電コイルからワイヤレス送信する給電装置と、バッテリを搭載した電動モビリティに搭載され、前記バッテリへの充電を制御する充電制御装置と、前記給電装置からの高周波磁束を受電する受電コイルを備え、前記受電コイルで受電した電力を、前記充電制御装置との信号の授受を経た上で前記バッテリへ出力する受電装置とを含むワイヤレス給電システムにおいて、
前記受電装置は、
前記給電装置との間で前記バッテリに関するデータの授受のための無線通信の通信接続が確立された場合、前記充電制御装置から許可信号を受信する前に、前記給電装置から電力の出力を開始させる
給電システム。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記給電装置は、前記受電装置との間で前記バッテリに関するデータの授受のための無線通信の通信接続が確立されたことを契機に、前記給電コイルからの電力の出力を開始する
請求項1に記載の給電システム。
【請求項3】
前記給電装置は、前記受電装置との間で前記バッテリに関するデータの授受のための無線通信の通信接続が確立され、且つ、前記受電装置から出力開始指示を受信した場合に、前記給電コイルからの電力の出力を開始する
請求項1に記載の給電システム。
【請求項4】
前記電動モビリティは、
前記バッテリへ電力を供給する電力線との有線コネクタと、
前記有線コネクタと前記バッテリとを接続するか、前記受電装置から出力される電力を前記バッテリへ供給するかを切り換えるスイッチと
を有し、
前記受電装置は、前記給電装置との間で前記バッテリに関するデータの授受のための無線通信の通信接続が確立された場合、前記スイッチを、前記受電装置から出力される電力を前記バッテリへ供給するように切り換える
請求項1から3のいずれか1項に記載の給電システム。
【請求項5】
前記有線コネクタは、J1772規格に準じたコネクタであり、
前記受電装置は、前記J1772規格に基づくシーケンスによって前記充電制御装置から許可信号を受信した場合、前記給電装置から供給された電力を前記バッテリへ出力する
請求項4に記載の給電システム。
【請求項6】
バッテリを搭載した電動モビリティに搭載され、前記バッテリへの充電を制御する充電制御装置と信号を授受し、給電コイルから受電コイルで受電した電力を前記バッテリへ供給する受電装置において、
給電コイルを制御する給電装置との間で前記バッテリに関するデータの授受のための無線通信の通信接続が確立された場合、前記充電制御装置から許可信号を受信する前に、前記給電装置から電力の出力を開始させる
受電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、有線による給電と同一のシーケンスに基づくワイヤレス給電を実現する給電システム及び受電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
大容量のリチウムイオン電池を駆動用バッテリとし、駆動用バッテリに蓄積された電力で走行用のモータを駆動する電動モビリティが普及し始めている。バッテリを駆動エネルギー源とする電動モビリティは、電気自動車のみならず、無人搬送車、フォークリフト、所謂ドローン等の飛行体、電気推進船等の水上モビリティ等を含む。これらの電動モビリティに搭載された駆動用バッテリへの給電方法として、電力ケーブル経由ではなく、無線によって給電するワイヤレス給電システムが実用化されている。
【0003】
有線による給電システムでは、給電装置は、コネクタによって信号線、通信線及び電力線が導通することで車両が接続されたことを検知し、給電側と受電側との間で通信接続を確立させると、所定のシーケンスでの信号の授受により充電の準備を行なってから充電が開始される。これに対し、ワイヤレス給電システムでは、給電装置と受電装置との間で合意ができれば給電コイルからの給電と、受電側での受電開始は自動的に行なわれていることが多い。
【0004】
有線による給電方式においても、異なる通信方式での給電のいずれにも対応できる技術が提案されている(特許文献1)が、有線による給電と、ワイヤレス給電とのいずれも選択可能な車両の実現は困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2020-501479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
有線による給電においても、異なる方式の給電装置に対応可能な受電装置を車両に搭載することが容易でなく、異なるコネクタを用意したり、異なる通信方式の通信デバイスを用意したりして対処している。更に、有線による給電と、ワイヤレス給電とのいずれも対応可能な受電装置を実現する場合、ワイヤレス給電においても、充電開始前に、給電装置とバッテリの制御装置との間での情報の授受の所定手順を、有線による給電と同様に実行する必要がある。
【0007】
ワイヤレス給電は、絶縁によって保護された電力線を用いた有線による給電よりも、手順に時間を要する場合があり、有線による給電と同一のシーケンスで給電を実施するには諸々の工夫が必要である。
【0008】
本発明は、有線による給電と同一のシーケンスに基づくワイヤレス給電を実現する給電システム及び受電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一実施形態の給電システムは、電力を高周波磁束に変換して給電コイルからワイヤレス送信する給電装置と、バッテリを搭載した電動モビリティに搭載され、前記バッテリへの充電を制御する充電制御装置と、前記給電装置からの高周波磁束を受電する受電コイルを備え、前記受電コイルで受電した電力を、前記充電制御装置との信号の授受を経た上で前記バッテリへ出力する受電装置とを含むワイヤレス給電システムにおいて、前記受電装置は、前記給電装置との間で前記バッテリに関するデータの授受のための無線通信の通信接続が確立された場合、前記充電制御装置から許可信号を受信する前に、前記給電装置から電力の出力を開始させる。
【0010】
本開示の給電システム及び受電装置では、有線による給電と同一のシーケンスを行なっている間に、給電装置から磁束の発生が開始されており、車両側の充電制御装置にて準備が完了した時点で、所定の電圧が印加された状態とすることが可能である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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