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公開番号2024171701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023088854
出願日2023-05-30
発明の名称充電システム
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H02J 7/02 20160101AFI20241205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電渋滞または電力不足を緩和できる充電システムを提供する。
【解決手段】充電システムA1は、蓄電池21の電力で電動機を駆動して移動する電気移動体2の蓄電池21を充電する充電装置Bと、単位電力量または単位時間当たりの充電料金である充電単価を変化させて設定する単価設定部32と、充電単価を報知する単価報知部22と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電池の電力で電動機を駆動して移動する電気移動体の前記蓄電池を充電する充電装置を備えた充電システムであって、
単位電力量または単位時間当たりの充電料金である充電単価を変化させて設定する単価設定部と、
前記充電単価を報知する単価報知部と、
を備えている、
充電システム。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記単価設定部は、前記充電装置の設置場所の周辺の混雑情報に基づいて、前記充電単価を設定する、
請求項1に記載の充電システム。
【請求項3】
前記単価設定部は、前記充電装置が接続している電力系統での電力の需要または供給に関する電力需給情報に基づいて、前記充電単価を設定する、
請求項1に記載の充電システム。
【請求項4】
道路から視認できる位置に設置された電光掲示板をさらに備え、
前記単価報知部は、前記電光掲示板に前記充電単価を表示させる、
請求項1ないし3のいずれかに記載の充電システム。
【請求項5】
前記単価報知部は、ユーザ端末に前記充電単価を送信する、
請求項1ないし3のいずれかに記載の充電システム。
【請求項6】
前記充電装置は、
前記電気移動体に出力する電力を検出する電力検出部と、
前記電力検出部が検出した電力と、前記単価設定部が設定した前記充電単価とに基づいて、請求金額を算出する制御部と、
を備えている、
請求項1に記載の充電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車などを充電する充電装置を備えた充電システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の普及に伴い、電気自動車の蓄電池に充電をするための充電スタンドの整備が進んでいる。ガソリンスタンドでは、原油価格や地域ごとにそのスタンドまでの輸送コストなどが加味されて給油料金に反映される仕組みになっている。しかし、充電スタンドでの充電料金は、充電時間または充電電力量に応じた一律の課金、または、会員登録による定額のサブスクリプション型の課金が主流である。特許文献1には、電気自動車に搭載された二次電池への電力供給が開始された後、充電終了前に充電器の利用料を決済するEV充電器が開示されている。当該EV充電器の利用料は一定料金であり、電力供給量に応じた金額としてもよいことが記載されている。
【0003】
充電料金が充電時間または充電電力量に応じた一律の課金、または、定額課金の場合、どの充電スタンドでいつ充電を行っても充電料金が変わらないので、電気自動車のユーザは、自分の都合の良い充電スタンドを選んで、都合のいい時間に充電する。今後、電気自動車および充電スタンドがより普及すると、様々な社会問題が発生する可能性がある。例えば、不便な場所にある充電スタンドは空いているにもかかわらず、便利な場所にある充電スタンドでは充電渋滞が発生する。また、外出のピークである時間帯などに充電渋滞が発生しやすい。この場合、当該時間帯において、充電スタンドでの電力の需要が大きくなるので、同じタイミングで周辺施設での電力需要も大きくなると、電力不足が発生する。このように、今後、電気自動車および充電スタンドが普及すると、充電渋滞および電力不足などが社会問題化することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
再表2015/053032
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、充電渋滞または電力不足を緩和できる充電システムを提供することをその目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
本発明の第1の側面によって提供される充電システムは、蓄電池の電力で電動機を駆動して移動する電気移動体の前記蓄電池を充電する充電装置を備えた充電システムであって、単位電力量または単位時間当たりの充電料金である充電単価を変化させて設定する単価設定部と、前記充電単価を報知する単価報知部と、を備えている。
【0008】
なお、「電気移動体」は、蓄電池の電力で電動機を駆動して移動する移動体であって、いわゆる電気自動車だけでなく、ハイブリッド車なども含まれる。また、「電気移動体」は、いわゆる自動車だけでなく、二輪車、船舶、飛行機などの他の乗り物、または、無人搬送車、ドローンなどの無人移動体も含まれる。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記単価設定部は、前記充電装置の設置場所の周辺の混雑情報に基づいて、前記充電単価を設定する。なお、「混雑情報」は、混雑の程度を示す情報であり、経験的に予測される、日時に対応した混雑情報と、リアルタイムの混雑情報とが含まれる。また、「混雑情報」には、充電装置の設置場所自体の混雑情報、設置場所の周辺施設の混雑情報、および、設置場所の周辺道路の混雑情報などが含まれる。
【0010】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記単価設定部は、前記充電装置が接続している電力系統での電力の需要または供給に関する電力需給情報に基づいて、前記充電単価を設定する。なお、「電力需給情報」は、電力の需要または供給に関する情報であり、経験的に予測される、日時に対応した電力需給情報と、リアルタイムの電力需給情報とが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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