TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025014814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117671
出願日2023-07-19
発明の名称充電装置および充電設備
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250123BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電プラグの故障および破損を抑制することが可能な充電装置を提供する。
【解決手段】充電装置A1は、蓄電池91の電力で原動機を駆動して移動する電気自動車9の蓄電池91を充電する。充電装置A1は、蓄電池91の充電電力を出力する電源部11と、電気自動車9に接続されて、充電電力を電気自動車9に供給する充電プラグ13と、電源部11が出力する電力を充電プラグ13に供給する充電ケーブル12と、充電プラグ13の未使用時において、充電プラグ13を収納可能なプラグホルダと、充電プラグ13がプラグホルダに収納されているか否かを判定する判定部31と、判定部31の判定結果に応じて所定の機能を行う処理装置(移動制限設備B1)に、判定結果を出力する出力部33と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電池の電力で原動機を駆動して移動する電気移動体の前記蓄電池を充電する充電装置であって、
前記蓄電池の充電用の電力を出力する電源部と、
前記電気移動体に接続されて、前記電源部が出力する電力を当該電気移動体に供給する充電プラグと、
前記電源部が出力する電力を前記充電プラグに供給する充電ケーブルと、
前記充電プラグの未使用時において、前記充電プラグを収納可能なプラグホルダと、
前記充電プラグが前記プラグホルダに収納されているか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に応じて所定の機能を行う処理装置に、前記判定結果を出力する出力部と、を備える充電装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記電源部を収容する筐体をさらに備え、
前記プラグホルダは、前記充電プラグの少なくとも一部を嵌入可能な嵌入凹部と、前記充電プラグが前記嵌入凹部に嵌入された状態で前記充電プラグを保持するラッチ部と、を含み、
前記判定部は、前記ラッチ部の状態に基づいて、前記充電プラグが収納されているか否かを判定する、請求項1に記載の充電装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の充電装置と、
前記処理装置と、を備える充電設備。
【請求項4】
前記処理装置は、所定のエリアからの前記電気移動体の移動を制限する移動制限装置であり、
前記移動制限装置は、前記出力部から前記充電プラグが収納されていないとの判定結果が入力されると、前記エリアからの前記電気移動体の移動を制限する、請求項3に記載の充電設備。
【請求項5】
前記エリアは、前記電気移動体を駐車する駐車枠であり、
前記移動制限装置は、前記電気移動体のタイヤの移動を制限するロック板を有し、前記ロック板による制限が有効である状態と前記ロック板による制限が解除された状態とを切り替える、請求項4に記載の充電設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気移動体の蓄電池を充電する充電装置および当該充電装置を備える充電設備に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車などの電気移動体の普及に伴い、電気移動体の蓄電池を充電する充電装置の整備が進んでいる。例えば、特許文献1には、従来の充電装置の一例が開示されている。特許文献1に記載の充電装置において、電気自動車の二次電池(蓄電池)への充電を行うときには、充電ケーブルの先端の充電コネクタ(充電プラグ)を電気自動車の充電ポートに接続する。一方、電気自動車の二次電池への充電を行わないときには、充電コネクタ(充電プラグ)および充電ケーブルは、コネクタ保持装置に保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-244802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の充電装置において、電気自動車の充電完了後の充電プラグおよび充電ケーブルの片付けは、充電装置の利用者によって行われる。そのため、利用者が片付けを怠ると、充電プラグおよび充電ケーブルが充電前の状態に戻されることなく、地面に接した状態となることがある。このように、充電プラグが充電装置の所定の位置に戻されることなく、地面に放置されると、充電プラグが浸水する虞があり、充電プラグの故障の原因となる。