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公開番号
2024110482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2023015040
出願日
2023-02-03
発明の名称
発電機
出願人
個人
代理人
主分類
H02K
35/02 20060101AFI20240808BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】
コイルに誘導電流を発生させる発電体に対し、吸引、又は反発力を与えるマグネットを全方向より、また、平行に配置して回転させ、その磁力により発電体を回転させて発電し、外部に電気エネルギーを供給することができる発電機を提供する。
【解決手段】
第4マグネット10を含む複数のマグネットを円環4内に挿入して円形の発電体6を形成し、第1コイル11を含む複数のコイル内に発電体6を挿入し、更に、回転軸を中心に回転する回転体2に第1マグネット3を含む複数のマグネットを、第4マグネット10を含む複数のマグネットに平行に取り付け、回転移動させる。
第1マグネット3の吸引、又は反発する磁力により、第4マグネット10を有する発電体6を回転させ、第1コイル11及び複数のコイル内を通過させ、コイルに誘導電流を発生させて発電する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1マグネットの移動によって、第1コイル内にある第4マグネットが、前記第1マグネットの磁力により、前記第1コイル内を移動して発電する発電機において、
前記第4マグネットに磁力を与え、回転体に取り付けられた前記第1マグネットを、前記回転体の回転軸を中心に回転させ、
前記第1マグネットの吸引、又は反発する磁力により、前記第4マグネットを有し回転軸を有しない発電体を回転させて、前記第1コイル内を移動させ、
前記第1コイルに誘導電流を発生させて発電し、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電機。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
第1マグネットの移動によって、第1コイル内にある第4マグネットが、前記第1マグネットの磁力により、前記第1コイル内を移動して発電する発電機において、
前記第4マグネットに磁力を与え、回転体に取り付けられた前記第1マグネットを前記第4マグネットに対して平行に配置し、前記回転体の回転軸を中心に回転させ、
前記第1マグネットの吸引、又は反発する磁力により、前記第4マグネットを有し回転軸を有しない発電体を回転させて、前記第1コイル内を移動させ、
前記第1コイルに誘導電流を発生させて発電し、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電機。
【請求項3】
第1マグネットの移動によって、第1コイル内にある第4マグネットが、前記第1マグネットの磁力により、前記第1コイル内を移動して発電する発電機において、
前記第4マグネットに磁力を与え、回転体に取り付けられた前記第1マグネットを前記回転体の回転軸を中心に回転させ、
前記第1マグネットの吸引、又は反発する磁力により、前記第4マグネットを有し回転軸を有しない発電体を回転させて、前記第1コイル内を移動させ、
前記第1コイルに誘導電流を発生させて発電し、
前記第4マグネットを有する前記発電体の外周に、着脱可能なワイヤーを取り付け、前記ワイヤーを介して前記発電体をベアリングで支え、または、前記発電体の外周に着脱可能な保護板を取り付け、前記保護板を介して前記発電体をベアリングで支えたことを特徴とした発電機。
【請求項4】
第1マグネットの移動によって、第1コイル内にある第4マグネットが、前記第1マグネットの磁力により、前記第1コイル内を移動して発電する発電機において、
前記第4マグネットに磁力を与え、回転体に取り付けられた前記第1マグネットを前記回転体の回転軸を中心に回転させ、
前記第1マグネットの吸引、又は反発する磁力により、前記第4マグネットを有し回転軸を有しない発電体を回転させて、前記第1コイル内を移動させ、
前記第1コイルに誘導電流を発生させて発電し、
前記第4マグネットに、吸引、または反発する磁力を与える第5マグネットを前記第4マグネットの外周に配置し、前記第5マグネットの吸引、又は反発する磁力を変化して前記発電体を移動させる事を特徴とした発電機。
【請求項5】
第1マグネットの移動によって、第1コイル内にある第4マグネットが、前記第1マグネットの磁力により、前記第1コイル内を移動して発電する発電機において、
前記第4マグネットに磁力を与え、回転体に取り付けられた前記第1マグネットを前記回転体の回転軸を中心に回転させ、
