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公開番号2024114147
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023019701
出願日2023-02-13
発明の名称脱臭機
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類F24F 11/64 20180101AFI20240816BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】室内の環境やユーザーの嗅覚に合わせた脱臭運転を行うことができる脱臭機を提供する。
【解決手段】制御部20は、温度センサ10で検知した温度又は湿度センサ11で検知した湿度が、所定の温度又は湿度より高い場合は第1の閾値を低くなるように補正したので、室内の温度及び湿度が高く、より臭いを感じやすい環境では、設定された臭気の閾値を下げてより少ない臭気でも脱臭運転を開始することができ、室内の臭気をより早く脱臭してユーザーの満足感を得ることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
器具本体と、
当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、
前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、
当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、
当該送風経路中に設けられ、空気中の臭気成分を吸着して分解する触媒を備えた脱臭フィルタと、
当該脱臭フィルタを通過した空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、
室内の臭気を検知する臭いセンサと、
室内の温度を検知する温度センサと、
室内の相対湿度を検知する湿度センサと、
前記臭いセンサで検知した臭気レベルと設定された臭気の閾値である第1の閾値とを比較し、前記臭気レベルが前記第1の閾値以上となった場合に前記送風ファンを運転する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記温度センサで検知した温度又は前記湿度センサで検知した湿度が、所定の温度又は湿度より高い場合は前記第1の閾値を低くなるように補正することを特徴とする脱臭機。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記送風ファンが運転中において、前記臭いセンサで検知した臭気レベルと前記第1の閾値より大きい臭気の閾値である第2の閾値とを比較し、前記臭気レベルが当該第2の閾値以上となった場合に前記送風ファンの回転数を上げる制御を行い、
前記温度センサで検知した温度又は前記湿度センサで検知した湿度が、前記所定の温度又は前記所定の湿度より高い場合は前記第2の閾値を低くなるように補正することを特徴とする請求項1に記載の脱臭機。
【請求項3】
前記送風ファンが運転中において、ユーザーより風量増加入力があった場合、前記送風ファンの回転数を上げると共に前記臭いセンサで臭気レベルを検知し、前記第2の閾値を当該臭気レベルに変更することを特徴とする請求項2に記載の脱臭機。
【請求項4】
前記送風ファンが停止中において、ユーザーより運転開始入力があった場合、前記送風ファンの運転を開始すると共に前記臭いセンサで臭気レベルを検知し、前記第1の閾値を当該臭気レベルに変更することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の脱臭機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、脱臭機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の脱臭機では、ガスセンサ及びほこりセンサで空気の汚れ度合いを検知し、閾値Th1以上になるとファンを回転させて脱臭運転を行っている。汚れ度合いが閾値Th1より低くなると、ファンの回転数を低下させると共に、ユーザーへの報知として臭気が除去できたかどうか確認するための質問を行い、ユーザーが除去できていないと音声又は動作で回答した場合は、ファンの回転数を上昇させ脱臭運転を再び行うことで、ユーザーの臭気に対する感覚を考慮した脱臭運転を行っていた。
【0003】
また、臭気が除去できていない回答が複数回あった際は、汚れ度合いの閾値Th1より低くなってもユーザーへの報知を実行せず、閾値Th1より低い閾値Th2より低くなるまでファンの回転数を維持していた。(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-136062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、脱臭運転が完了するたびにユーザーへの報知と確認を行うため、ユーザーが煩わしさを感じることがあった。また、一旦ファンが低回転になった後に、ユーザーの回答が臭気を除去できていないとした場合は再度ファンが高回転となるので、無駄な作業が発生してしまう。
【0006】
また、空気の汚れ度合いが低くても、温度や湿度が高い場合はより臭いを感じやすくなるため、ユーザーの臭気に対する感覚を十分に考慮したものではなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の脱臭機では、器具本体と、当該器具本体内に設置され空気を送風する送風ファンと、前記器具本体外の空気を取り入れる吸込口と、当該吸込口を通過した空気が流通する送風経路と、当該送風経路中に設けられ、空気中の臭気成分を吸着して分解する触媒を備えた脱臭フィルタと、当該脱臭フィルタを通過した空気を前記器具本体外へ送風する吹出口と、室内の臭気を検知する臭いセンサと、室内の温度を検知する温度センサと、室内の相対湿度を検知する湿度センサと、前記臭いセンサで検知した臭気レベルと設定された臭気の閾値である第1の閾値とを比較し、前記臭気レベルが前記第1の閾値以上となった場合に前記送風ファンを運転する制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記温度センサで検知した温度又は前記湿度センサで検知した湿度が、所定の温度又は湿度より高い場合は前記第1の閾値を低くなるように補正することを特徴としている。
【0008】
また、請求項2の脱臭機では、前記制御部は、前記送風ファンが運転中において、前記臭いセンサで検知した臭気レベルと前記第1の閾値より大きい臭気の閾値である第2の閾値とを比較し、前記臭気レベルが当該第2の閾値以上となった場合に前記送風ファンの回転数を上げる制御を行い、前記温度センサで検知した温度又は前記湿度センサで検知した湿度が、前記所定の温度又は前記所定の湿度より高い場合は前記第2の閾値を低くなるように補正することを特徴としている。
【0009】
また、請求項3の脱臭機では、前記送風ファンが停止中において、ユーザーより運転開始入力があった場合、前記送風ファンの運転を開始すると共に前記臭いセンサで臭気レベルを検知し、前記第1の閾値を当該臭気レベルに変更することを特徴としている。
【0010】
また、請求項4の脱臭機では、前記送風ファンが運転中において、ユーザーより風量増加入力があった場合、前記送風ファンの回転数を上げると共に前記臭いセンサで臭気レベルを検知し、前記第2の閾値を当該臭気レベルに変更することを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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