また、充電プラグが電気自動車に轢かれたり人に踏まれたりする虞があり、充電プラグの破損の原因となる。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、充電プラグの故障および破損を抑制することが可能な充電装置を提供することにある。また、他の目的は、充電プラグの故障および破損を抑制できる充電設備を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の側面によって提供される充電装置は、蓄電池の電力で原動機を駆動して移動する電気移動体の前記蓄電池を充電する充電装置であって、前記蓄電池の充電用の電力を出力する電源部と、前記電気移動体に接続されて、前記電源部が出力する電力を当該電気移動体に供給する充電プラグと、前記電源部が出力する電力を前記充電プラグに供給する充電ケーブルと、前記充電プラグの未使用時において、前記充電プラグを収納可能なプラグホルダと、前記充電プラグが前記プラグホルダに収納されているか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に応じて所定の機能を行う処理装置に、前記判定結果を出力する出力部と、を備える。
【0007】
前記充電装置の好ましい実施の形態において、前記電源部を収容する筐体をさらに備え、前記プラグホルダは、前記充電プラグの少なくとも一部を嵌入可能な嵌入凹部と、前記充電プラグが前記嵌入凹部に嵌入された状態で前記充電プラグを保持するラッチ部と、を含み、前記判定部は、前記ラッチ部の状態に基づいて、前記充電プラグが収納されているか否かを判定する。
【0008】
本開示の第2の側面によって提供される充電設備は、第1の側面によって提供される充電装置と、前記処理装置と、を備える。
【0009】
前記充電設備の好ましい実施の形態において、前記処理装置は、所定のエリアからの前記電気移動体の移動を制限する移動制限装置であり、前記移動制限装置は、前記出力部から前記充電プラグが収納されていないとの判定結果が入力されると、前記エリアからの前記電気移動体の移動を制限する。
【0010】
前記充電設備の好ましい実施の形態において、前記エリアは、前記電気移動体を駐車する駐車枠であり、前記移動制限装置は、前記電気移動体のタイヤの移動を制限するロック板を有し、前記ロック板による制限が有効である状態と前記ロック板による制限が解除された状態とを切り替える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社ダイヘン
碍子
1か月前
株式会社ダイヘン
溶接トーチ
1か月前
株式会社ダイヘン
溶接トーチ
1か月前
株式会社ダイヘン
リユース方法
11日前
株式会社ダイヘン
電力システム
1か月前
株式会社ダイヘン
電力システム
1か月前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
26日前
株式会社ダイヘン
電力システム
11日前
株式会社ダイヘン
パルス電源装置
26日前
株式会社ダイヘン
絶縁紙巻き機構
1か月前
株式会社ダイヘン
プラズマ処理装置
1か月前
株式会社ダイヘン
積層造形溶接方法
11日前
株式会社ダイヘン
ロボット制御システム
1日前
株式会社ダイヘン
プリント基板の補強構造
1か月前
株式会社ダイヘン
充電装置および充電設備
1か月前
株式会社ダイヘン
充電装置および充電設備
1か月前
株式会社ダイヘン
巻回支援装置及び取付方法
1か月前
株式会社ダイヘン
給電システム及び受電装置
1か月前
株式会社ダイヘン
2重シールドティグ溶接方法
11日前
株式会社ダイヘン
2重シールドティグ溶接方法
1か月前
株式会社ダイヘン
サブマージアーク溶接システム
4日前
株式会社ダイヘン
サブマージアーク溶接システム
4日前
株式会社ダイヘン
溶接検査装置および溶接検査方法
1か月前
白山商事株式会社
圧着接続部材
12日前
株式会社ダイヘン
交流消耗電極アーク溶接制御方法
1か月前
株式会社ダイヘン
交流消耗電極アーク溶接制御方法
11日前
株式会社ダイヘン
ハンド装置及びハンド装置の制御方法
15日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置、および、電力システム
18日前
株式会社ダイヘン
非接触給電システム、および、送電装置
25日前
株式会社ダイヘン
消耗電極アーク溶接の溶接終了制御方法
1か月前
株式会社ダイヘン
システム、装置、および、意思決定方法
25日前
株式会社ダイヘン
電力システム、および、蓄電池システム
25日前
株式会社ダイヘン
非接触給電システム、および、送電装置
25日前
株式会社ダイヘン
溶接波形制御装置及び溶接波形制御方法
1か月前
株式会社ダイヘン
スポット接合用電極及びスポット接合装置
12日前
株式会社ダイヘン
ロボット制御装置及び対象物の設置判定方法
1か月前
続きを見る