前記第1マグネットの吸引、又は反発する磁力により、前記第4マグネットを有し回転軸を有しない発電体を回転させて、前記第1コイル内を移動させ、
前記第1コイルに誘導電流を発生させて発電し、
前記第4マグネットを第1電磁石に変更し、前記第1電磁石に電気を流して磁力を与え、
前記回転体に取り付けられた前記第1マグネット、または第2電磁石を回転させ、
前記第1電磁石を有し、回転軸を有しない第2発電体を、前記第1マグネット、または第2電磁石の吸引、又は反発する磁力により回転させて、電気エネルギーを取得する事を特徴とした発電機。
【請求項6】
請求項5記載の発電機において、前記第2発電体に2本のレールを設けて前記第1電磁石のコイルに各々接触させ、前記レールに電気を流して、前記第1電磁石に磁力を発生させることを特徴とした発電機。
【請求項7】
請求項1~6記載の発電機において、前記第1マグネットに反発力を与える第12マグネットを、前記回転体下部に配置して、
前記第12マグネットの磁力の変化により、前記回転体を移動させる事を特徴とした発電機。
【請求項8】
請求項1~7記載の発電機において、前記第1コイル幅の長さを、前記第4マグネットの長さの50~130%にした事を特徴とする発電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転する移動部に取り付けられたマグネットの移動によって、発電部のマグネットがコイル内を移動し、コイルに誘導電流を発生させて発電し、電気エネルギーを取得する発電機に関する物である。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
発電部のマグネットがコイル内を移動して発電し、電気エネルギーを得る物として文献1のような発電機が提案されている。
【0003】
複数のマグネットを繋ぎ合わせた発電体を円形状にし、それらの外周に複数のコイルを設け、発電体のマグネットに吸引力を与えるマグネットを有する回転体を、発電体の上部に配置し、外部より回転軸に力を加えて、回転体を有する回転軸を回転させ、回転体に設置されたマグネットの吸引力により、発電体を回転させ、外周に配置された複数のコイルに誘導電流を発生させて発電している。(文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6464339
特許4964299
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
文献1において、回転体のマグネットが発電体のマグネットに対し、垂直に磁力が加わるように吸引力を与えている。
この為、仮に、発電体のマグネットのN極に回転体のマグネットのS極を垂直に近づけて吸引させた場合、発電体のマグネットのS極は、回転体のマグネットのS極より遠ざかろうとする。
これにより、発電体のマグネットには部分的に吸引力が加わり、発電体を回転させようとした場合、円運動が分散され、回転力を抑える傾向がある。
【0006】
したがって、本発明の発電機は、文献2の振動発電の発電方法を応用し、コイルに誘導電流を発生させる発電体に対し、吸引、又は反発力を与えるマグネットを全方向より、また、平行に配置して回転させ、その磁力により発電体を回転させて発電し、電気エネルギーを取得できるようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の発電機は、円形を成し回転軸を有しない複数のマグネット群から成る発電体の外周に複数のコイルを取り付け、その発電体のマグネット群に吸引、又は反発の磁力を与えるマグネットを移動部に複数配置している。
移動部のマグネットは、発電体のマグネットに対して平行に、回転する回転体に取り付けられ、その回転体を支えている回転軸を発電機の固定台で保持している。
【0008】
また、発電体の下部にベアリングを設けて発電体を支え、発電体の重量をベアリングで支えている。
一方で、複数のコイルも固定台に取り付けられ、各コイルからの出力は、電線にて制御部のブリッジダイオード、コンデンサー、抵抗に接続され、電気エネルギーとして外部に出力される。
【発明の効果】
【0009】
各コイルに誘導電流を発生させる発電体のマグネットに、移動部のマグネットを、平行に近づけて吸引力、又は反発力を均等に与えて回転すると、発電体のマグネットも移動部のマグネットに吸引、又は反発して滑らかに回転するようになる。
また、移動部のマグネットが発電体のマグネットに対し、全方向より、また平行に磁力を与えているので、均等に磁力が伝わり、吸引力も増す。
【0010】
これにより、発電体のマグネットに対し、全方向より磁界を加えて発電体のマグネット群を宙に浮かすことが可能となるため、無接触、無重力に近い状態となり、小さな力で回転することが可能となり、高速回転を維持できる。
(【0011】以降は省略されています)
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